演出:長江俊和
脚本:ブラジリィー・アン・山田、長江俊和
出演:中村雅俊、黒谷友香、石井正則、葉月里緒奈、山本圭、原田大二郎、大河内浩、野際陽子
【あらすじ】(公式サイトより抜粋)
民俗学者の竹之内春彦(中村雅俊)は文化庁からの依頼で「漬け物100選」を選定するために京都を訪れていた。漬け物屋を回る春彦のもとにタウン誌の記者・千里(黒谷友香)がやってきた。京都にまつわる呪いや怨霊について聞きたいというのだ。春彦は千里に宿を紹介してもらう代わりに晴明神社などを案内する。
千里が紹介した宿はすみれ(野際陽子)という女将が切り盛りする京都の老舗旅館。千里はすみれの息子・ゆたか(石井正則)と幼馴染だという。ゆたかは京都府警捜査一課の刑事だが極度のおっちょこちょいで、旅館のロビーで偶然出くわした春彦の前で捜査資料を落としてしまう。春彦は散らばった資料の中から式札(しきふだ)の写真を見つける。式札とは陰陽師が使役するしもべ・式神(しきがみ)が書かれた紙だ。ゆたかは1枚の写真からそこまで見抜いた春彦に捜査への協力を依頼する。この式札は九条山で見つかった刺殺体の口の中から発見されたものだった。
翌日、西院のホテルで撲殺死体が発見された。そしてこの死体の口の中からも式札が見つかる。春彦は2枚の式札が平安時代の陰陽師・安倍晴明が使役していた式神のものだと気付いた。安倍晴明は12人の式神を使役していたことから、これからも事件が続く可能性がある。春彦は推理の材料を探すため、第一現場の九条山を訪れる。
数日後、筆跡鑑定から2枚の式札が船岡山にある葛之葉斎社(くずのはさいしゃ)の陰陽師・葛之葉奈津子(葉月里緒奈)が書いたものだとわかった。葛之葉斎社を訪れた春彦に、奈津子は自筆の札だと認め陰陽道の術を使って人を呪い殺すことができると語る。
▼ 原作小説。
京都五芒星殺人物語 (ジョイ・ノベルス) | |
秋月達郎 | |
有楽出版社 |
○
TBS系列の「月曜ゴールデン」で昨年9月10日にオンエアーされていたようなのだが、オイラは見逃していたのであった。(T_T)
DVD化されていないのだが、なんとか動画を入手することができたので視聴してみました。
「呪い」、「怨霊」、「陰陽師」、「式神」、「五芒星」、「連続殺人事件」と、おどろおどろしい要素が目一杯なのである。これでオモシロくないわけがない!(笑)
ラスト30分の、広げた話を強引なロジックで終結させる怒濤の竹之内センセの推理力に脱帽いたしました~。まだ納得していないのに、無理矢理相手に丸め込まれてしまったような気持ちになりましたが、それはそれでまた良しなのであります。\(^_^)/
京都ロケも、ちゃんとされていました。錦市場、晴明神社、京都駅ビルなどなど……。
旅館からねねの道に出ると鳥居本になり仁和寺に着いてもエエじゃないか!
○
さて、ここからが本題です。
最初の殺人事件が起こったのが九条山の山中なのですが、九条山はどこにあるのでしょうか? ロケ地ではなく、実際の九条山山頂へ行ってみたい!
地図に載っていないのである。(T_T) 気になるよ~。
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