なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-

2014-03-11 00:03:11 | テレビ
鴨、京都へ行く。―老舗旅館の女将日記―DVD-BOX
松下奈緒,椎名桔平,かたせ梨乃
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

 演出:永山耕三、兼崎涼介、並木道子
 脚本:森ハヤシ、酒井雅秋、岩下悠子
 出演:松下奈緒、椎名桔平、若村麻由美、笹野高史、伊武雅刀、松平健(特別出演)、かたせ梨乃

 【あらすじ】 from amazon
 東大卒の財務省キャリア官僚という“超"がつくエリート女子・上羽鴨(うえば・かも)(松下奈緒)は、京都の名旅館『上羽や』の女将を務めていた母の急逝により、新米女将に転身。必死に努力して手に入れた自由と成功を手放して、借金まみれの旅館の経営を迫られる羽目に。右も左もわからない女将家業にてんてこまいし、母が築いた名旅館の評判は急降下、従業員からも総スカンを食らう。そんな大ピンチの鴨の前に、計算高くて頭のキレる外資系コンサルの金融マン・衣川周平(椎名桔平)が現れる。一癖あるこの京男と、いがみ合い、騙し合い、足を引っ掛け合いながら、なぜか段々と凸凹バディを結成し、ともに旅館再建に挑むことに…!? 

 去年4月~6月、フジテレビ系列で放送されていた連続「現代版・細腕繁盛記的ハートフルコメディ」テレビドラマ。全11話。

 当時のオイラは第1話を見逃し、第2話、第3話を見たのだが、いまいち人間関係が把握できずドラマにハマれなかった。そのままフェードアウトしてしまっていたのだが、今回、DVDを全話レンタルしたのだった。


 某局の京都ロケドラマに京言葉はあまり出てきまへんが、このドラマでは主要登場人物の皆さんが京言葉を喋ってはるのがよろしおすな~。
 全編オール京都ロケ。
 京都市東山区「蔵屋町通助門前上ル鈴音町」という架空の住所に建つ架空の老舗旅館「上羽や」が舞台。旅館内部の撮影は東映のセットやと思うんですが、外観は東山区問屋町通五条下ル三丁目西橘町の晴鴨楼

 このように市内のロケ地をタンノするんも、このドラマの見どころのひとつですが、オイラ的には本心を垣間見せないイケズい京女を演じたかたせ梨乃と若村麻由美が一押しですぅ。「真綿で首を絞める」ゆーたとえは京女にこそふさわしいですな、たぶん。彼女らが話す、やらこい京言葉のイントネーションがホンマ怖かったですわ~。

 トリックスター的役どころの椎名桔平も、エエ味出してはりましたな。

 古い伝統を守りつつも変化し続けなければ先細りしてしまう老舗旅館は、「京都」の街とよく似ているなあと感じました。

 ただ、京都の街は、古都保存法や世界遺産がある限り景観的変化はあきまへん。オイラでさえ、お東さん阿弥陀堂修復用の白い素屋根に未だ違和感があるぐらいですさかい。

 とりあえず、「京女のコブシに当たったら痛い」ゆーことだけは肝に銘じて生きていこう。(T_T)/~~~



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