なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

NHKスペシャル「中継 京都 祇園祭 千年の謎」

2014-07-28 00:07:28 | テレビ

 【初回放送】
 2014年7月23日(水) 午後7時30分~8時43分

 【内容紹介】 from 公式HP
 古都1000年の祭、祇園祭。7月の京都市内には、33基の山(やま)や鉾(ほこ)と呼ばれる、山車が並び立つ。目を引くのは山鉾を飾る、絢爛豪華な「懸装品(けんそうひん)」。しかもその多くは、数百年前に海を渡って京都へやってきた東西の一級の美術品だ。16世紀ベルギーで織られた国宝級のタペストリー、「世界に一枚」といわれる17世紀ムガール帝国の掛物、サファヴィー朝の王侯貴族の金銀入りじゅうたん・・・世界中から集まった貴重な宝の数々、「動く美術館」とも称される。しかし、そうした至宝たちは、なぜ、どのような物語を経て、京都にたどり着いたのか。記録はほとんど残されておらず、すべては「謎」に包まれてきた。
 番組では、祭の熱気が頂点に達する7月23日の「宵山」の夜を生中継しながら、「山鉾の至宝」に秘められた謎を解いていく。VTR部分では、ミステリーハンターに扮する女優・栗山千明が時空を越える旅をしながら、懸装品の謎に挑む。また「日本一の金持ちと権力者が集まる」といわれた、16~17世紀の京都の洛中図を3次元CGで再現するなど、祇園祭に秘められた知られざるドラマを描く。海外からやってきた至宝たちの謎をひも解き、封建時代の歴史の「定説」をくつがえす、京都の驚くべき姿、物語の数々、さらには世界の覇者たちの栄枯盛衰の歴史に迫る。
 出演:栗山千明(女優)、三宅民夫(アナウンサー)など

 先ほど、録画していた番組の視聴完了。

 「ゆく年くる年」的な空気感を醸しつつ、山鉾の懸装品にまつわる世界的なスケールの物語に迫るという壮大な番組でありました。

 それにしても、番組内で紹介された懸装品は山鉾のごく一部。まだ紹介されていない山鉾のタペストリーや意匠はたくさんございます。それらひとつひとつにも、どんな物語が秘めらているのるかと考えると、これからは山鉾を見る目が変わってしまいますわ。

 世界に一枚しか残っていない絨毯を懸装品に使うなんてスゴすぎ。ハレの舞台に、ハレの品々を惜しみなく披露する京都の町衆の意気込みに感服です。

 幕府が江戸にあっても、首都は京。
 当時の室町、新町界隈は、日の本の中心の大ビジネス街であったわけで、とりわけ三条、四条通はハレ中のハレのメインストリートやったんでしょうね。

 京都中華思想万歳!



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