青森県出身の太宰治が『津軽』の紀行文の冒頭で七つの雪を並べています。
『こな雪、つぶ雪、わた雪、みず雪、かた雪、ざらめ雪、こおり雪』
新沼謙冶の『津軽恋女』でも ♪津軽には七つの雪が降るとか こな雪つぶ雪わた雪ざらめ雪 みず雪かた雪春待つ氷雪
これらの雪は 降る状態じゃなく すべて積雪状態を表す言葉だそうです。
粉雪とわた雪、ざらめ雪は分かりますが つぶ雪ってどんな雪かな?
ちょっとお知恵を拝借してきました。http://d.hatena.ne.jp/bluesapphire/20051210/1134274319(この方にお許しを頂きたくコメントを残そうと思ってもコメント欄が開かないの。だけどリンク・引用歓迎と書いてあるので頂きました。)
この他に私は『風花』があると思うんだけど・・・・(俳句の季語)
今日の山形市内は晴れ、最高気温が4.0度 最低気温がマイナス2.7度 積雪量は25センチ。 雪の状態は、かた雪(?)
しかも想像で。
同じ物を、色々な言葉で表現するのは日本語くらいらしいです。
季節に敏感な日本人らしいですね。
なので、上空に雪雲がない場合が多く、晴れた空から雪が舞い落ちて来ることもよくあるからね。
今年の冬は暮れに1度風花が舞っただけで、まだ積もるまでは降っていない。
カマキリの卵も低い位置にあるので、今年は雪が少ない?。
去年の雪は「100年に1度あるかないか」というレベルなので、今年はあれほどの大雪は降らないだろうがね。
これは余談だが、日本語の表現の複雑さは「文字の多さ」にあると思うよ。
漢字、平仮名、片仮名。
その組み合わせは気が遠くなるほど多いのだから。
人名漢字には「当て字」も多いので、日本人でさへ読むのに苦労する。
雪片の直径が1mm未満の物を「霧雪」、
直径1mm以上のものを「雪」とする…夢が無い表現だ^^;
「雪は天から送られた手紙」であると表現したのが
北海道帝国大学で、初めて雪の結晶を人工的に作った
「中谷宇吉郎先生」であります。
顕微鏡下で雪の結晶を見ることが出来るのは、
本当に条件の良い(寒い)時だとか…ブルブル(御免だぁ)
今日の山形は 最高気温が6度もあったせいか 2センチ消えて 積雪量は23センチになりました。
ここ数日 雪が降らないので運転も助かっています。
このまま春になるといいけど そうはいかないみたい・・・・
それから私は『風花』って良い言葉だなぁ、と思いました。
「カマキリの卵が低いと雪が少ない」と そちらでも言うのですか?
俳句での「落とし文」・・・ これは何かの卵なんだってね。
ぼた雪などが コートに付くと 結晶らしき形に見えますが あれは結晶じゃないのですか?
そちらの方は 雪が多そうですね。
雪下ろしには 気をつけてくださいね。
今日も白鷹町で 亡くなった方がいましたね。
何しろ、滅多に雪の降らないこちらでも、2メートル以上の高さの枝に生んでいることもあるのだから。
そういえば・・・・。
秋にかなりの数のカマキリを見かけているのに、何故か卵はあまり見つからない。
道路で車に轢かれているのも多かったので、そのせいかも。
こちらは金曜日くらいに雪が降るかもしれないが、こちらでは雪が降ると「春が近い」などとも言うがね。
関東沿岸を低気圧が通る(南岸低気圧というが)と雪が降りやすいのだが、南岸低気圧は冬型の気圧配置が緩むとよくやって来る。
関東と東北では全く気象条件が違うからね。
冬来りなば春遠からじ。
ところで、こちらで風花が舞うのは風が強い日が多い。
なので、あまり良いイメージはないけどね。
それでも道路は大渋滞&事故多発。
こちらでは雪の注意報、警報発令の基準が、24時間での積雪が5cmで注意報、20cmで警報となっています。
恒例の質問攻め、毎度ありがとうございます。
キイロヒガナガオトシブミ♀の画像をどうぞ^^;
http://blog.goo.ne.jp/yumeya2008/e/eaf5aa4324731ec69dfc9ffb06d69203
日本には23種ほどオトシブミが生息しているらしく、
♀は広葉樹の若葉を巻いて、子どものゆりかごを作ります。
オトシブミに似た昆虫でチョッキリという種類もおりますが
公然と人に言えないことを巻物にして落としたものが(落書)
この巻物になぞらえたのが名前の由来のようです。
気になる女の子の前に、愛の落し文を…などという世界も
あったようではありますが、さくら子ちゃんの前に落とす
勇気のある奴はおらんものかのう…^^;
雪の結晶については、また今度ということで
広い意味ではカブトムシと同じ仲間の甲虫で、種類は結構多いようだ。
なので、我が屋の庭にも沢山ぶら下がる。
穀物につく害虫として有名な「コクゾウムシ」も近縁で、「チョッキリ」も同様。
オトシブミはそれほど深刻な被害はないのだが、チョッキリには毎年悩まされる。
かなりの数のバラのつぼみと、スモモ、プルーンの幼果が被害に遭い、「収穫ゼロ」という年も。
ゲリラのように出現するので、有効な対策は少なく、半分諦めているが・・・・。
それで肝心のオトシブミだが、5ミリあるかないかの小さな体で、実に器用に葉を丸める。
作るのはすべてメスで、丸める途中で卵を1個産みつける。
作る過程を見たことがあるが、その巧みさには驚かされるから。
ついでなので書いておくが、雪の結晶は普通に見られるよ。
黒い紙の上に受ければよく見えるが、温度が高いとすぐに解けて形が崩れる。
コートや髪に落ちると体温で解けやすいが、それでも結晶に変わりはない。
気温の違いで千変万化するので、見ていて飽きないよ。
一概には言えないが、気温が低いほど結晶は小さくなる。
それと、また余計な「さま」がついているよ(笑)。