施餓鬼会

2014-09-02 | Weblog

この本を読んでいると 眠くなるだけで なかなか読み進めません。

そんな時 母から 「来週のお施蛾鬼はお願いね」 と言われました。

(お施蛾鬼って何? どうして私が行かなければならないの

この本を読むより 一日で分かる般若心経だよ、の言葉を信じ 私が行くことになりました。

(結局 家族がそれぞれに用があって それで消去法で私に)

私は初めての参加です。

流れは前日聞いて来たので まずは墓のお掃除、お参り。

そして位牌堂に行ってお参り。 それが済んだら 受付に行き 卒塔婆のお金を払って 席に着く。

教えられたとおりにやりました。

 

開始時間になりました。 

導師8人が 鈴を鳴らし入壇

50分間もお経が続きました。

最後に紙でできた桜の花びらのような物を撒きました。

これを散華(さんげ)と言うのだそうです。

お尚様たちが下がられたので みんな前に出てこの散華を拾ってました。

私も急いで3枚拾いました。

続いて この寺のご住職さんの講和がありました。

すべての人々には餓鬼の心(むさぶる心・自己中心の考え)がある。そのため施餓鬼会では、餓鬼に施しをする功徳で先祖供養をするとともに 自らも餓鬼の心を起こさないようにと自戒する機会が お施餓鬼です。」 と話した後 

「先ほど 散華しましたが お一人一枚でいいのです。何枚も持っている人は むさぶる心・自己中心の心が有る方です。どうぞ持ってない人に分けてあげてください。」と言うのです。

恥ずかしい事に 私はトランプのように 3枚ずらして片手で持っていました。

後ろの方に1枚差し上げました。他の方はみなさん持っていたようです。

その後 全員で食事して終わりでした。

 

私は「一日で分かる般若心経」の意味が 少し分かって来たような気になりました。

散華は 1枚は私、1枚は母にあげました。