THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

リクルートはなぜ中国で成功する?

2009-01-21 22:29:42 | Weblog
今続々と日本企業が、中国に進出してる。しかし、成功してるとは言いがたい。

中国人にアンケートを取った所、

日系企業は「格好悪い」と言う結果が出たらしい(日経ビジネス2009/1/12参照)。


しかし、成功してる会社がある。その社名はリクルート。

ホットペッパーなどで有名な会社。


その成功の要因は、能力主義人事らしい。


この会社の歴史をひも解くと、江添氏と言う創業者がいる。

あの「リクルート事件」と言う汚職事件を起こした張本人である。


彼は、東大の教育学部を卒業し、学生の時からやっていた、東京大学新聞

の広告の会社を立ち上げる事に。その新聞には多くの大企業が、求人を載せ

東大だけでは無く、法政大学、早稲田などの私学も参加していたらしい。


これが、求人広告のリクルートの始まり。

リクルートが、初めに入っていたビルが、森ビルの第一号である新橋。

この理由は、東大教育学部の先輩の森氏(森ビルの創業者)

が屋上を使わせてくれたかららしい。


リクルートの創業者と、森ビルの創業者が同じ大学の先輩後輩とは、何とも

凄い話。


東大と言えば、赤門のある本郷と言うイメージが強い。

しかし、江添氏と森氏はその校舎では無く

東京の渋谷区の駒場にある、駒場東大前の校舎だったらしい。


だから、学生運動などにも参加せず、自分の生きる道を爆走したのかも知れない。


この様に、教育学部と言うバックボーンのある江添氏が、リクルートと言う会社を

創ったからこそ、人が育つ企業になったのかも知れない。


能力の高い官僚を作る為に、東大が創られた。しかし、そこから産まれた

DNAが、官僚では無く【リクルート】と言う巨大な会社を作り出し、

日本中いや世界中に【リクルートのDNA】をバラまいてる。



俺の個人的な意見は、「リクルートとは攻撃的な官公庁」なのかなと思う。

気候と文化のと経済の関係性を考える

2009-01-21 19:36:13 | Weblog
【気候】と【文化】と【経済】は密接に関係してると思う。


猛暑の時、部屋にクーラーが無かったら部屋で勉強しますか?

俺ならしない。だから、アフリカの人は勉強せずに、外で水浴びや

かけっこをしてたから、学問が発達せず身体能力の高いスポーツ選手を

輩出して来た。


それに対し、ロシアの様な寒い国は、ロシア文学と言うジャンルがある様に、

寒いと外に出るのが、面倒くさくなる。


すると、家にこもり小説や学術書を読む機会も増える。日本文学も気候の

寒い東北が舞台の作品が多い。



日本は、四季がありバランスのよい気候だから、文化が発達し、

そのベースに経済が発展して行った。


この様に、今の先進国は気候に恵まれてる。

しかし、クーラーなどの技術の発展で、気候の差はあまり経済発展に関係なくなってる。



ただ、この名残が今のG7やG8などに関係してるのは間違いない。



まとめると、文化や経済の発展は気候により大きく影響する。

もしかしたら、今の排出量削減やゴアの環境問題提起も、この辺の考えがベースになってる

可能性がある。



環境をコントロールする国が、世界(地球)をリードする様な気がする。