民主・永田氏進退、判断先送り「当面休養」

　民主党の永田議員は堀江メールの件で一旦は辞意を表明したものの、民主党本部は判断を先送りして「休養」扱いにするそうだ。「思い込みで行動」とはずいぶん軽率な話だが、政治家の出処進退についてとやかく言うことはするまい。「精神的に不安定で気持ちが揺れている」ということであれば、療養に専念して早く完治して、民主党の大好きな言葉である「説明責任」を果たしていただけるものと期待している。中身に乏しい話ではありますが、一応ことの成り行きをフォローしておきます。

(参考記事)
[永田氏進退、判断先送り＝「思い込みで行動」、当面休養－民主]
　民主党は23日夜、党本部で役員懇談会を開き、ライブドア前社長の堀江貴文容疑者が武部勤自民党幹事長の二男への資金提供をメールで指示したと指摘した永田寿康衆院議員が辞職の意向を伝えてきたことへの対応を協議した。席上、永田氏の進退問題の扱いを一任された鳩山由紀夫幹事長が永田氏について「精神的に不安定で気持ちが揺れている」と説明。これを受け(1)同氏の進退の判断は当面先送りする(2)引き続きメールの真偽を確認する－ことで一致した。永田氏は同夜、都内の病院に入院、当面休養する見通しだ。
　前原誠司代表ら執行部は結束して事態打開を目指す方針だが、「堀江メール」の信ぴょう性の立証は事実上困難となっている。このため同党が被った打撃は大きく、執行部の求心力低下は避けられない情勢だ。
　鳩山氏は役員懇談会に先立ち、永田氏と面談した。懇談会後、鳩山氏が記者団に語ったところによると、同氏に対し永田氏は「議員を続ける中でしっかりと頑張っていきたい。国民の批判を正面から受けて、努力をしていきたい」などと辞意を否定したという。同時に、永田氏は「自分の思い込みで行動し、国民や党に迷惑を掛けた」と述べ、メールの真偽に関して、確証がないまま衆院予算委員会での追及材料としたことを認めた。　
（時事通信） - 2月24日1時0分更新

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