猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

民主党代表選挙で小沢一郎氏を選出

2006-04-08 01:11:10 | 政界・政治全般
 7日午後行われた民主党代表選挙では、小沢一郎氏が選出されましたが、関連の報道記事をいくつかまとめておきます。単なる新聞の切り抜きみたいなエントリーですが…。
 (参考記事1)の最後の「ただ、今回の代表就任は、偽メール問題というハプニングが引き金となったものだが、小沢氏自身は、早い段階から民主党の中枢に身を置いて政権交代を目指すシナリオを描いていた節がある。」というのが、何とも思わせぶりな書き方ではあります。



(参考記事1)
[小沢氏宣言「わたし自身が変わる」=窮地の民主救えるか]
 民主党の新代表に小沢一郎氏が選出された。自ら率いた旧自由党を解党し、民主党に合流して2年7カ月。「がけっぷち」に追い詰められた民主党の再出発の先頭に立った小沢氏は記者会見で「自己変革」の必要性にまで言及した。小沢氏に付きまとう「こわもて」のイメージを払拭(ふっしょく)して、指導力を発揮する決意を示したものだ。果たして小沢氏は究極の民主党救世主となり得るか-。
 ◇イタリア映画のせりふも引用
 「まず何よりもわたし自身が変わる」。7日午後、都内のホテルで開かれた両院議員総会。投票に先立つ立会演説会で小沢氏は、イタリアの名画「山猫」の中で、主役が変革を訴えた場面に感銘を受けたと紹介し、そのせりふを引用しながら、「政治生命のすべてをつぎ込む」と強調した。
 小沢氏の強権的手法を警戒してきた中堅議員は、「一方的押し付けはしないという意味ではないか」と評価。小沢氏を支持した若手議員からは「小沢氏がイタリア映画の話をするなんて、イメージが変わった」との声も。
 ただ、今回の代表就任は、偽メール問題というハプニングが引き金となったものだが、小沢氏自身は、早い段階から民主党の中枢に身を置いて政権交代を目指すシナリオを描いていた節がある。 
(時事通信) - 4月7日23時0分更新

(参考記事2)
[民主新代表に小沢氏、菅・鳩山両氏は重要ポストで処遇] 
 民主党は7日午後、都内で両院議員総会を開き、「偽メール」問題で引責辞任した前原誠司・前代表の後継に小沢一郎氏(63)を選出した。
 小沢氏は元代表の菅直人氏(59)に47票の差をつけた。党再生が問われる中、小沢氏の強力な政治手腕に期待する声が広がったことが勝因とみられる。
 小沢氏は菅氏と鳩山幹事長を重要ポストで処遇し、挙党体制を確立したい考えだ。民主党にとって、失墜した国民の信頼をどう回復するかが、最大の課題となる。
 両院議員総会は、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで開かれ、党所属の衆参両院議員192人のうち、191人が出席した。
 小沢氏は投票前の演説で、「来年の参院選で与党を過半数割れに追い込み、衆院選で一気に政権交代を果たす」と小泉政権との対決姿勢を鮮明にした。自らの基本政策については、「公正な国づくり」や「共生」をキーワードに据えることを表明した。
 同時に「まず私自身が変わらなければならない。みなさんに支えてもらいながら、民主党を改革しよう」と訴えた。
 投票では、有効投票191票のうち、小沢氏が119票と過半数を獲得し、菅氏を47票差で破った。任期は、前原氏の残り任期である今年9月末まで。
 小沢氏は代表就任の記者会見で、新執行部の人事について「菅氏とは二人三脚、鳩山氏も含め3人で力を合わせてやることも考えなくてはいけない。オールスターで皆がそれぞれの特徴を発揮する体制ができればいい」と述べた。
 「菅代表代行・鳩山幹事長(再任)」「菅幹事長・鳩山代表代行」などの布陣が検討されている。8日午後に菅、鳩山両氏と3者で会談したうえで、人事の骨格を固める意向だ。
 民主党の基本政策については「今の時代に対応できる理念と基本政策を示すことが何よりも大事な民主党の役割だ」と述べた。そのうえで、「9月の代表選に合わせて自分の考えをまとめ、党員・サポーターに提示し審判を仰ぐ」と語った。
 小沢民主党にとっては、23日投開票の衆院千葉7区補選が最初の試金石となる。民主党内には、小沢氏の政治手法や政策に批判的な議員もおり、全党的な協力態勢を築けるかが、当面の課題となる。
(読売新聞) - 4月8日0時1分更新

(参考記事3)
[石原都知事]民主新代表の小沢氏…「私は評価しません」
 東京都の石原慎太郎知事は7日の定例会見で、民主党代表に選出された小沢一郎氏に触れ、「私は彼を評価しません。あの人ほどアメリカの言いなりになった人はいない。大した党にならないと思うね」と酷評した。
 石原知事は「(小沢氏は)自民党を牛耳っていた金丸信元副総裁らを背景に自民党幹事長を務めたが、アメリカに言われて、造らなくていい公共工事をやって、湾岸戦争の時は、一瞬にして戦費支出を決めた。自民党で一番いい思いをしたのは、あのグループ(旧経世会)じゃないの」と指摘。「テレビで見たけど、小沢君の言うことは非常に観念的、抽象的。菅君はべらべら政策の話をしたけど薄い感じがしたね」と、代表選で敗れた菅直人氏についても批評した。【北村和巳】
(毎日新聞)--2006年04月07日22時04分  


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