猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

中国資源外交―アフリカからも噴き出す警戒論(読売社説)

2007-02-19 16:12:44 | 外交・国際問題全般
 中国のなりふり構わぬ「資源外交」は、エゴイズム丸出しの前近代的スタイルである。中国は最近資源獲得のためにアフリカ重視の方針を明確にしているが、そのやり方には援助の被供与国であるアフリカの国々からも警戒を招くようになった。当然のことである。詳細は、読売社説に詳しいので参照されたい。  ODAは国益を考えて行なうべきだといっても、なにがしかの倫理的な理念がなければならない。我が国の対外開発戦略におい . . . 本文を読む

南太平洋のツバル、海面上昇で国土侵食―海外移住を考える住民

2007-02-19 15:56:31 | 環境・防災・エネルギー
 先日南太平洋の島嶼国キリバスの大統領が来日して、地球温暖化に伴う海面上昇による国土水没の危機を訴えた。同じ南太平洋の島嶼国ツバルでは、海面上昇による浸水や海岸浸食が深刻化しており、写真の通り現に冠水する地区も現れている。住民の多くが海外移住を考え始めている。  国家の三要素は、国土、国民、主権であるとよく言われる。そのうちの国土が、いわば気づかぬうちに「侵略」されているようなものである。実際に水 . . . 本文を読む