遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

魚大好き

2014-06-12 23:35:02 | たわごと
今日の日中は小雨だったり、やんだり、本降りになったりでしたが、夕方には本格的な大雨になって警報が出ました。今日の昼はたいした雨でもなかったので、市内の浅野川で漁協による解禁前の鮎の試し釣りがあったそうです。金沢は市内で鮎釣りできるんスよ。
アユの成長確認 金沢漁協、浅野川で試し釣り (北國新聞)
漁協組合員11人が毛針釣りと友釣りで糸を垂らし、1時間で約30匹を釣り上げたそうです。体長は友釣りが14~18センチ、毛針が14~17センチ。釣りをしないんで、釣果としてどうなのか分かりませんけど、「少なかったが、大きなアユが目立った」らしいです。
上の写真は、土佐の鮎。土佐はカツオやマグロだけじゃなくて、川の魚も美味いんですよ。四万十のウナギもサイコー♪

ニホンウナギを絶滅危惧種に指定 国際版レッドリスト(朝日新聞) - goo ニュース
僕的には「なにを今さら」っていうニュースが出ました。国際自然保護連合(IUCN、本部スイス)は12日、絶滅の危機にある生物の情報を載せた「レッドリスト」の最新版を発表し、ニホンウナギを絶滅危惧種に指定しました。環境省がまとめる日本版では昨年指定されています。
はい、みなさん、食べるのやめましょう。やるべきことはひとつです。分かってるはずです。分かってて喰うということは、「絶えてもいい」ということ。僕はそうは思わない。日本のウナギを食べる食文化を守りたいなら、我慢しないといけない。とにかく、コンビニで安く売ってたり、牛丼屋が出せる状況が続くとアウトだ。僕が子供のころは、高くて簡単に食べられる魚じゃなかったです。その頃に戻るだけのこと。

マグロもそう。
マグロ入漁料、1日100万円=太平洋諸国が大幅値上げ(時事通信) - goo ニュース
太平洋8カ国で構成するナウル協定加盟国(PNA)は12日、豊かなマグロ・カツオ漁場として知られる加盟国水域への入漁料を2015年から1日当たり1万ドル(約100万円)へ引き上げることを決めました。今は6000ドルらしいんだけど、しょうがないね。『マグロ・カツオ』とひとまとめになってるのは、たぶんどっちも英語で"tuna"だから。おいらには全然別もんなんだけどねぇ。w
これから温暖化で海面上昇確定で、太平洋諸国は大変だろうし、入漁料で儲けられるならいいと思う。日本も太平洋の島国なんだから協力すべきだ。水産資源の国際管理はこれからとても重要だし。

じゃあ、養殖に未来はあるかというと・・・負の面もあります。まあ大切なんだけど。
世界で売られる“奴隷労働”養殖エビ 日本にも拠点…国内流通か(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
偽エビ騒動でわかったことですが、日本で食べられるエビのほとんどが東南アジアでの養殖もの。安定した品質で量を確保できるとすれば、自然のものはダメでしょう。そういうものには『旬』ってのがある。田舎に住んで初めて分かることなんだよね。自然界から穫ってくる食材の値段は、季節で変わるのが「自然」なのだよ。そうでなければ、人為的なカラクリがどっかにある。
海外から安く大量に確保できている食材が、我々の知らぬ間に記事にあるような“奴隷労働”のお世話になってる可能性は常にあります。農産物がそうであるのと同じです。もちろん、他国の経済活動に口を出せるものではありません。しかし、いわゆる『フェアトレード』を意識して購入する試みはありだと思います。

本日のお酒:連峰白山 + SUNTORY THE PREMIUM MALT'S 香るプレミアム
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする