遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

もうすぐW杯

2014-06-09 23:50:47 | たわごと
今日、夕日がきれいでした(上の写真)。太陽って、けっこう早く沈むんスよ。あっという間です。露出あわせて構図作ってるうちにどんどん沈みます。地平線に隠れだすとどんどん明るさ変わります。もうたいへん。幸い見つけたんが、アパートを階段使って出るところでして、沈むに連れてカメラ抱えて階段を駆け上がって沈む太陽を追いかけるという技が使えました。日本海側は太陽が海方向へ沈むので、サンセットの空の色がきれいなんですよ。

サッカー・ワールドカップの経済学…優勝国は株価が上昇する?(産経新聞) - goo ニュース
さて、もうすぐ始まりますね、ワールドカップ♪ 
〈以下引用〉予選開始から決勝戦までの1カ月間の株価変動率を調べると、優勝国は平均でMSCI指数を0・9ポイント上回った。実際に優勝すると、さらに株価は調子づく。決勝戦から1カ月後の優勝国の株価変動率は、平均で3・5ポイントほどMSCI指数を上回った。決勝戦からの1カ月間で、優勝国の株価変動率がMSCI指数を下回ったのは日韓共催の02年だけである(いでんや注:優勝したのはブラジルでした)
株価変動率を回帰分析すると、優勝国の決勝戦前1カ月と決勝戦後1カ月の間にも正の相関関係がある。優勝すると、決勝戦後1カ月の株価パフォーマンスは決勝戦前1カ月の数値に0・98をかけて2・53を足した値になるのだ。決勝戦までの緊張感が一気に解放されて、相場観が上方修正するのかもしれない。

まあ勝った方が景気が良くなるのはいいことなんだが・・・さらに分析は続きます↓
〈あくまでも引用です〉一方で、決勝戦で敗北すると株価は横ばいにとどまる。準優勝した国の株価の決勝戦後1カ月の対MSCI指数変動率は平均で2・5ポイント上昇と決勝戦前1カ月の同2ポイントと大して変わらない。さらにいうならば、74年から10年までの10大会のうち、7つの大会で準優勝国の株価が決勝戦後1カ月でMSCI指数を下回っている。過去の準優勝国はオランダ、アルゼンチンとこれまたサッカー大国だが、期待の高まった決勝戦で敗北すると、国民感情が消沈して景気にも悪影響を与えるのだろう。
決勝で負けたら株式市場が下落~! 決勝戦に出られるだけでもすごいんだけどねぇ。しょうがないのかなぁ。(笑)
そんなわけで、スポーツとは関係なさそうなゴールドマン・サックスまでW杯の予想やってます。重要なんです。たぶん。w w w そのゴールドマンの予想によると優勝はブラジルだそうです。ランキングの差、国際試合での得点数、同失点数、W杯での対戦実績、開催国か否か、開催国の大陸に属しているか否か。以上の6要素を変数にしてゴールドマンがシミュレーションしたところ、ブラジルの優勝確率は49%と次点につけたアルゼンチンの14%、次々点のドイツの11%を大きく引き離したのです。僕はないと思いますけどね。ブラジルサッカーの英雄ペレのコメントを拾っておきましょう。ペレ氏でさえ、ブラジルが母国で優勝するとは断言していません。トーナメントの1回戦でスペインと当たる可能性があるからです。
「われわれは他のチームに敬意を払わなければならない。すべてのチームの実力がかなり拮抗しているからだ」

ネタ元のウォールストリートジャーナルの解説記事↓
W杯:欧州サッカーと南米サッカーの違い (THE WALL STREET JOURNAL)
結局のところ、W杯は南米対欧州の戦いなのです。南米の多くの有力選手が欧州でプレーし、キャリアのほとんどを欧州で過ごしています。そして、自分たちが幼い頃に習得したサッカーとは違うものを教えるために彼らは母国に戻っています。また、毎週の欧州リーグの衛星放送が今や最も有力な教授方法となっています。その一方で、前回W杯王者スペイン代表チームのショートパスをワンタッチでつないでいく「ティキ・タカ」スタイルのルーツは、南米のクイックタッチ・テクニックにありますです。欧州も南米サッカーから多くを学んでいるのです。
スポーツでも世界は密接に絡まり合い、単純な色分けで国々それぞれの力を判断できなくなっています。面白い時代ですね。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 連峰白山
コメント (5)
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