遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

梅雨空

2014-06-07 23:16:04 | たわごと
梅雨空になりました。今日の獅子吼は雲底が低く、上の写真のようなありさま。まあ、雲の傍を飛ぶというのは、なかなかに気持ちいいもんでして、あっしも雲の切れ目を狙って離陸して飛ばさせてもらいました。飛んでみると、雨粒がバシバシ顔に当たって、久しぶりの雨中飛行でした。水滴が空中に多いってことは、雲の発達は進んでなくてむしろ衰退気味ってことです。たいした吸い上げはありませんでした。
うちのパラグライダースクールの日記読むとパイロットは誰も飛んでないみたいでして、わしのフライトはなかったことになっとる。ま、わたしゃ金沢在住のビジターさんってことらしい。それでいいです。はい。

フライト後、鶴来の駅近くの飯屋「わか竹」で昼食をとりました。注文したのは天津飯。最近、自分の身近な店を巡って天津飯の食べ比べをしています。関東と関西で天津飯の餡の味が違うのをご存知ですか? 関西は透明な塩ダレか、醤油味の餡かどっちかなんですが、関東は甘酢にケチャップ味らしいんですな。んで、関西と関東の融合というか、区別のあいまいな地域北陸では、両方楽しめたりします。そして、ついに・・・「わか竹」でケチャップ味の天津飯を! まあ、中華料理屋じゃなくてお好み焼きとか焼きそばを出す鉄板焼きの店なんで、ケチャップ味でもしょうがないんですが・・・・。
今のところ、自分が一番なじんでいる王将の天津飯がしっくり来るんですが、今はもう店を閉めてしまった鶴来町の天翔という中華料理屋さんの天津飯が僕の中で最高に美味しかったです。思い出って、美しくなるもんですなぁ。

昼食後、研究所で軽く仕事をしました。それから久しぶりの1000M泳。右足首にはまだ痛みが残っています。

サッカー日本代表 ザンビアに4-3で逆転勝利(dot.) - goo ニュース
2戦連発の香川、失点続く展開に「W杯じゃなくて本当によかった」(SOCCER KING) - goo ニュース
問題は勝ち負けではなくて、失点と得点。失点され方が、あまりよろしくない。昔、日本代表チームはセットプレーでしか得点できなくて、流れの中での得点がなかったのをすごく批判されていましたが、今は流れの中で得点できるが、流れの中で失点しまくってる。意識して0-0で試合を締めようとしても、このチームは出来ないかもしれません。守備の司令塔がいない感じがします。

それはそうと、日本人選手すごいですよ。
全仏テニス・車いす、日本勢アベックV(読売新聞) - goo ニュース
全仏オープンを男女がそれぞれシングルで制覇しました。車いすで勝ったことを誇りに思っていいと思います。前の冬季五輪でも車いすスキーヤーがメダルを取りまくりました。日本がそういう先進国だってことはすごいと思うんですよ。いろんな意味で。
2020年に開かれる東京パラリンピックで日本のその分野のすごいとこをもっと見せつけるべきです。

ちょっと長い記事ですが、米国の新聞のスポーツ記事って濃密で素晴らしいんですよ。日本のマスコミのスカスカの内容の記事と比べると情けなくなります。
イチローのスーパーキャッチ、その極意とは? (THE WALL STREET JOURNAL)
子供の頃、大阪に住んでいたので、実際に球場へ行ってプロ野球を見る機会がありました。母がよく、実際にプロ野球選手の試合前のキャッチボールを見るだけでも価値があると言ってたのを覚えています。ホンモノの選手の持つホンモノの基礎の技術を直に見ることはとても大切です。そして、テレビが見せるものを全てだと思ってはいけないということも大切。
この記事ではイチロー選手が試合前にやる飛球キャッチの練習の意味を解説してくれてます。イチロー選手がやる「バスケットキャッチ」や「背面キャッチ」「後ろ向きキャッチ」の意味です。イチロー選手が日常的に行うスーパーキャッチは、ボールから目を離すなという古くからの野球の教えを超越する試み。この教えは特に外野手に当てはまるが、重要なのは逆。ボールから目を離さないという基本は初心者に当てはまりもので、これを超えるには見なくてもキャッチできる方法を身につける必要がある。イチロー選手は、他の選手はボールがグラブに収まるまで目を離さないよう練習するというが、自分はそうは思わない、見ないで捕る練習をし、こうした状況を体に覚えさせるのだと。
イチローと長く一緒にプレーした救援投手のマット・ソーントンは、かつてはファンを喜ばすためだけにスーパーキャッチを披露していると思っていた。ソーントンがヤンキースに移籍した今シーズン、イチローは壁に向かって体をよじらせながらジャンプキャッチをした。このときにマウンドに立っていたのがソーントンで、イチローはボールの軌道をほとんど追っていなかった。これを見たソーントンは、イチローがスーパーキャッチの練習をする意味を理解した。
そう、難しい外野飛球を捕るためには、ボールを見てキャッチする練習は役立たない。それでは取れない。間に合わない。理屈は分かるんだけど・・・ま、プロはすごいってことです。

本日のお酒:ASAHI コーラ&モルト + 連峰白山
コメント
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