衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

東京とパリとアントワープ その2

2006-11-27 10:42:32 | 衣・考
ヨーロッパ研修旅行のMより便りの一部をご紹介します。
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『ベルギーモード美術館』
現在活躍中のデザイナーのコンセプトやデザインソースを解き明かす展示方法が素晴らしい!衣デザインのAD(アパレル・デザイン)と同じ手法(※1)を「現物」で実現していて、うちの学生たちには解りやすかった。
 (※1)歴史のいくつかの年代からディテールをチョイスし合成する手法。
王立デザイン学生のデザイン画や作品の現物も沢山見られた。国の文化を自身が背負っている態度が、いくつも具体的に見られた。例えば、「古いカシミアのペーズリー柄のショール」を現代に蘇らせたデザインとして、「同じ柄をコーデュロイにのせてワンピースドレスにする」など。
セレクトショップ『ワルター』
ガレージを改造して入り口がビニールのシャッター(幅6~7m)で、アントワープ6人衆の1人ワルターのお店。
他の人の商品も置いているが、明らかにGARCONSの影響が強い。6人衆は皆そうだと思う。東京・原宿がソースの商品もあった。
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松本衣デザイン専門学校


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