衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

企業研修ー4年生の報告レポートよりー

2008-08-02 12:14:13 | 衣・考
4年生は3ヶ月以上の企業研修が必修です。

新宿伊勢丹の販売を1ヶ月終えたTさん。2,3日の帰省を経て、また東京青山にあるOEMアパレルでの製造企画研修中です。

昨日、報告メールが届きました。(以下その抜粋です)

ー略ーパターン、トワル作成、仕様書かきなどやってます。スケジュール管理の大切さと大変さを再認識しています。ほとんどの仕事が「今日の○時まで」といわれるので、朝のうちに1日のスケジュールを頭にいれ、突然の仕事にも対処しなくてはならなくて、毎日てんてこ舞いです。でも、そやっていてもサンプルが上がってきたりして・・・「やっぱり、ものづくりって楽しい」と、充実感、満足感を味わうようになっています。毎日9時過ぎまではたらいていても、いやだと思わないのが不思議です。
学校での衣服製作は、殻にこもっている感じでしたが、ここではチームで働いている感じが楽しいです。-略ー
「就職さえできればいい」と思っていましたが、技術職に就きたい気持ちが強くなっています。ー略ー


就職した卒業生は、決まったように「学生にもどりたい・・・・」と言いますが、企業研修は、学校よりも魅力あるのでしょうか?

個人にもよる、企業にもよる、というものですが、研修のほうが楽だと思う理由の1つには、「何をつくるのかを考える、なぜなのかを考える」というような、本質的な課題は、企業では、とくに研修生ではありえない、ということではないでしょうか?
仕事はいくらでもあるので「与えられる」のです。
研修生や新人というのは、言われたことをやればよいのです。たいていは。
松本衣デザインの3,4年生は「考えなさい」という課題が多いので、そういう部分がしんどいのでしょうか?

でも、「言われたことをやる」ができれば、上出来ですよ、新人は!

一歩一歩・・・・・ 
体験入学参加者募集中!申込みは以下のHPから
松本衣デザイン専門学校パソコン用HP
松本衣デザイン専門学校携帯用HP
[i] design club shop TO-YA HP

最新の画像もっと見る