衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

企業が求める人材は?

2008-08-01 09:46:10 | 衣・考
このところ、企業からの「採用通知」「不採用通知」が届きます。

あらためて思うことは「学校の成績優秀者」を採用しようとはしていない、ということです。

「成績優秀」というのは、かなり、閉じた世界のことですよね。
ひとりこつこつやっていれば、学校での成績優秀にはなるでしょう。

「社会で働く」ということは、それとは、かなり違うと思います。

まず、毎日毎日、とにかく通勤する、ということ(いやな人は、在宅の仕事を考えればいいよね)
出勤すれば「嫌なやつ」とも協力せねばならない。それができなければならない。

たとえ専門職(デザイナー、パターンナー、縫製、販売など)であっても、それ以外の雑用がワンサとあるのが普通の職場です。
好きな仕事を選んだはずでも、好きでない仕事もしなくてはなりません。

失敗もある。難題もある。注意を受けることもあたりまえの毎日です。

でも、自分の能力を発揮し、喜びを見出し、やっていかねば、給与をもらうことはできません。

専門学校で学んで欲しい最優先事項は、「学校と職場とは違う。職場はどうか?をイメージしつつ、訓練していく」という姿勢です。

仕事も、コミュニケーションも、専門も、すべてにおいて、です。

・・・・・ある程度の人生経験を経たら、ときには立ち止まって「この職場でいいのか?」ということも、考えて見ましょう。

個人生活よりも、会社規模のほうが、社会貢献度も、その反対も、影響大!なわけですから。

「人生のスタート地点」いうのは、先が長くて大変、とおもうことがあるかもしれないけれど、やはり、どうにでもできる!と信じて、やっていくというものでしょう。

大変なのは「自分コントロール」かな?
でも、「できるようになった!自分」に気づくのは、人生の喜びのひとつですよ。

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