衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

東京とパリとアントワープ その4

2006-11-29 14:23:10 | 衣・考
今日もMの便り「ヨーロッパ研修最後の夜」からです。
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パリの人がかっこよい理由は、とにかく姿勢と歩き方にあります。日本人は、遠目からでもすぐわかります。大抵がうつむき加減で、トボトボとダラダラとしているように見えます。
で、パリジェンヌになるコツをつかみました!!他人に見られる対象になるのではなく、常に相手を自分の方から見るのです。胸を張って堂々と!
で、やってみて、これは動物的に自分を強く見せることだとわかります。でも、日本ではその必要がないのです。平和な、安全な、ノーテンキな国なのです。
日本の若者よ、強くなれ!と言いたい。
ボーボワール橋を渡りながら、「女は女に生まれない。女になるのだ」の意味を10人ほどに尋ねましたが、正解は2人のみ。他は皆、「女を磨け!」という答え。
ほんと平和です。
セーヌがあまりにも美しいので、毎日毎日歩いたら、哲学している気分になれました。これで、Parisから最後です。

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松本衣デザイン専門学校


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