衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

装苑賞公開審査

2011-04-29 12:46:15 | 衣・考

学生の研修旅行で、装苑賞の公開審査をみました。

印象的であったのは、

審査員、山本里美さんの言葉でした!

佳作1位の受賞作を評して;出てきた途端、笑っちゃったんですよねー・・・・・・・・

いつもクールに表情を変えない、

作風もモノトーンの多い里美さんの評とは

意外!

でした。

審査員の中では最も若手の評としての意味を感じます。新しい時代の言葉。

登場した16人の作品の中で、

唯一、楽しさの感じられる、また元気な作風でありました。

震災の前の審査でも

同じ評価だったかなー???

とつい考えてしまいます。

震災は、

世のデザインをも変えるのだと思います・・・・・・・・

翌日は、21-21で倉又とソットサス展をみました。

そこで倉又の

「・・・・・・喜びが機能を越えなければいけない・・・」という意味のことば(正確な表現が不明ですが)に出会って

二つがつながるように思えました。

今、これから求められるもの

大切なことは

喜び、楽しみ、元気、快適・・・・・・・

というようなことでしょう。

それは、

人間が

ごく自然に求めるものでもあります・・・・・・

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写真はボローニャの街で


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