衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

就職活動に、芸術の勉強が必要なわけ・・・

2010-06-24 16:29:28 | 衣・考
6月18日分を、「下書き状態」で保存してありました。

今からでも読んで頂けると嬉しいです。

//////////////////////////////////////////

昨日は2年生のアパレルデザインのプレゼン;

一昨日の3年生衣服製作実習が尾を引いた、続きのような、きびしい講評が相次ぎました!

学生がちゃんと勉強していると、教師は嬉しくなって、勢いづいて、それをネタに「言いたいこと」が次々わいてくるのです!

まず、①「課題の意図」を理解して、応えた結果ができているか?

②「自分ならでは」の表現ができているか?

私が最も評価したのは、Hさんのイメージ設定の説明で、

「自転車に乗っているときの風を切る感じが気持ちよいので、それを感じられる服をデザインしました。」

・・・・・なぜこれを評価するかというと「実感」からスタートさせているからです。

アイデンティティーを感じさせるからです。また「体感」からの発想もすばらしい!

デザインそのものも、ボイル地のブラウスに、ジャージーのミニマルなスカート。自転車に乗っていなくても、それをイメージできるものになっていました。

ていねいな仕事ぶりのYさんのスカート、

面白いシルエットの、ふくらみのポイント位置が絶妙なので、指摘すると

「そこをこだわって、検討しなおした結果です・・・・・・」と。

今後へ;

学んだことを、他の科目へつなげること。また、衣服製作へ、来年へつなげること。

楽しみにしています。

・・・・・・・・・・・・・

タイトルと中身が違ってしまいました、「タイトルについては、明日・・・」


最新の画像もっと見る