衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

死への憧れ?

2008-04-10 12:05:46 | 衣・考
新1年生への、入学前の「課題作品」提出されたので、見ました。

あります、あります。

このところ毎年何人かはいます。「死」を題材、モチーフにする人。
社会問題になるぐらいなので、トレンド?

青春期の一時、「死」に関心を持つことはあたりまえでしょう。
生きるためにも、きちんと考えるべきでしょう。

いつからか、スカルは当たり前のモチーフ、ただの柄として、私もショック受けたりはしなくなっています。いやだなー

下着がどんどんアウターになっていくのと同じなのかなー????

着るものにしても、セックスにしても、命にしても、「表にださない」「自分だけの物」と言う世界を持っているほうが、私は豊かだと思うけれどー・・・・???

特に「死」とか「命にかかわること」というのは、ひとりひとりが、そっと大切にしているものであって、ファッションとか、遊びで語ったり、使ったりしてはいけないことだと思う。

語るときは、大切に大切に、よく考えながら語りたいと思う。

それはなぜか?

それこそ、大切に、大切な人と(友達、親、家族他)語り合いましょう。
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