みなさま こんにちは。歯科衛生士の吉富です。
2016年1月21日に佐賀県保険医協会主催、医科歯科合同研究会にて「睡眠時無呼吸症候群の診断と治療」を歯科医師の山口、内藤 歯科衛生士の小川、高橋、内田、吉冨、野下で受講してきました。
皆様は、普段の生活でよく眠れていますか?実は今、日本で不眠の訴えのある人は20.9%いらっしゃるそうです。
もし、最近眠れていないと感じられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のテストをされてみてください。
以下の状況になったとしたら、どのくらいうとうとする(数秒~数分眠ってしまう)と思いますか。
最近の日常生活を思いうかべてお答え下さい。
0:うとうとする可能性はほとんどない
1:うとうとする可能性は少しある
2:うとうとする可能性は半々くらい
3:うとうとする可能性が高
1.すわって何かを読んでいる時(新聞、雑誌、本、書類など) 0、 1、 2、 3
2.すわってテレビを見ているとき 0、 1、 2、 3
3.会議、映画館、劇場などで静かにすわっているとき 0、 1、 2、 3
4.乗客として1時間続けて自動車に乗っているとき 0、 1、 2、 3
5.午後に横になって、休息をとっているとき 0、 1、 2、 3
6.すわって人と話をしているとき 0、 1、 2、 3
7.昼食をとった後(飲酒なし)、静かにすわっているとき 0、 1、 2、 3
8.すわって手紙や書類などを書いているとき 0、 1、 2、 3
こちらの数値が合計10点以下は正常で、
11点以上でSAS(睡眠時無呼吸症候群)疑いとなっております。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)となると、交通事故を起こす可能性が高くなり重症であると糖尿病が重症化したり高血圧になる危険性が増えてしまい、生存率が下がることが報告されています。
その為SASの疑いがある場合は診断し治療を行う必要があります。また、この病気に気づくのはほとんどが、周りの方々です。そして、治療をしていく上で体重など生活習慣の是正が必要となり、ご家族のサポートは必要不可欠となっていきます。もし、最近眠れていないと感じていたり、ご家族で心配な方がいらっしゃる場合はご参考になさってください。
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)
TEL:0942-81-5410 歯科衛生士 吉冨友香