みなさま こんにちは。歯科衛生士の内田です。
11月8日、日本歯周病学会九州五大学 日本臨床歯周病学会九州支部 合同研修会に参加させて頂きました。
歯科衛生士の口演では、当院の小川が座長を行いました。(座長とは、司会・進行や発表者に質問を行うことです。) 口演では、4人の歯科衛生士の方が発表されました。どれも素晴らしく、興味深いものでした。
座長の小川さんは緊張されているとのことでしたが、それをまったく感じさせず堂々とされていて、さすが当院のチーフだなと思いました。
衛生士の特別講演では、「喫煙文化と歯周病」についてでした。
日本人の喫煙率は減少していますが、まだ3人に1人は喫煙習慣があります。
タバコには約4千種類の化合物、約60種類の発ガン性物質が入っており、①ニコチン②タール③一酸化酸素 です。
体には、とても有害ですね。
また、歯肉付着の喪失のよる根面う蝕の増加、歯磨きが上手な人でも喫煙により歯周病が進行するなど、お口の中でも有害です。
当院でも禁煙指導を行ってますが、とても難しいと感じています。タバコを吸われている方に、どんなに悪いか、全身に及ぼす影響などをお話させて頂いても、多くの方は聞く耳をもたない感じです。
しかし、私達は喫煙の為害性を患者さんに説明し続ける義務があります。なので、「また禁煙の話か…。」と思われるかもしれませんが、私達は禁煙指導を続けていきたいと思います。
歯科医のポスター発表では、当院の山口が行いました。とても素晴らしい発表でした。
前日までデイスカッションを行い、データーをどのように説明したらいかに分かりやすいかなどを考えていらっしゃいました。
当日はとてもリラックスして発表されていました。多くの方がポスターの前に集まり話を聞かれてました。
学会に参加することで、たくさんの事が学べますし、また自分ももっと頑張ろう!と思えます。
これからもよりいっそう患者さまのためにスタッフ一同、日々勉強し頑張っていきたいと思います。
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)
TEL:0942-81-5410 歯科衛生士 内田 千晴