くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

日本歯周病学会九州五大学 日本臨床歯周病学会九州支部 合同研修会に参加させて頂きました。

2015年11月27日 | 外部セミナー

みなさま こんにちは。歯科衛生士の内田です。

118日、日本歯周病学会九州五大学 日本臨床歯周病学会九州支部 合同研修会に参加させて頂きました。

 

歯科衛生士の口演では、当院の小川が座長を行いました。(座長とは、司会・進行や発表者に質問を行うことです。) 口演では、4人の歯科衛生士の方が発表されました。どれも素晴らしく、興味深いものでした。

座長の小川さんは緊張されているとのことでしたが、それをまったく感じさせず堂々とされていて、さすが当院のチーフだなと思いました。

 

衛生士の特別講演では、「喫煙文化と歯周病」についてでした。

日本人の喫煙率は減少していますが、まだ3人に1人は喫煙習慣があります。
タバコには約4千種類の化合物、約60種類の発ガン性物質が入っており、①ニコチン②タール③一酸化酸素 です。
体には、とても有害ですね。
また、歯肉付着の喪失のよる根面う蝕の増加、歯磨きが上手な人でも喫煙により歯周病が進行するなど、お口の中でも有害です。

当院でも禁煙指導を行ってますが、とても難しいと感じています。タバコを吸われている方に、どんなに悪いか、全身に及ぼす影響などをお話させて頂いても、多くの方は聞く耳をもたない感じです。
しかし、私達は喫煙の為害性を患者さんに説明し続ける義務があります。なので、「また禁煙の話か…。」と思われるかもしれませんが、私達は禁煙指導を続けていきたいと思います。

 

歯科医のポスター発表では、当院の山口が行いました。とても素晴らしい発表でした。
 

前日までデイスカッションを行い、データーをどのように説明したらいかに分かりやすいかなどを考えていらっしゃいました。

当日はとてもリラックスして発表されていました。多くの方がポスターの前に集まり話を聞かれてました。 

 

 

 

学会に参加することで、たくさんの事が学べますし、また自分ももっと頑張ろう!と思えます。

これからもよりいっそう患者さまのためにスタッフ一同、日々勉強し頑張っていきたいと思います。

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)

   TEL:0942-81-5410      歯科衛生士 内田 千晴

 


平成27年度日本歯周病学会九州五大学 日本臨床歯周病学会九州支部合同研修会

2015年11月23日 | Weblog

歯科衛生士の小川です。

去る11月8日(日)に、日本歯周病学会九州五大学 日本臨床歯周病学会九州支部合同研修会が行われ、当院の歯科医、歯科衛生士で参加しました。

参加ブログ及び、ポスターセッションで発表をした山口よりブログ記載があるかと思いますが、
今回、歯科衛生士セッションにて座長を務めさせて頂いたので、そのご報告です。

 

衛生士セッションでは4題の口演があり、その座長を務めさせて頂きました。
歯科衛生士として働き始めて、長くなりますが、市丸歯科に勤めるようになってからは、地域のグループでの講演であったり、学会発表であったりと色々な経験をさせて頂きましたが、
座長の経験は初めてでした。
初めてという事は緊張しますが、自分自身の成長につながる事でもあり、とても楽しみでした。

4題の抄録をじっくりと読み、どんな発表をされるのか確認作業から入りました。
またネットで座長マニュアルなどありましたので(笑)参考にしました。
抄録とは、発表する内容を演題、目的、方法、結果、考察と大まかに書かれているものですが、自分自身の発表であったり、院内での発表での抄録は何十回と目を通します。

しかし、参加する場合は自分の好きな内容であったり、気になった抄録を一回程度目を通すだけなので、
今回、他の方たちの抄録をこんなに何度も読んだ事も初めてでした。

前日での懇親会にも参加させて頂き、発表される方たちとのディスカッションの時間も設けてくださり、
そこでは熱いディスカッションが行われました。
発表される方、一緒に座長を務める方、皆さんとても熱心で楽しい時間でした。

虫歯や歯周病を予防し、口腔健康を維持、増進できるのは歯科衛生士の仕事です。
患者さまが元気になり、笑顔を取り戻す事を実感できるこの仕事を長く続けていて本当に良かったと思います。

そして色々な経験ができる市丸歯科と出会い、歯科衛生士の仕事は本当に幅広く楽しいものだと感じています。
これからも患者さまの為に、一日一日を大切に頑張りたいと思います。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)

   TEL:0942-81-5410      歯科衛生士 小川希和子

 

 

 

 

 

 


第38回ムシ歯予防全国大会へ参加しました

2015年11月22日 | Weblog

こんにちは、歯科衛生士の吉富です。

平成27年11月7日に第38回ムシ歯予防全国大会に歯科医師の内藤、歯科衛生士の内田、吉冨、野下の計4人で参加しました。今回のテーマは健口健歯(けんこうけんし)~フッ化物が創る未来~でした

基調講演 

演題「健口健歯が健康寿命を延ばす!
- 歯科保健と歯科医療のべストミックスが不可欠 -」
 

シンポジウム:「フッ化物が創る未来」

① フッ化物配合歯磨剤

② フッ化物塗布

③ フッ化物洗口

④ 韓国における水道水フロリデーション:

 皆さんは、虫歯はなぜできると思いますか?

実は、虫歯は多因性疾患といい様々な理由が重なってできるのです。

例えば甘いものを沢山食べられる方、歯にばい菌が沢山付いている方、虫歯菌の数が多い方

唾液の量が少ない方、唾液が食事をすることによって酸性に傾いたお口を中性に戻す作用が低い方

歯磨粉をフッ素入りのものを使用されていない方などが虫歯になりやすいのです。

そして今回の大会でも特にフッ素について熱く語られていました。

実は佐賀県は昔は虫歯が多く

3歳児の虫歯の数が10年間全国で一番多いときもありましたが

平成11年度より本格的なフッ化物洗口を実施することにより虫歯の数を少なくすることに成功しました。

それだけフッ素とは虫歯を予防する上で重要な成分なのです。

当院でも、個人に合った虫歯を予防するために、虫歯のなりやすさを診断する唾液の検査や、

ご自宅でできるフッ素のうがい薬を販売していたり、歯の溝が深い方には予防的に

溝を封鎖するシーラントや、きちんと患者さんがご自身でばい菌を除去

できるように徹底的に歯磨きの確認を行ったりしています。

適正な予防プログラムを個々に合わせて行う事で、虫歯は殆どできなくなります。虫歯は出来るものだと諦めていらっしゃる方、まだ虫歯のない方も、是非ご相談ください。

当院では、開業当初より予防歯科に力を入れています。皆様も当院の予防プログラムで、『自分の歯で一生食べる』を実現しませんか。

 (詳しくは当院ホームページをご覧下さい)

医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント・歯周病センター(佐賀県鳥栖市)

   TEL:0942-81-5410      歯科衛生士 吉冨友香