くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

筒井塾(咬合療法研究会)コデンタル1日コースに参加いたしました

2013年06月21日 | 外部セミナー

2013年5月19日、天神で行われた「力のコーディネーター入門コース」~態癖へのアプローチとMFT~に歯科衛生士が参加いたしました。

 

講師の筒井照子先生、足利奈々先生、平野健一郎先生、熊谷教子先生によって講演が行われました。

歯科医師から診た咬合・力のことだけでなく、歯科衛生士も診ることができ、どのようにして患者さんにアプローチするのか、といった内容でした。

咬み合わせのことを「咬合」といいますが、口腔の崩壊は咬合がとても関与しています。歯周病や虫歯等の炎症によって口腔が壊される原因であることはもちろんですが、咬合・力のことがまだ十分に理解されていないように思われます。

咬合・力に問題があっても、歯科衛生士にできることは限られていますので知識不足になってしまい、歯科医師が咬合に関して診療しているのをただ介助するだけとなっていました。

今回セミナーに参加したことで、少しずつ咬合・力の問題に理解できるようになりました。セミナーでは聞きなれない用語が数々登場しましたが、実際体を使ったりしながら解説があったので、とても楽しく学ばせて頂きました。

咬合に力が加わると口腔が壊れますが、この力は「態癖」(顎口腔系に悪影響を及ぼす、日常生活習慣の中の習癖)によるものだったのです。例えば、態癖は頬杖、うつ伏せ寝等の事を言います。顎に負担がかかる態癖が長期に及ぶと、歯を移動し顎口腔系さらには全身に大きな影響を及ぼします。

すべてとはいいませんが、頭痛・肩こり・体調不良の原因はもしかしたら態癖が関わっているのかもしれません。態癖だけでなく口周りの癖(エクボ癖、楽器癖)、職業癖、ショルダー癖等の「癖」も多いに関わっているようです。

難しいことかもしれませんが、私達歯科衛生士は態癖を含む癖を口からも見つけることが大切かもしれません。患者さん自身にも癖を改善してもらうことがまず第一歩になることだと思います。

 

 (医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市) 

 


第56回春季日本歯周病学会学術大会に参加・発表いたしました

2013年06月08日 | 外部セミナー

5月30日(木)~6月1日(土)に東京都 タワーホール船堀にて行われた、歯周病学会に院長、副院長、衛生士の小川、高橋で参加いたしました。

 

木曜日の午後から出発しました。飛行機の遅れなどもあり新宿のホテルへ到着した時は23時を過ぎていました。夕食もとらないままでしたので四人ともお腹ペコペコ。レストランも全く開いてない状態でした。コンビニでおにぎりなどを買い、院長のお部屋へ集合!四人で狭いお部屋で(笑)学生のようにお話しして楽しく夕食を頂きました。

(診療中はとても厳しい院長ですが、一歩院外へ出ると、とても優しいんですヨ)

 

宿泊したホテルの窓から見えた景色です。

 

 

今回、四名で三泊四日の東京在住となりました。

一番の目的は、院長の臨床(専門医)ポスター発表と、歯科衛生士口演で小川が発表させて頂く事でした。

 

ポスターを準備している院長と副院長

 

 

 

 

ポスター発表のブースは多くの先生方で会場はとても熱かったです!

 

 

 

歯科衛生士のポスター会場も負けていませんでした。

多くの熱意ある衛生士で溢れていましたよ。

 

 

衛生士口演では無事に発表する事もできました。

こちらも立ち見の方が出るくらい多くの衛生士が集まっていました。

 

 

そして、今回も鈴木丈一郎先生とお会いする事ができました。

 

発表後は、質問をして頂きました。

市丸歯科ブログを見てくださっているとの事でした♪ありがとうございます!

また、今回の発表後は出版社の方よりお声をかけていただけました。

 

 

学会に参加する事で現在の日本の歯科治療がどのような状況かを把握する事と、今回は発表をする事で、当院での治療について客観的に評価する事ができました。

 

 

 

今回、二日間に渡り、院長、副院長が不在となり、医院で診療を頑張ってくれたスタッフにも心強さを感じました。

これからも患者さまのお口から全身への健康をサポートできるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思っております。

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市) 

歯科衛生士 小川希和子