くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

歯科衛生士スキルアップセミナーに参加しました

2024年05月02日 | Weblog

こんにちは。歯科衛生士の蒲池です。

 

2024年4月27日に歯科衛生士スキルアップセミナー第1回「初診から歯周組織再生療法に至るまで~質の高い歯周基本治療~」にweb参加しました。

 

講師は大阪で歯科衛生士として勤務されている堀先生です。

歯周病の治療について、初診から基本治療、歯周外科治療までの流れをお話していただきました。

歯周病の治療では、いきなり再生療法などの外科的なことをするのではなく、基本治療という、はじめのステップがあります。

このはじめの時期に、歯周病の程度(軽症~重症)を患者さんも私たち歯科医や歯科衛生士が把握する事が大切です。

どのようにして把握するかというと、規格性のあるレントゲンやお口の中の写真に加え、正しい歯茎の検査とホームケアの状態などです。

その検査をもとに治療計画を立て、患者さんとともに治療を行っていきます。

歯周病の治療で最も大切なことは、正しい歯磨きを患者さん自身に行っていただくことです。患者さんご自身で取れない歯茎の中のばい菌や歯石は私たち歯科衛生士が丁寧に除去します。

その後、どれくらい良くなったかを再検査し、次のステップとしての治療に進めるかを検討します。

このように歯周病の治療は、とても時間がかかります。

 

この基本治療がうまくいくと、外科的なことをせずに歯周病を治すことができます。そのために、最初の検査では、きちんとした診断をすることが大切です。

今回のセミナーでは、その診査の中の基本的なレントゲン写真や口腔内写真の設置や撮影方法、ブラッシング指導のポイントなどを再度確認することができました。

 

当院でも基本に忠実に行うことを大切に、患者様一人一人のリスクに合わせた治療や予防を行っています。歯周病や虫歯で悩まれている方、予防に興味がある方、お口の中で悩まれている方、ぜひ当院へご相談ください。

 (医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター

(佐賀県 鳥栖市)

TEL:0942-81-5410

歯科衛生士 蒲池 あかり

 


日本口腔インプラント学会 第41回九州支部学術大会に参加しました

2024年01月25日 | Weblog

こんにちは。
くらのうえ市丸歯科 歯科衛生士の小川です。
2024年(令和6年) 1月20-21日に大分県別府市で開催された、日本口腔インプラント学会 第41回九州支部学術大会に副院長 山口と衛生士 小川、濱田で参加しました。

インプラント治療の歴史は長くなり、学会での口演も長期での経過を見た内容が増えてきたように思います。また、矯正治療を含めた審美的な治療を求める方も増えているように思います。
印象的であったのは、74歳の方が歯周病の治療をした後、インプラント治療、矯正治療と時間をかけて治療を受けていた事です。
ずっと綺麗な歯を手に入れる事が夢だったとのことでした。
次は手に入れた綺麗な歯を維持していくために、衛生士の役割は大きいと感じます。
インプラント治療は、周りの歯に影響を受けにくく良い治療でありますが、インプラント周囲疾患という問題も抱えています。

衛生士教育口演では、インプラント周囲炎の新分類という表題で熊本で開業されている、村上慶先生のご講演でした。
今までは、歯周炎に対する診断名は、慢性歯周炎 侵襲性歯周炎  重度/中等度/軽度 広汎型/限局型など、歯科特有でしたが、医科や医療従事者、患者さんにも分かりやすい、ステージ/グレード分類となりました。

癌治療などで、ステージⅠなど聞いた事があると思います。
そのように、歯周炎やインプラント周囲炎もステージⅠ~Ⅳと分類されることとなりました。
また進行度をグレードA~Cと分類し、年齢とリスクファクターとして喫煙や糖尿病を加えることでより全身との関わりをみるようになりました。
この分類については、当院の院長、副院長が2018年のヨーロッパ研修時に情報を得て、院内に落とし込み学会発表や論文掲載を行ってきました。
そのため、内容に関しては詳しくなっており、ご講演された村上先生より図を提示され、「見たことある方は挙手を」に対して、ちらほら会場では手があがっておりました。
更に、「これを理解している方は挙手を」に対しても、私は張り切って手を挙げたのですが、恐らく私一人でした。笑
更に、当院の 院長が、2023年秋のインプラント学会シンポジウムで講演させていただいたスライドの一部を使用してくださっていました!
内容もとても分かりやすく、あっという間の教育講演でした。

会場では、多くの仲間にも会う事ができました。
元スタッフであったり、現在共に活動している衛生士です。
長く、院外活動をしていることで他の歯科で頑張っていらっしゃる衛生士と交流できることは、私自身のモチベーションアップとなります。

今回得た情報を、診療を頑張ってくれたスタッフにフィードバックし診療に活かしていきたいと思います。

当院では、最新の機器と清潔な環境での診療を行っています。
診断にも時間をかけて丁寧な治療を行っています。
虫歯や歯周病はもちろん、またそれ以外のお口の中の悩み事など、是非ご相談ください。
みなさまのご来院をお待ちしております。

 

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター

(佐賀県 鳥栖市)

TEL:0942-81-5410

歯科衛生士 小川希和子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2024年1月24日 診療のお知らせ

2024年01月24日 | Weblog

本日の診療は通常どおり 9時半より開始いたします。

雪のため、一部道路の凍結、渋滞もあるため、
お気をつけてお越しください。

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 

新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       院長 市丸 英二

 

 


矯正セミナーを受講しました。

2024年01月13日 | Weblog

こんにちは。

くらのうえ市丸歯科の衛生士の吉冨です。

2024年1月11日、当院で毎週木曜日の後半に行われている院内セミナーにて、
矯正の認定医である一瀬先生にセミナーを開催していただきました。

一瀬先生は長崎大学を御卒業され、現在も長崎大学の客員研究員を含め日本全国で第一線に矯正治療をされています。
当院の矯正治療も担当していただくこととなりました。
実際に一緒に診療をさせていただくと、とても手技が早く診断も的確にされていて非常に信頼できる先生です。

今回のセミナーでは矯正についての概論や先生の症例をケースごとに提示していただきました。
セミナーの後は、矯正治療に必要な資料について、一瀬先生のご指導のもとアップデートを行いました。

矯正はただ歯を並べるだけの審美治療ではなく、一生歯を使うために必要な治療となります。

例えば 80歳で20本以上 歯が残っている方は、

正常な噛み合わせだと 88.4%

嚙み合わせが深いと 11.6%

受け口の方は 0% と嚙み合わせによって 将来のリスクが大きく変わっていきます。

歯を残すためには、虫歯や歯周病の予防にプラスして、機能的な歯並びも大切です。

当院ではお子さんから大人の方まで幅広く矯正を行っています。また、矯正治療と並行しMFTというお口の筋肉トレーニングを行いますので

歯並びを悪くするような悪癖の改善もできます。

歯並びが気になる、指しゃぶりなどの悪癖をなくしたい、矯正をしてみたい様々なご要望にお応えできるよう器材を準備してお待ちしておりますので、

お気軽にご相談ください。

 


(院内で各部屋のモニターを使用し、ZOOMにてセミナーを行いました。)

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター

                                       (佐賀県 鳥栖市)

                                        TEL : 0942-81-5410    

                                      歯科衛生士 𠮷冨友香


「日本歯周病学会九州五大学 日本臨床歯周病学会九州支部合同研修会」に参加しました

2023年12月02日 | Weblog

こんにちは。 歯科衛生士の竹原です。

2023年(令和5年)11月19日福岡で開催された「日本歯周病学会九州五大学 日本臨床歯周病学会九州支部合同研修会」に副院長の山口、勤務歯科医の黒島、衛生士の小川、吉富、中島、蒲池、竹原で参加しました。

前半では歯科衛生士の一般口演と特別講演がありました。

中でも、歯科に対して恐怖心が強い方や自身の口腔内への関心が低い方に対しての治療法に関してそれぞれの歯科医院さんで工夫がなされていました。

患者様、一人一人の背景を知った上でその方にあった治療を行う事で、より良い関係と治療効果があるのだと学ぶことができました。

私は、入社して2年目となり、まだ臨床での経験が浅いため日々勉強しながら、患者様と向き合っています。今回の口演で学んだことを生かしていきたいと思います。

 

また、後半の特別講演では「腸でおこる歯周病の免疫応答の仕組み」という表題で、福岡歯科大学機能生物化学講座感染生物学分野の田中芳彦教授がご講演されました。

歯周病は歯周病原細菌による感染症で詳しい免疫応答のメカニズムははっきりしていませんでした。しかし、最近の研究で「腸」での免疫応答が歯周病の発症と重症化を引き起こす仕組みを動物(マウス)研究で明らかにしたとのことでした。

まだ、人に対しての研究は行われていないとのことで今後腸内の細菌に対しての薬剤や整腸剤による新しい歯周病の予防法と治療法の開発に向けての研究が行われるそうです。

病気に対しての治療法は日々進化して発展していくため、お口の病気で悩まれる患者様のために新しく正しい治療がご提供できればと思います。

また、安心して通院していただけるような歯科医院でありたいと思います。

 

私どもの医院では、患者様一人一人のリスクに合わせた治療や予防を行っています。

歯周病や虫歯で悩まれている方、予防に興味がある方、それ以外でお口の中で悩まれている方、ぜひ当院へご相談ください。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター

(佐賀県 鳥栖市)

TEL:0942-81-5410

歯科衛生士 竹原 愛心  


大掃除とクリスマスの準備をしました。

2023年11月30日 | Weblog

2023年11月30日
本日は休診させていただき、院内の大掃除とクリスマスの飾りつけをしました

毎年、寒くなる前に一度大掃除を行い、年末に再度簡単な掃除を行うようにしています。
院内がきれいになり、すっきりしました。
明日からまたあらたな気持ちで診療に励みたいと思います。

皆さまのご来院をお待ちしております。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410      

歯科衛生士 小川希和子


日本臨床歯周病学会第41回年次大会へ参加してきました。

2023年07月03日 | Weblog

こんにちは。

衛生士の吉冨です。

6/24~6/25に日本臨床歯周病学会第41回年次大会へ参加してきました。

今回の学会は歯科医の黒島と衛生士の竹原が初参加でした。

大人数で学会に参加し、会場の雰囲気もコロナ前に戻りつつありますが、会場内ではマスクをして受講していますのでコロナ後の変化なのかなと思います。

今回の学会でよく出てきたテーマが「行動変容」です。

行動変容とは人が行動を変える場合は「無関心期」→「関心期」→「準備期」→「実行期」→「維持期」の5つのステージを通ると考えます。行動変容のステージをひとつでも先に進むには、その人が今どのステージにいるかを把握し、それぞれのステージに合わせた働きかけが必要になります。

 

患者様は当院にご来院していただくようになって、「前より頑張って歯磨きしているよ!」「煙草を少し減らしたよ!」と行動変容へつながっている方もいらっしゃると思います。

今後も皆様の口腔及び全身健康の向上につながるように行動変容の手助けができるように頑張っていきたいと思います

歯やお口のことでお悩みがあれば、是非とも当院にご相談ください。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410
歯科衛生士 𠮷冨友香

にゃんかむちゅ~ 

2023年06月29日 | Weblog

皆さん、こんにちは。
本日は、ちょっと可愛い動画をご紹介します。

日本歯周病学会ならびに日本臨床歯周病学会が作成した、「にゃんかむちゅ~」という
ネコとネズミのアニメです。口腔ケアに役立つ知識を学ぶことができます。
今後、当院の待合室のモニターにも掲載予定です

公式サイト:https://www.perio.jp/nyankamuchu/

 

 

以下、学会からの紹介文です。

花江夏樹が一人三役を演じるネコとネズミの淡い恋物語!
【ストーリー】 「かわいいって言われちゃった…にゃ」 ある日ネコの「にゃんちゃん」が、ネズミを食べようと大きなお口を開けると、ネズミに歯周病じゃない?と指摘されてしまう。
かまわず食べようとするけれど、生き残るために歯周病の恐ろしさを並べたて、ネコを脅すネズミ。
歯周病の恐ろしさに震えていたら、「せっかくかわいい顔してるのに、歯周病になったら…」などと、さりげなく誉めてくるネズミに、ちょっと胸キュン。
結局言いくるめられ、ネズミに逃げられてしまったネコは、あいつ…絶対見返してやる…と復讐を誓いつつも、淡〜い恋心が生まれていた。
恋のような友情のような…ネコとネズミのハートフルストーリーを楽しみながら、口腔ケアに役立つ知識を覚えて歯周病を防ごう!

 

【キャスト】
にゃんちゃん:花江夏樹 ネズミ:花江夏樹 かば山かば彦:花江夏樹

【スタッフ】
声優:花江夏樹
キャラクターデザイン:カナヘイ アニメーション
:BABEL LABEL 企画:indi
©️ Nyankamuchu Project

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410    歯科衛生士
 
 
 
 
 

歯科のPCRとは?

2023年06月04日 | Weblog

こんにちは
くらのうえ市丸歯科の歯科衛生士 小川です。

今回は、歯科でのPCRについて書きたいと思います。

コロナウイルスで聞きなれた「PCR検査」ですが、それ以前から歯科では「PCR」という言葉が使われていました。

PCR→プラークコントロールレコードの事ですが、お口の中を染めだしして、歯茎の境目に付着しているプラーク:ばい菌の付着の有無を測定します。全てに磨き残しがあれば、PCR 100%、まったく磨き残しがなければPCR 0%となります。

皆さんは毎日歯磨きをしていますか?

磨いていない方はほとんどいらっしゃらないと思います。

では、皆さんのPCRは何パーセントかご存じですか?

歯科医院に行き、染めてもらうと思います。その時に現在の磨き残しは○%ですよと、担当の歯科衛生士に教えてもらえると思います。

 

私たちの所で測定すると、一般的に初めての方で40~80%の方が多いように感じます。

その後、治療に入るまでに20%以下となるようにご指導します。

 

この数値ですが、歯周ポケットの深さや出血の有無ともあわせてみていくことが大切です。「たかが歯磨き」ではないのです。ホームケアこそが最も大切で、乱暴に磨いて20%以下、一時的に20%以下では効果がありません。一生続けていくうえで効果的で歯を守るための適切な歯磨きを是非マスターしていただきたいと思います。

 

ではPCR20%以下となると、どのような効果があるか?歯周炎の患者さんの場合、劇的に歯茎からの出血量が減少します。私たちプロフェッショナルが行う治療だけでは治すことができません。虫歯や歯周炎の治療は患者さんのセルフケアと私たちのプロフェッショナルケア共に大切です。

どこをどのように磨くか、そして大切なポイントはお一人、お一人違います。

私どもの歯科医院では、歯科衛生士が担当の患者さんの口腔内写真、レントゲン、臨床検査値を時間をかけて確認し、どのようにホームケアを行うか真剣に取り組んでいます。

 

そしてPCR測定後、患者さんに「○○さん、今日は20%以下でしたよ!」とお伝えすると、とても嬉しそうにされることが私たちの喜びでもあったりします。

健康維持のためのホームケア、PCR数値を20%以下を是非、担当の歯科衛生士とともに頑張ってみてください。

 

お口の中での不安やお困りごとがありましたら是非、当院にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410      
歯科衛生士 小川希和子

2023年 医局旅行へいってまいりました

2023年03月16日 | Weblog

2023年3月12日から2泊3日で、鹿児島へ医局旅行へ、いってまいりました。
医局旅行が開催されるのは、5年ぶりとなりました。
今回参加したのは、院長、副院長、事務長、正社員二年目以降の衛生士4名、事務1名の計8名です。

新鳥栖駅に集合し、新幹線で鹿児島中央駅まで行き、通称IBUTAMA(指宿のたまて箱)という観光列車に乗って指宿まで行きました。
観光列車の中でお弁当を皆で一緒に食べました。



到着した時間は、丁度引き潮の時間帯で、知林ヶ島へ歩いて渡りました。
日頃、診療室で仕事をしているため、ほとんど歩くことがありません。二時間ほど歩きました。
その後は、砂風呂やホテルの温泉にも入り、良い汗を流すことができました。

翌日は、釜蓋神社にて皆ねがいごとをかなえるために頭に蓋を乗せ、鳥居から境内までそのまま歩いていけるかチャレンジしましたが、成功者は一名でした。笑




その後は、カフェでのんびり過ごしたり、有名なモニュメントの前で皆でポーズを取ったりと
終始、笑いの絶えない旅となりました。

日頃、ゆっくり話せないスタッフとも話をすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

3月13日は休診とさせていただき、患者さまにはご迷惑をおかけしました。
リフレッシュさせていただき、15日から元気に診療再開しております。

良いチーム医療をご提供できるよう、スタッフ一同頑張りたいと思います。

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
          (佐賀県 鳥栖市)

          TEL : 0942-81-5410