くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

休診のお知らせ

2013年04月20日 | お知らせ

休診のお知らせ

 

大変御迷惑をおかけいたしますが、

下記の通り休診とさせて頂きます。

 

 

 記

◇5月3日(金) 憲法記念日

◇5月4日(土) みどりの日

◇5月6日(月) 振替休日

事由:祝日の為 

 

 

尚、急患等、緊急連絡は当院にご連絡下さい。留守電には、必ずご連絡先をお入れください。以上、宜しくお願い致します。 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       院長 市丸 英二


保険医協会一泊学習セミナーに参加しました

2013年04月20日 | 外部セミナー

3月30日(土)、佐賀県保険医協会主催の一泊学習セミナーに院長の市丸が参加しました。

 

内容は「厚生労働省に学ぶ今後の医療情勢について」で、

厚生労働省保険局国民健康保険課の佐々木利仁氏による講義でした。

佐賀県保険医協会の医科・歯科の先生方が対象でした。

 

 現在、社会保障制度は、給付は高齢世代中心、負担は現役世代中心となっています。

しかし、少子高齢化が進んでいることもあり、給付額・人数は年々増え、逆に負担人数は減り続けている状態です。

医療費もまた、急速な高齢化や医療の高度化によって、今後、GDPの伸びを大きく上回って増大することが予想されます。

そのため、社会保障制度を維持するためにも制度の見直しが必要となります。

 

具体的な問題としては、

・高齢者への給付が相対的に手厚く、現役世代の生活リスクに対応できていない

・     貧困問題、格差拡大への対策が不十分

・     社会保障費用の多くが赤字国債で賄われ、負担を将来へ先送りしている

などがあり、社会経済の変化に対応した社会保障の機能強化が求められています。

 そのため、現役世代も含めた全ての人がより受益を実感できる社会保障制度の再構築を行うことが今後の課題であるとのことでした。

 

 医療情勢は厳しい状態が続いておりますが、患者様に安心して治療を受けていただけますよう努力して参ります。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラントセンター(佐賀県 鳥栖市) 

院長 市丸英二


小児の咬合誘導の基礎

2013年04月16日 | 外部セミナー

 

先日4/11(木)、佐賀市アバンセで行われた講演会に当院の歯科医師、歯科衛生士で参加させて頂きました。

 

講演は、福岡歯科大学 小児歯科学分野の尾崎正雄教授による「小児の咬合誘導の基礎」についてでした。

咬合誘導とは、歯並び・かみ合わせを「悪くならないよう」誘導することで、健全なかみ合わせの育成を目的とします。乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)に生え変わる時期(6歳から15歳くらいまでの間)に、将来、永久歯がきれいに生えそろうために行われる処置のことです。

歯科ではかみ合わせの異常を「不正咬合」といいますが、近年、不正咬合のある子どもが増えていると言われています。食生活の変化で硬い物を食べなくなり、顎(あご)が退化して小さくなっていることもその原因のひとつだと考えられています。数年務めた前の勤務先で、私自身、実際にそのような印象を持っていました。

不正咬合があると食べ物をしっかりかめず、口元や表情にも悪影響を与えます。また、歯磨きがしにくいため虫歯や歯周病にもなりやすくなります。さらに、顎の成長に悪影響を及ぼすこともあります。

不正咬合のない健全なかみ合わせは、全身の健康維持にとって非常に重要な要素であると言えます。

当院では、全身・頭・顎の成長を促し、歯並び・かみ合わせを良くする咬合育成を行っております。呼び方、表記は異なりますが、咬合育成は広義の咬合誘導のひとつと言えます。

咬合育成では美しい歯並びだけでなく、全身の健康を支える健康的な歯並び・かみ合わせを得ることができます。

子供さんの歯並び・かみ合わせが気になられる方は、是非当院に御相談下さい。

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市) 

          

 


難病患者ケア従事者研修会~口腔ケアと膠原病~に参加いたしました

2013年04月10日 | 外部セミナー

2013年3月7日に鳥栖市民文化会館で行われた研修会に歯科医師と歯科衛生士が参加いたしました。

 

講演は1「膠原病の口腔内病変」、2「膠原病患者の口腔症状とその対応」という2つのテーマでおこなわれました。

「膠原病の口腔内病変」のテーマでは、佐賀大学医学部膠原病、リウマチ内科、小荒田秀一先生が講演されました。「膠原病患者の口腔症状とその対応」のテーマでは、九州大学歯学部研究員、口腔顎顔面病態講座、大山順子先生が講演されました。

膠原病って何かご存じですか?

人間は細菌やウイルスやカビ等の外敵が身体の中に入ってくると、免疫反応といって誰でも持っている、外敵をやっつけようとする反応が起こります。通常は外敵に対して免疫反応が働きます。これらを自己免疫反応といいます。しかし自己免疫反応が病気を起こすことがあります。この病気を自己免疫疾患といいます。自己免疫疾患を起こすと、外敵に向いていた免疫反応が自分の身体を標的にして自分の身体を自分で攻撃してしまいます。この病気が膠原病といわれています。標的相手によって病名が違いますが、代表的な病気でいえば関節リウマチです。関節リウマチは自分の関節を攻撃してしまいます。

小荒田先生と大山先生の講演では、膠原病はお口の中の病気ととても深い関わりがあるとお話されていました。

お口の病気は全身病である膠原病の早期発見に役立つそうです。私達歯科医療従事者が見落とさないことが大切ですね。膠原病とお口の病気は関連があるので、膠原病の治療にお口を衛生的にすることはとても重要なのですよ。

膠原病のこと、その他全身的な病気に関わるお口の中の症状でお困りなことがございましたら、是非くらのうえ市丸歯科のスタッフにご相談下さい。

 

(医) くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)