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くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

佐賀県歯科衛生士会のセミナーに参加しました

2025年08月26日 | 外部セミナー

2025年(令和7年)8月17日お盆休み明けの最初の日曜日。

佐賀県医科歯科連携 糖尿病対策事業人材育成研修会 佐賀県歯科衛生士会のセミナーに歯科衛生士で参加しました。

前半は、「歯科衛生士として理解したい糖尿病」私たちは何を診て、どのような話をしなくてはならないか」という題で、朝早くから東京より土屋和子先生が佐賀県までお越しくださいました。
佐賀県は全国と比較して糖尿病有病者、予備軍の割合が高く全国ワースト1位であるとのことです。
その対策の一つとして歯科衛生士向けの講演会が開催されました。
後半は福岡県より安西慶三先生による、「糖尿病と歯周病-医科歯科連携による健康寿命の延伸を目指して-」という題での講演でした。

お二人の講演では、糖尿病に対する基礎知識や糖尿病手帳の内容について、血糖値測定の実習など行いました。

予防歯科を行っている当院では、口腔ケアをとおして、患者さんの全身健康をサポートできるよう努めています。

少しの事でも気になることがあれば、是非ご相談ください。

 

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 

新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       歯科衛生士 小川希和子

 


「歯科医が知っておきたい 検診結果と注意すべき消化器疾患について」セミナー受講しました

2025年08月11日 | 外部セミナー

2025年(令和7年)8月8日に佐賀県保険医協会によるwebセミナーに歯科医、歯科衛生士で参加しました。

今回は「歯科医が知っておきたい 検診結果と注意すべき消化器疾患」という内容で、血液検査の結果の数値をどう見るかという内容でした。
歯科医院は口の中だけであるため、全身的な事は関係ないと思われている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、歯石を取るという医療行為も、実は観血処置(出血を伴う医療行為)に当たります。

私たちの医院では、患者さんには必ず健康診断の結果をお持ちいただいております。
中にはもう何年も検診を受けていないと仰られる場合もあり、抜歯をする場合は必ず受けてからとお話しさせていただいています。
お声として「検診を受けるきっかけとなった」、「検診を受けるよう言ってもらえるなんて良い歯医者だねと家族から言われた」、など
嬉しいお言葉をいただいております。

私たちもより数値をしっかりとみることができるよう、とても良い勉強会でした。
お口の中の疾患と全身疾患は関わりが深いです。
よく噛めることは全身健康にもつながります。
小さなことでも構いません。気になる事がある方、またはもう何年も歯科には行っていない方も
是非歯科医院に足を運んでみてくださいね。

 

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 

新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       歯科衛生士 小川希和子


ITI Study Club 九州支部会で副院長の山口が発表しました

2025年07月25日 | 外部セミナー

2025年(令和7年) 7月20日、TKPガーデンシティ天神スカイホールにて、ITI Study Club九州支部会が開催されました。
当院からは副院長の山口と、衛生士の小川で参加しました。
前半は古谷野先生による、ITI の今までの活動や今後の活動について。近藤先生による、口腔内スキャナーを活用した特別講演を聴きました。

後半は、会員による発表で当院の副院長山口も「当院におけるソケットプリザベーションの実践と初期臨床評価」という表題にて発表させていただきました。

歯を抜くとその周りの骨が吸収します。インプラント治療をする場合、インプラントが入れられる充分な骨が必要となります。
抜歯した後にできる限り骨が吸収しないようにする方法として、ソケットプリザベーション(抜歯すると同時に骨を填入する)という手法があります。
当院でもその手法を行っており、治療結果としてレントゲンやCT撮影にて充分に骨ができている、インプラント治療もやりやすくなったと臨床的には感じておりました。
その効果を客観的に評価する方法はまだ少なく、CTや口腔内スキャンなどのデジタルデータを用いて客観的に評価する方法について発表させていただきました。

また症例を通して、CTから得られたデータと、口腔内スキャンで得られたデータをファイル変換し重ね合わせを行い、
硬組織、軟組織の変化を客観的にみた結果、ソケットプリザベーションによって一部の骨の増生、また填入された骨材は石灰化、もともとあった骨には変化がないことが示唆され、従来のGBR(インプラント埋入時の骨移植手術)と比べて、患者さんにとっても楽に低侵襲に行える治療方法であることを発表しました。

症例では、私たちスタッフが日常撮影している口腔内写真や検査結果なども提示しました。日々の診療をスタッフ皆で支えているのだなと思いました。

参加された先生方より多くの質問をいただきました。

 

当院では、日常診療だけでなく学会やスタディグループの参加や発表を積極的に行い、患者さまに貢献できればと考えております。

歯や歯ぐき、その他のお口の中での気になる事など、お気軽にご相談ください。

 

 

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 

新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       歯科衛生士 小川希和子

 

 

 

 

 


佐賀県歯科衛生士会 生涯研修会に参加しました

2025年07月02日 | 外部セミナー

2025年(令和7年)6月29日、佐賀県歯科衛生士会の生涯研修会に衛生士の小川が参加しました。
講師は、九州看護福祉大学 看護福祉学部 口腔保健学科 教授の淀川尚子先生です。
-自信を持って患者さんに臨むための理論とインスツルメンテーション-
インスツルメントの種類や把持法、また#11,12エキスプローラーの操作方法も実習ありの講演でした。
基本的な事を再度しっかりと確認しながら学ぶことができました。

実は、昨年7月に韓国で開催された国際歯科衛生士大会(ISDH)で、淀川先生と出会いました。口腔保健学科でポスター発表されており、
エキスプローラーについての発表でした。
今回行った模型上での歯石探知も掲載されており興味あったのですが、実際に行ってみてその難しさを感じました。

当院でも、歯石取りをする場合は、必ず事前に診査診断されたデータをもとに
歯を削り取らないようデブライドメント(歯石除去)を行います。
歯や歯茎で気になること、お困りごとがありましたら是非ご相談くださいね。

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 

新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       歯科衛生士 小川希和子

 


ITI SC佐賀・長崎セミナーに参加しました

2025年06月11日 | 外部セミナー

2025年(令和7年)5月31日 診療終了後、佐賀県で開催された、ITI SC佐賀・長崎のセミナーに参加しました。


ITI Study Club(SC)とは、全国45か所でのグループがあり、研究・開発・教育を通して交流できるグループです。
当院の院長、副院長は本会の認定スペシャリストを取得しております。

今回は、2025年開催第1回目のセミナーで、吉田茂先生をお招きしての講演でした。
インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)についてのお話でした。
今回は、副院長、衛生士は小川、吉冨、中島、竹原で参加しました。
インプラントの歯茎まわりの炎症は、発症してしまうとその治療法はまだ確立していないのが現状です。
当院でも、2019年よりインプラント周囲炎に対する対策として学会発表などで報告させていただきました。
しかし、一度悪くなってしまうと、治療が難しいことを経験しております。

インプラントというと、気軽に噛めるようになる。
手術して新しい歯ができるというイメージを持たれている方も多いかもしれません。

しかし、なぜ元もとあった歯がなくなったのか。
虫歯なのか歯周炎なのか?事故なのか?
原因を除去してインプラント治療を行わなければ、また同じ理由で失うことになるかもしれません。

吉田先生も講演で強く仰ってましたが、確実に歯周炎をコントロールしたうえでインプラント治療を行う。
そしてその後も、継続的なメインテナンスを行う事でインプラント周囲炎の予防は可能であるとお話されていました。

私たちの診療所でも、まずは天然歯の虫歯や歯周病になった原因や治療を行い、
歯茎を良くしてからインプラント治療などの複雑な治療にすすんでいきます。
一日で簡単には噛めるようにはなりませんが、じっくりと確実に治療をすすめていきます。

当院では、丁寧な説明と、治療を行い、治療をすすめております。
お口の中のことでお困りごとや悩みがありましたら、是非ご相談くださいね。

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 

新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       歯科衛生士 小川希和子


第68回 春季日本歯周病学会学術大会で発表してきました

2025年06月02日 | 外部セミナー

5月23日〜24日に沖縄・那覇文化芸術劇場「なはーと」で開催された、第68回 春季日本歯周病学会学術大会に参加してきました。

今回は「歯周病専門医臨床ポスターセッション」にて、
『広汎型侵襲性歯周炎 Stage III, Grade C に対して全顎的に炎症を抑制し、局所的に低侵襲な歯周組織再生療法を行った症例』
というテーマで発表を行いました。

ポスター討論の時間には、何名かの先生方に興味を持っていただき、貴重なご意見やご質問もいただくことができました。

今回の発表を通じて、自身の診療技術や知識をさらに深めるきっかけとなり、大変有意義な発表となりました。

また、全国の歯周病専門医による約90演題のポスターも拝見し、最新の知見に触れることができ、とても刺激になりました。

今後も、歯周病専門医として皆さまのお口の健康、ひいては全身の健康に貢献できるよう、日々学び続け、技術を磨いていきたいと思います。

歯周病でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。

 

医療法人 くらのうえ市丸歯科 

新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410       副院長 山口 竜亮


2024年 第1回 ITI SC佐賀・長崎セミナーに参加しました

2024年04月25日 | 外部セミナー

2024年(令和6年) 4月20日 ITI SC佐賀・長崎セミナーに
副院長 山口 勤務歯科医 増田 主任歯科衛生士 小川で参加してまいりました。

講師はITIフェローである 笹田雄也先生で「誰でもできる!!口腔内スキャナーの現在到達点~IOSの基礎から補綴、そして最大活用まで~」という表題で
当院でも活用している 口腔内スキャナーのセミナーでした。

今回のセミナーでは、ITIの歯科衛生士会員を増やすことも目的とされていたため、
佐賀県歯科衛生士会にもお声がかかり、7名の歯科衛生士も参加されました。
歯科衛生士会に入っている歯科衛生士は実はとても少なくて、就業歯科衛生士 全体の20%未満です。
年会費などそれなりに費用もかかるため、勉強したい、歯科衛生士として活躍したいなど
志が高い方が多いと思っています。
そのような方たちと、少しですがお話しをすることもできました。

セミナーは、当院での使用方法以上に、まだまだ活用することが多いと
とても参考になる内容でした。
懇親会にも参加し、久しぶりに他の歯科医院の衛生士さんと交流することもできました。


口腔内スキャナーとは、歯型を今まではシリコンや寒天などで採っていたものを
お口の中専用のスキャナーで撮影し模型を起こすことのできるものです。
歯科界もデジタル化がどんどん進化しています。
当院でも2019年に導入し、現在も多くの方の撮影を行っています。
今回のセミナーで得たことを院内に落とし込み、更に活用できればと考えています。



 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター
(佐賀県 鳥栖市)

TEL : 0942-81-5410      

歯科衛生士 小川希和子

 

 

 

 

 

 

 

 


日本臨床歯周病学会 第2回九州支部研修会に参加しました

2024年03月05日 | 外部セミナー

2024年(令和6年)3月3日 日本臨床歯周病学会 第2回九州支部大会が開催され、
歯科衛生士の小川が参加してきました。

会員の先生方の発表は、外科的な治療で主に再生療法についてでした。
当院でも歯周組織再生療法や、結合組織移植術など毎週手術が行われています。
手術となる場合、様々な術式や薬剤があります。
その選択基準は骨の吸収の広さや深さなど、治療のガイドラインがあり、歯科医は患者さんのレントゲンや写真、歯周ポケットの数値や出血、ホームケアの状態などをよく観察し、時間をかけて診断し、手術前の計画を立てています。

その為の資料採りの多くは、歯科衛生士が行うのですが、
改めて規格性のある資料採りは大切だと感じました。

特別講演では、「21世紀に求められている歯周治療とは?」という表題で、イエテボリ大学大学院歯周病学科専門医課程をご卒業された、大月先生によるご講演でした。

現在日本での8020(80歳で20本の歯を残そう)達成率は50%を超えましたが、平均残存歯数は14本程度。
スウェーデンでは、なんと22本だそうです。
日本でもようやく「予防歯科」が浸透しつつあります。
少しずつ、多くの方に多くの歯が残り、一生自分の歯で食べることができるようになると良いなと思います。


歯が抜ける原因の一番は歯周病です。
その歯周病ですが、いきなり骨が溶けるわけではありません。
まず最初に「初期症状」があります。
それは歯茎の検査をした時の「出血」です。
そして多くの場合、出血する原因は「ばい菌」です。

日本の80%の方が、軽症~重症含め歯周病と言われています。
何も症状がない状態から歯科医院へ行き、検査を受けて
重症になる前に治療を進めることができれば、外科的な事をする必要がなくなります。
また、治った後も歯の根が見えることなくより良い状態で維持できます。

当院では、歯周病学会指導医 (歯科医全体で0.2%ほど) 1名
歯周病学会専門医 (歯科医全体で1%ほど)  1名
歯周病学会認定歯科衛生士 (就業歯科衛生士数で1%ほど) 3名が在籍しており、指導医、専門医、認定衛生士による教育を受けた衛生士により患者さんの歯周治療を行います。

口腔内写真やレントゲンをじっくりと確認し、歯の根を削らないよう丁寧な歯周治療を行います。
また、歯周外科が必用となった場合も、ガイドラインに従った診断と術式、専用の手術室で清潔な環境での手術ができるようにしています。

歯周病のことはもちろん、虫歯や歯並び、年齢も問いません。
お口の中でお困りや気になることがありましたらご相談くださいね。

 

 

 

 

(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター

(佐賀県 鳥栖市)

TEL:0942-81-5410

歯科衛生士 小川希和子

 

 

 

 

 

 

 

 


佐賀県保険協会 歯内療法のセミナーに参加しました。

2024年01月22日 | 外部セミナー

こんにちは。

歯科衛生士の中島です。

2024年1月18日(木) 佐賀県保険医協会開催のwebセミナーに正社員スタッフで参加しました。

講師は長崎大学歯学部をご卒業され、現在 福岡歯科大学 口腔治療学講座 歯科保存学分野 教授の松崎英津子先生でした。

演題は、「日常診療における〈歯内療法あるある〉の原因と対処」でした。

歯内療法とは神経を取り除いて根の中をお掃除する治療のことです。

神経まで到達した虫歯は、神経を取る治療が必要です。治療をしたにも関わらず、
痛みが消えない、膿が止まらないなど、その原因と対処についてのご講演でした。

神経の治療は、見えにくい、細かい作業、使用する器材も多く、歯科治療の中では難しい治療の中のひとつです。
時間もかかるうえに、患者さんは「いつも針で何かをやっている?」とあまり理解されなかったり、治療した後に痛みや腫れることもあり、治療したのになぜ?と誤解を受けやすいこともあります。

今の我が国における歯内療法の現状は根の治療の予後、経過不良がきわめて多いことが示唆されています。
初回の根の治療の成功率は90%、再根の治療(やりなおし治療)は70%です。治療における大原則を守った上での成功率ですから、守らなければ成功率は下がってしまいます。


成功率を上げるためには、診査診断が大切で、歯科用CTやマイクロスコープを使用して根の状態の把握、そして繊細な根の中をお掃除します。
術者の技術も大切ですが、加えて無菌的な環境での治療が大切になってきます。
治療中は、根の中に唾液が入らないようにゴムのマスク(ラバーダム)で防湿し、帰宅しても外れないような二重仮封をします。
日本の歯科治療でのラバーダムの使用率はとても低く、マイクロスコープの使用率も全国の歯科医院では3割程度だとの事でした。

このセミナーを通して改めて診療で実践していることがとても重要なことが分かりました。
当院では、今回受けた内容と同等の設備と内容での治療をしており、スタッフとして改めて安心した治療をご提供できると感じております。

お口の中でお困りごとがある方は、ぜひ当院へご相談ください。

皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。

               (医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター

                       (佐賀県鳥栖市)  

                       TEL0942-81-5410

                        歯科衛生士 中島

 


佐賀県保険医協会・歯科スタッフ向け学習会に参加しました。

2024年01月17日 | 外部セミナー

こんにちは。

くらのうえ市丸歯科受付の美山です。

 

2024111日(木)に佐賀県保険医協会開催の歯科スタッフ向け学習会へ、受付スタッフが参加しました。

『ハンドブックを使ったデンタルスタッフのための学習会~診療行為等の基礎を学ぶ~』

2回シリーズの第2回目でした。

 

今回は、歯周疾患のしくみや指導管理・治療の流れ、外科処置、補綴についてと、在宅医療と介護についてでした。

歯周疾患では、患者様の口腔内写真を見ながら歯肉や歯の変化を学びました。

外科処置・補綴では、患者様の口腔内の状態にあった治療がおこなわれていることが再確認できました。

最後の在宅医療と介護では、訪問歯科診療と歯科の関わりについてでした。

高齢化が進む現代でも、一生自分の歯で食べることを達成するためには、誰でもどこでも治療を受けられる環境が必要です。

 

今回のセミナーを通して、小さなお子様からご高齢の方まで、歯科を受診していただきたいと改めて感じました。

 当院では、訪問診療も行っておりますので是非ご相談ください。

 

お口の中でお困りごとがある方は、ぜひ当院へご相談ください。

皆様のご来院をスタッフ一同お待ちしております。

 

        (医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター

                 (佐賀県鳥栖市)  

                TEL0942-81-5410

                   受付 美山