くらのうえ市丸歯科ブログ

お口の健康を守りたい

第54回春季 日本歯周病学会学術大会に参加、発表いたしました 

2011年05月30日 | 外部セミナー

5月27日、28日の金曜、土曜日は休診させて頂き、

福岡国際会議場にて行われた、第54回春季 日本歯周病学会学術大会に参加させていただきました。

今回の参加目的は学会で行われた様々な講演を聴く事と、

数ヶ月前より準備していた、当院での症例発表を行う為でもありました。

昨年4月と今年4月に入社した衛生士は学会は初参加です。

27日の金曜日は学会の雰囲気を知る事と、分かる範囲で講演を聴きました。

 

 

ポスターセッションにて。

同じブースに企業による商品の紹介がありました。

歯ブラシや歯間ブラシ、歯磨粉を頂きました。色々と試して良い物を当院でも取り扱いたいと思います。

金曜日の集合写真です。

皆、外で集まると院内とは違った雰囲気に更に気持ちが一つになるように感じます。

そして28日の土曜日には

重度慢性歯周炎に対して、確実な歯周基本治療及びSPTによって安定化させている症例」

という表題で歯科衛生士セッションにて小川が発表させていただきました。

私が発表する直前の衛生士に質問をしている市丸院長です。

発表前に後輩の武富に撮影してもらいました。緊張しています!

市丸歯科では歯科医師、衛生士で学会発表や地域の講演会で発表をさせて頂いています。

私も今回の学会発表は2回目、地域の講演を含めると6回目となりましたが、今回は何故か一番緊張したように思います。

 

発表は無事に終了しました。

今回、以前当院に勤めていたスタッフや、現在産休中の島川も学会参加、応援に駆けつけてくれました。

後輩たちも、初めての学会参加をした事で、とてもモチベーションが上がり、認定歯科衛生士の資格を取ろうという意欲もでてきたようです。

今回の発表をするにあたり、

副院長の西先生、山口先生、江頭先生、

スタッフの皆さんには多くの協力をしてもらいました。

また、院長には忙しい時間を割いて、毎週のようにディスカッションをして頂きました。

多くの方に感謝しております。

この場を借りて、深く御礼を申し上げます。

 

患者様には、2日間の休診でご迷惑をおかけしましたが

スタッフ一同これからも知識と技術アップに励み、地域の皆様に貢献できればと思っております。

 

くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県鳥栖市)

歯科衛生士 小川希和子

 


「機能にマッチした総義歯づくりとその理論」に参加して参りました

2011年05月09日 | 外部セミナー

機能にマッチした総義歯づくりとその理論 に参加しました。

 

 4月24日(日)に 歯科医師4人で佐賀市アバンセにて行われた、“機能にマッチした総義歯づくりとその理論” に参加しました。

 講師には兵庫県姫路市で訪問診療を中心に活躍されている三木逸郎先生を迎え、丸一日かけて総義歯について勉強してきました。

 

 総義歯の考え方は歯列・咀嚼・嚥下・口腔周囲筋が複雑に絡み合っており、当院で行っている咬合育成の考え方と同じで、歯だけではなく顔や顎全体を見なければいけないと改めて痛感いたしました。

 

 三木先生は総義歯を作るとき、その型取りや試適など保険診療では1回しか認められていない診療を、自分が納得するまで何度も行うそうです。そのようにしてできた総義歯は長期的に快適に咬むことができます。しかし、少なくない歯科医師がこだわりを持たず、噛めない、話せない、使えない総義歯を作る現状があり、嘆いておられました。(ちなみに保険収入はどちらの総義歯も同じです)

 他の診療も同じで、必ずしもすべてを1回で完璧にできることはあり得ないので、早い段階でやり直しをすること、やり直しを行う決断を早くすることが大切であることを再認識しました。

 

 当院では、複数の歯科医師でディスカッションを行うことにより、客観的に診断・治療することができ、スタッフ全員が最善の治療をこだわりを持って提供しております。

 歯だけでなく、入れ歯、お口の周りなど、お悩みがあれば、ぜひ相談してください。

 

くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県鳥栖市)

副院長 西琢磨