7月2日のブログ記事で、、、レッツ、アドレスV50のサービスキャンペーン、、、をお伝えいたしましたが、、、そのサービスキャンペーンの実作業がついに、、、始まってしまいました。。。
外装を外して、、、
エンジンを分解していきます。。。
そして主原因のピストン&リングを交換です。。。
今年何個目?のピストン拝見???もう忘れてしまいました。
少し前まではY社のアクシストリートのピストン拝見を、、、何個???見た事か。。。
そしてこれからは、、、S社レッツとアドレスV50のピストン交換を。。。
まあ、、、モクモクとマニュアル通りに交換作業をするだけなのですが、、、こんな事がちょっと気になってしまいました。
ピストンをシリンダーに組み込む時なんですが、、、ピストンリングの合口の位置がメーカーやバイクで違いがあります。
老メカが高校卒業後まだ十代で入社して初めてメカの教育を受けた時には、、、ピストンリングの合口は側圧方向は避ける、、、って教えを受けたんですが。。。(側圧とは、ピストンピンとは90°ずれた縦方向です)
そして、、、一般的な合口の位置は、、、下の様な配置にするのが通常のセット位置のはずでしたが、、、
今日のS社のマニュアルでは、、、
トップリングがインテーク側、、、いわゆる側圧方向です。
S社の他の機種のマニュアルもちょっと見て、、、確認した所、、、ハヤブサなどでもこの様な配置でしたので間違いではありません。
では、、、H社は、、、
見にくいですが、、、PCXの図になります。
H社もトップリングがインテーク側!側圧側に。。。
こちらはCB1100です。セカンドリングがエキゾースト側、、、側圧側に。。。
もう、、、約40年も前の常識は、、、いつの間にか技術は進み常識が変わったんですねえ。。。
では、、、Y社も見てみると、、、
これはYZF-R25です。
うーーーーーん、まあ普通、、、老メカの常識の範囲。。。
少し前までたくさん組み込んでいた、、、アクシストリートは、、、
ちょっと側圧側に近いです。。。
Y社は、、、車種で違いがあるんですか???
ピストンリングの合口、、、この合口の位置で燃焼室の吹き抜けに違いが出るのでしょう。。。
各メーカーの研究で最適な位置が指定されているはずですので、それを組み込むメカは、、、マニュアルに従うしかないのですが、、、
昔の常識?はどこにいってしまったのでしょうか。。。