今日のお仕事は、、、
ちょい古のセローの部品交換です。
林道ツーリングでハードに使っているのですが、さすがに20数年も前のバイクです、樹脂製のパーツが、、、
割れてしまって、、、
ここが、、、
ここです。。。
チェーンスライダーが壊れてしまいました。
よくオーナー様が気が付きました!
手入れをまめにしていると、壊れていたりの変化が解りますので、点検って大事ですね。
オーナー様より写真付きメールで部品の注文をいただき、部品は入荷、そして実際の作業に入庫しました。
で、チェーンスライダーを取り外して、、、
交換をすれば完成なのですが、、、
外した部品は新品と比べると大きく欠けていました。樹脂やゴム、古くなるとモロイデスネ。
チェーンスライダーって外すのにスイングアームを取り外さないと交換が出来ません。セロー225は。
スイングアームの取り外しですが、、、
外すのに、各シャフトを抜いて、、、
ええッ!
ブッシュやカラー、シャフトの状態が、、、
よろしくありません。
っていうか、ダメでしょ。
オーナー様に聞いたところ、キーキーと音がしていたそうです。
シャフトが削れて段差が付いていますからねえ、音もしますよね。
という事でリアスイングアーム、リンクのオーバーホールにまで発展してしまいました。
部品注文は、、、
あらあら、、、スイングアーム本体とリンク本体を残してあとは全部!注文!になってしまいました。
番号が赤いのが注文した部品です。
セロー225、設計が古いんですね。
ピボットやリンクの部分にニードルベアリングがひとつも使われていません。
ブッシュが圧入されていてカラーが入っている構造です。
現代のバイクですと、全部ニードルベアリングです。
セロー225にはこの部分に全部グリスニップルが付いていて、グリスガンで時々グリスを圧入していれば長く使えるのですが、、、
あれ?グリスニップルがありません!
前のオーナー様?かな、グリスニップルを外してボルトて埋めちゃっています。
グリスニップルがあれば簡単にメンテナンスが出来るのにねえ。。。
なので部品待ちです。
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