50ccビジネス車の24ヶ月定期点検、、、つづきです。。。
24ヶ月定期点検、、、車検のあるバイクですと、、、車検整備に該当いたしますが、、、50ccなので、車検はありませんが、定期的な点検は必要ですね。。。
車検が有る無しに関わらず、、、12ヶ月ごとの定期点検は定められていて、、、1年目は12ヶ月点検、、、そして2年目は24ヶ月点検、、、と、毎年点検はいたしましょう。。。
で、、、現在お預かりしているこのビジネス車は、、、24ヶ月定期点検ですので、、、12ヶ月定期点検よりもより深い部分までの点検を行ないます。。。
ドラムブレーキですので、、、
ブレーキシューはもちろん取り外し、、、ブレーキカムまで分解いたします。。。
ブレーキカム、、、サビて動かなくなりますと、、、ブレーキの効き具合は悪くなるのはもちろんで、、、ついには、、、効きっぱなしになってしまい、、、ブレーキの役目をしなくなってします。。。重要な部分になります。。。
次は、、、フロントブレーキを、、、
フロントホイールにはブレーキはもちろんの事、、、
中心にはタイヤがスムーズに回転するように、、、ベアリングも入っています。。。
ので、ベアリングの点検もいたします。。。
そのベアリングに、、、ゴミや水が入らないように、、、
オイルシールと呼ばれるゴムの部品、、、まあ、、、パッキンですね、、、を、新品に。。。
ゴム製ですので、、、劣化があると、、、性能低下、、、ベアリングの崩壊になりますので。。。
ブレーキ部分は、、カムと呼ばれる、、、ブレーキシューを作動させる部分のシャフトにグリス切れがありました。。。
ここです。。。
ので、、、サビを落として、、、グリスアップ&清掃して組み付けました。。。
この機種の、、、このタイプのフロントフォークですが、、、
リンクを使った緩衝装置になっていまして、、、
気になるので、、、ちょっと外して点検をいたします。。。
リンク部分にはカラーなどを介して動く構造ですが、、、
グリスが、、、
切れてしまうと、、、
あらあら、、、
サビが、、、
そして、、、
固着して、、、いました。。。
ここまでなるって事は、、、今まで手付かずだったのか、、、
もう少しメンテナンスの重要性を気にかけていただき、、、
今後もお願いしたいですね。。。
という事で、、、また部品の発注をして、、、
話しは、、、少しかわりますが、、、
当店はホンダの販売店ですので、、、
ホンダよりバイクの整備に関するお知らせも届きます。。。
その中で、、、今回のビジネス車の24ヶ月点検の内容に関する部分のサービスニュースかありましたので、、、紹介いたします。。。
上記は、、、今回のブログ記事の内容に当てはまる部分だけを、、、コピーして載せました。。。
と言うように、、、メンテナンスサイクルを超えた使用の場合、、、
グリス切れによる作動不良、、、そして破損にまで発展する可能性がある、、、というサービスニュースです。。。
メンテナンス、、、重要ですね。。。
という記事でした。。。
バイク、、、お買い上げいただくと新車時には取り扱い説明書とメンテナンスノートの2冊が付属されていて、、、オーナー様がバイクを使用する過程でのメンテナンスサイクル、内容が書かれていますので、、、今一度読み直していただくと宜しいかと思います。。。
12ヶ月、24ヶ月の定期点検の整備内容は整備事業者によって違いがあると思いますが、、、当店での整備は、、、という内容で当ブログは進めています。。。
当店は認証工場の資格を取得し、分解整備が出来る体制を整えています。(認証工場とは、工場の規模や設備、国家資格自動車整備士の人数などの基準を満たし、国交省運輸局長の認証を受け取得が出来ます。分解整備とは、原動機、動力伝達装置、走行装置、操縦装置、制動装置、連結装置を取り外して行う自動車の整備をいいます。)
運輸局認証番号 2-4982
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