ブレーキのマスターシリンダー、、、レバーを握ると、、、油圧が発生してブレーキパッドを押し付けて制動力が発生しますが、レバーを握って、握って、握って、、、と、続けざまに握っていたら、、、握り具合に変化が。
何度も握っていたら。。。
握りが深くなってしまいます。
外観を観察してもフルード漏れはありませんが、、、きっと内部の油圧を発生させるピストンがお疲れなのでしょう。。。
という事でマスターシリンダーを外して、、、分解してみます。
一番上のフタを外すと、、、白いプラスチックの内ブタが、、、そして更に外すと、、、
ゴムのパッキンが、、、名称はダイヤフラムと言います。
ここを開けると、、、ほとんどのバイクで、、、水が溜まっています。
水は、、、雨水や洗車水です。
中にはブレーキフルード?が溜まっている事もあるのです。
でも不思議なのは、ブレーキフルードが溜まっている?って、、、ズレてもいないのにブレーキフルード???
不思議です。
ダイヤフラムは当然交換いたします。
レバーは社外ショートでバーを使用。
マスターのピストンを押す部分はステンレスのキャップボルトが使われていて、、、
このレバーを当時取り付けたと時に、キャップボルトの押す部分を丸く加工して装着したのですが、、、ピストンを見ると押される部分が削れていますね。。。
ピストンを外すと、、、
中央部分に白っぽい固形物が、、、
フルードタンク内も異物が溜まっています。
下が新品のインナーキット、、、上が使っていたピストンです。
カップと呼ばれるゴムの部品ですが、、、
下の新品は、、、カタチがピンとしていて、油圧が漏れそうもありませんが、、、上のカップ(赤矢印)は張りが無くスカスカです。
水色矢印の部分は、、、レバーが押すときにこじって押して?いるので傷が入るのかな?本体のシリンダーはそれ程のダメージはありませんでしたので、インナーキットの交換ですみましたが、、、
組み付けます。
シリコングリスで潤滑です。。。
レバーを操作すると、、、ピストンを押す部分(キャップボルトの先端です)が移動するので、、、使っているうちにキズ、削れがひどくなって行きます。
ピストンを押す時にピストンの中心をレバーが移動無しで押してくれれば、手に伝わるタッチも改善されると思いますが、、、これ以上は望めないのかな。。。
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