最近のバイクのガソリンタンクの給油口ってかっこよく出来ていますね。
あまり出っ張っていなくて、平べったい エアープレーンタイプ が主流になっています。
ガソリンを入れる為にキャップ部分を開けると、、、
この様にくぼんだ部分に入り口があります。
ガソリンスタンドは今はセルフが主流ですので、実際にガソリンを入れた事が皆様あると思いますが。。。
で、ガソリンを入れ過ぎて入り口から溢れてしまった!などの経験もあるかと思います。
その溢れたガソリンですが、、、
バイクの下にいつのまにか垂れ流がれていたと思います。。。
そうです、ガソリンタンクの給油口のまわりにこぼれたガソリンは、捨てる為のパイプやホースがガソリンタンクに仕込まれていてバイクの下に垂れるようになっています。
手の込んだ造りになっていますねえ。
今日は一日中、雨が降っていました。
どうやら台風が来ているようで、あしたも雨、、、
雨の日でも通勤で乗っている方はバシャバシャびしょ濡れで走りますよね。
走っていなくても、バイクは雨が降っている時でも外で雨に打たれて駐輪していたり、、、
もちろんガソリンタンクにも雨は容赦なく降り注ぎ、ガソリンタンクキャップのまわりからくぼみの部分に雨水が溜まります。
でも大丈夫!くぼみに溜まった雨水は、ガソリンを溢れさせてバイクの下に捨てる時のパイプ、ホースがありますので、そこから流れて溜まる事はありません。
でもでも、ゴミ?などでパイプが詰まってしまったり、ホースの取りまわしが悪くて流れなくなってしまう、、、事が無いとは言えません。。。
実際にその様な修理をいたしました。
雨は降っていない日の事です。
お預かりしたバイクのエアープレーンタイプのタンクキャップを開けると、そこには水が溜まっていて、、、濡れているのが確認できました。
タンクキャップを外して、、、
ゴムカバーを外して見ると、、、
こんなにも溜まっています。
パイプまたはホースに詰まりがあるようです。
いっぱい溜まっている時に、タンクキャップを開けると瞬時にガソリンタンク内に水が入ってしまいます。
ガソリンに水が入ってしまうと、エンジンの不調やキャブレターやインジェクション部品の腐食、もちろんガソリンタンクも錆びてしまいますね。
ガソリンタンクから容器にガソリンを移してみたら、、、
やっぱり水が入っていました。
このガソリンや水を下に排出する パイプやホース は時々メンテナンスが必要だと思います。
ガソリンタンクキャップを外して、排出口のゴミを掃除、エアーガンでパイプ、ホースの通路の掃除&開通しているかテストなどした方が良いでしょう。
ガソリンタンクを外して整備をした時は、最後に排出用ホースを確実に取り付けしないと、下に排出出来なくなります。
一番多いのはホースを曲げて取り付けしてしまうトラブルですね。
この様なトラブルはスポーツバイクだけではありません。
スクーターなどでも無くは無いトラブルです。
この様に給油口のまわりにはガソリンや水の受け皿があります。
そこには排出用のホースが繋がっていて、下に捨てるようになっています。
やっぱり詰まれば溜まりますよね。
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