ブレーキのお話しの続きです。
油圧式ディスクブレーキを作動させるには、、、
ブレーキマスターシリンダーのレバーまたはペダルを操作して、油圧を発生させなければブレーキは効きません。
このマスターシリンダーも、、、一生物ではなくて、、、ブレーキフルードの交換やインナーカップキットの交換、、、シリンダー内部でピストンが往復しますので、シリンダー本体が削れてしまう事もありますので、そんな時はアッセンブリーで交換をしなければなりません。
マスターシリンダーの日ごろの点検は、、、
点検マドからフルードの有無を確認するぐらいでいいのですが、、、
ある程度の月日が経ったのなら、上蓋を外してブレーキフルードの状態を確認しましょう。
ブレーキフルードの交換時期が、、、2年ごとがメーカーの交換時期になります。
車検ではもちろん交換、車検の無いバイクでも交換いたしましょう。
このマスターシリンダーは昨日アップしたキャリパー同様に、、、乗りっぱなしで使い続けていたので、サビ?でフルードが茶色になってしまっています。
もちろんコレではオーバーホールもできませんので、アッセンブリー交換になります。
ブレーキホース、、、
マスターシリンダーの油圧をキャリパーに伝える大事な部品です。
この写真はオフロード車のフロントブレーキホースになります。(ブレーキとは関係の無い部品が写っていますが、気にしないで下さい)
ブレーキホースも点検が必要ですね。
このブレーキホースは自分のバイクのホースで、、、洗車もしていないのに、ジメジメ下の方が湿っていて、、、ブレーキフルード漏れを発見した!というホースです。
やっぱり定期的に交換しないとダメですね、、、というのを自ら感じた瞬間でした。
いっきにフルードが空になるような漏れではありませんでしたが、ドバドバといっきに漏れてしまっていたのなら、そのまま追突!今はもうここには居なかったかも、、、です。
この漏れてしまったホースを切ってどんな構造なのか見てみました。。。
繊維の層が二重に断面に見えますが、、、全体はゴムで固めてあります。
サスペンションが動きますので、その動いた分ブレーキホースも動き、曲がりを繰り返していますので、弱くなってきますね。
この写真は整備で持ち込まれたバイクで、、、ご覧のようにブレーキフルードが漏れていたのを発見したところです。
ブレーキ 知らないうちに、、、いつの間にか、、、性能が、、、低下いたします。
バイクをお使いになっているオーナー様が一番解りやすい、気が付きやすいと思います。
いつもと違う? なんて感じたら是非整備に持ち込んで下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます