注文していたオーバーサイズのピストンが、、、今週入荷! のメールが輸入元から届きました。
今回は、、、早いッ!です。
前回の時は、、、1ヶ月くらいかかったと思いましたが、、SR系は人気商品ってトップページに書いてありまし&たので、、、早かったのかなあ。。。
現在の新車メーカーの考え方?は、、、オーバーサイズピストンの販売は終了していますので、、、シリンダー廻りの修理をする時には、、、スタンダードピストン&新品シリンダーを使って修理、、、という事になってしまっていて。。。
ですので旧車などの修理では、、、部品の手配が出来なくなっています。
こんな時に頼りになるのが、、、ワイセコさんやTKRJさんの社外ピストンです。
今回はワイセコさんのピストンを輸入元さんにお願いしていまして、、、で、、、もう入って来ちゃうそうです。
という事で、、、
シリンダーを送る準備をします。
内燃機屋さんでは、、、ボーリングをするのに大きな機械にこのシリンダーをセットして、、、シリンダー内部を削るのですが、、、この写真のままでは仕事がやり難いんです。
ボルトがいっぱい突き出ていますので、、、これを抜いて送らないと。。。
抜くには、、、ダブルナットを使って、、、
抜くのですが、、、
抜けない。。。
ま、、、そんなに簡単には抜ける訳は、、、無く、、、
こんな時には、、、
バーナーで炙って、、、
炙りながら、、、
レンチで、、、エイヤッ!
パキン!
って音をたててやっと緩みました。
こんな具合に、、、
1本ずつ抜いていきます。
これで邪魔なボルトは無くなって、、、内燃機屋さんでのお仕事が出来るようになりました。
こんな下準備もメカニックのお仕事のひとつになります。
そにて洗浄して、、、発送します。
40年近くもシリンダーにネジこまれていたスタッドボルトを抜くのですが、、、
走行してエンジンが熱くなり、、、そして冷えて、、、の繰り返しをしているので、、、
固くてそんなに簡単には抜けてくれない。。。
これは想像はもちろんしている事で、、、
そんな時にはバーナーで母体を熱して膨張させて、抜けやすくする、、、
それでも、、、パキンッ って音とともにやっと抜けるんですが、、、
ハッキリ言ってこの瞬間って、、、怖いんです。
ネジ山が壊れるんじゃないか?
母体が割れるんじゃないか?
そんな不安が、、、
不安の方が大きいんですよ。
全てのボルトが抜けた時にはホッとしましたけど、、、メカにとっては嫌な瞬間になります。
少しずつ、、、ゆっくりですが、、、このえっくすていの作業は進んでいます。
急いで!って言われても無理ですが、、、気持ちが急いでしまっては、良いお仕事が出来なかったり、壊してしまったり、、、しては台無しになります。
焦らずやらないと、、、です。
本日、水曜日は定休日になります。
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