さあ、、、ピッチをあげないと。
とりあえず、、、整備用の部品はこんなところを用意いたしました。
バルブクリアランスは、、、
エキゾーストは0.10mm。
マニュアル値通りでぴったりでした。
インテークは0.07mmでしたので、マニュアル値の0.10mmに調整しました。
でもマニュアル値は、、、+-0.02mmまでokですので、そんなに狂ってはいません。
走行が10000kmをちょっと超えたぐらいですので、、、
大丈夫だとは思いますが、、、
まあ、、、点検しておけば、、、自信をもっておくりだせますね。
キャブレターも、、、調子が悪いわけではありませんが、、、
簡単に外せるので、、、
ちょっとだけ、、、
中を確認して、、、
ゴミも無く詰まりも無く、、、悪そうな部分は、、、無いです。
が、
あーーーー、、、ついでにバラシチャイマシタ。。。
キレイに洗浄して元に戻します。。。明日はお休みなので、休み明けに。
新オーナー様が気になっていた部分が、、、
エキゾーストフランジの締め付けナットですが、、、
老メカもここはこのままじゃ嫌な部分なんです。
ですので袋ナットに交換いたします。
このナットは、、、常に高温になり、そして走行時には雨にも打たれて、、、ネジ山にまでサビが発生しやすく、、、
自分たちメカのお仕事をしていると、、、
こんな事がまま起こって、、、
ネジが固着してスタッドボルトが外れてしまったり、、、
最悪の事態は、、、スタッドボルトのネジがナメる、ボルトが折れる、シリンダーヘッドのネジ穴が壊れる、亀裂が、、、
こんな事が長いメカ経験の中には1回、2回、3回、、、、いや、もっともっと、、、あります。
もーーー、こんなに錆びていると、、、外すのも尻込みしちゃいます。。。
それを、、、とりあえず、、、防ぐ事が、、、出来る、、、対策が、、、
袋ナットに交換です。
こんな事って考えた事がありますよね。
例えば、、、
エンジンの**mmのピストンには*mmのクリアランスの余裕のあるシリンダーじゃないと焼き付いたり、異音が出たりします。
または**mmの外径の丸棒は同じ内径の穴には入りません。ほんの少し大きい穴(クリアランス)じゃないと入らないんです。
ではネジはどうでしょうか?
ネジも先の例えと同じで、、、
**mmのボルトには**mm丁度のナットはネジ込めなくて、、、
+アルファのクリアランスが無いと締める事が出来ません。
では、、、締めるとはどういう事でしょうか?
ボルト(おねじ)のネジ山の片側の斜面と ナット(めねじ)のネジ山の片側の斜面が擦れ合って締まるんです。
では、、、もう片側の擦れ合っていない斜面はどうなっているのでしょうか???
おねじとめねじにはクリアランスがありますので、、、隙間が開いています。
おねじとめねじの螺旋の部分には、、、螺旋の空間がある! んです。
この空間、隙間がクセモノで水がしみ込めば、、、サビ易く、、、なったりしますよね。
では、、、対策としては、、、
この空間、隙間の入り口を塞ぐ事が一番で、、、
袋ナットが効果的です。
そんな事を考えながらメカ仕事をしている老メカでした。
あれ???昼過ぎまでヤボヨウをしていて、、、やっとバイクに触り始めたのですが、、、もう、、、終わりの時間が、、、
さらにネジに焼き付き、かじり防止用のコンパウンドを塗ると効果的ですね。。。
本日、水曜日は定休日になります。
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