一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

オイルエレメント交換 その2 整備の初歩

2015年07月01日 | 整備の初歩

 

 

昨日はカートリッジ式のオイルエレメントの交換でしたが、バイクで使われているオイルエレメントの形式はもうひとつあります。

 

 

内臓式オイルエレメントです。

 

これはエンジン内部の油圧経路に直接内臓するタイプで、ボルト留めされたオイルエレメントカバーを外してオイルエレメントを交換します。

 

カートリッジ式オイルエレメントは中、大型バイクの主流の形式ですが、内臓式オイルエレメントも小型から大型まで使われているタイプになります。

 

でも小型バイクにオイルエレメントが使われている機種はほとんどありません。

 

小型バイクの大多数はスクリーン式といって金網のスクリーンのみしか使われていません。

 

しかも取り外して掃除をする事がとても大変な構造であったりしますので、そのバイクの生涯を掃除をせずに終わるのがほとんどです。

 

が、小型バイクの中で交換式のオイルエレメントを使っている機種の代表的なのが スズキ アドレスV125シリーズ です。

 

オイルエレメントとはエンジン内部のゴミ、金属カスなどをろ過してオイルをキレイにし、エンジンの寿命を延ばす為のものです。

 

ですので小さなスクーター アドレスV125 ですが、オイルエレメントの交換は必要です。

 

 

 

 

交換は取り付けボルト3本を外してオイルエレメントカバーを取り外し内部のオイルエレメントを入れ替えます。

 

 

 

 作業自体は外して入れ替えるだけですので単純なのですが、漏れ止めのOリングを使っていますので、ずれないように組み付けないと故障の原因になります。

 

 

 

オイルエレメント   エンジンの血液であるオイルのゴミを取ってくれる大事な部品です。

 

交換をお忘れなく。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする