心のままに

日々の生活で感じたいろいろな事を素直にことばにして残したい。

かあちゃんごめんね。

2008-10-04 15:48:54 | 悩み
今日、母の施設に行きました。

母がほぼ寝たきりの状態になり10年と少し経ちました。

何度か手術もし、危篤に近い状態にもなりましたが何とか今まで命があります。
 
今は3年前から胃に直接チューブで栄養剤を入れている状態です。

でも頭はとてもしっかりしてます。

それが返って辛いのです。

元気な頃の母は私にとって誰よりも心強い味方であり、私の応援団長的存在で凄く誇りに思っていました。

年下の夫(私の父)しかもその父はガキ大将がそのまま大人になった様な人だったので母はずい分苦労しました。

でもその父と私そして私の息子達を心から愛し、一生懸命につくしてくれました。

母の時代の人達は戦争という悲劇があったせいで、私達には計り知れない苦労があったんでしょうね。それを思うと申し訳ない気持ちになります。

だんだん小さく、弱っていく姿をみるのがとても辛いです。

近頃は「死にたい」
「こんなに弱ってもなかなか死ねない」
「なかなか死ねなくてごめんね」

もうかえって正気がないほうが色んな辛さから開放されていいのではと思います

だから母に会いに行くのがとても辛いんです。

そしてそんな母に何ひとつ優しい言葉をかけられないとても親不孝な私です

私の中で母はずぅっーと元気な母でいて欲しくて今の母を受け入れられないんです
駄目な娘で、馬鹿な娘なんです。

食べたいものも食べられず、自由に動けなくなった母に優しく接したいと心では
思うのに会うと心とは裏腹な素っ気ない態度をとってしまうんです。

あ~あ駄目な私、、、、いつも母に会った後はすご~い自己嫌悪になります

かあちゃん本当にごめんね。