たつの市長に栗原氏 新人4人の争い制す 2012年10月21日 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006435166.shtml
任期満了に伴うたつの市長選は20日、投開票され、無所属新人で前県会議員の栗原一氏(63)=自民推薦=が、いずれも無所属新人で同市前総務部長の山本実氏(61)、同市連合自治会長の徳永耕造氏(65)、政治団体代表の田中優太氏(31)を破り、初当選した。投票率は54・74%で、前回を10・13ポイント上回った。
地場産業や観光の振興、人口減少の食い止めを図る定住化促進、子育て支援の対策などが争点となった。
栗原氏は「国や県とのパイプを生かし、まちの活性化を推し進める」と訴え、県議時代に培った後援会組織を基盤に支持を広げた。
山本氏は「市の課題を熟知する自分の手で難局を乗り越える」、徳永氏は「住民目線で行政運営に取り組む」、田中氏は「民意反映の新しいたつのをつくる」などと主張したが、いずれも及ばなかった。(松本茂祥)
★兵庫県たつの市 市長選挙結果
当 15760 栗原一(63)無新
10634 山本実(61)無新
7656 徳永耕造(65)無新
790 田中優太(31)無新
兵庫県たつの市は、県の南西に位置する2005年10月に旧龍野市と新宮町・揖保川町・御津町が合併して誕生した人口約7.9万人の市で、市長選は旧龍野市時代から市長を務めていた西田正則氏が出馬を見送ったことから、前県会議員で自民が推薦する63歳の栗原一氏、市連合自治会長でシンヤ工業所代表で65歳の徳永耕造氏、前市総務部長で61歳の山本実氏、政治団体代表で31歳の田中優太氏の4新人による争いとなりましたが、
「国や県とのパイプを生かし、まちの活性化を推し進める」と訴えた栗原一氏が15760票を獲得して
「市の課題を熟知する自分の手で難局を乗り越える」と訴え10634票を獲得した山本実氏、
「住民目線で行政運営に取り組む」と訴え7656票を獲得した徳永耕造氏、
「民意反映の新しいたつのをつくる」と訴え790票を獲得した田中優太氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
この選挙戦。旧龍野市時代から市長を務めていた現職が引退して4新人の争いにも関わらず全くと言ってもいいほどネットに話題が載っていないことからあまり関心がないのかと勝手に想像していたのですが、投票率は前回を10ポイント以上上回る54.74%。
個人的には1人だけ31歳と飛びぬけて若い田中氏は何者? と思っていたのですが、どうやら独自の選挙活動を行うパターンだったようで…。
組織票をまとめた栗原氏が実質三つ巴の争いを制する形になりましたが、まずは初当選を決めた栗原氏が最初の4年の舵取りをどう行ってくれるのかに注目が集まるかと思います。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006435166.shtml
任期満了に伴うたつの市長選は20日、投開票され、無所属新人で前県会議員の栗原一氏(63)=自民推薦=が、いずれも無所属新人で同市前総務部長の山本実氏(61)、同市連合自治会長の徳永耕造氏(65)、政治団体代表の田中優太氏(31)を破り、初当選した。投票率は54・74%で、前回を10・13ポイント上回った。
地場産業や観光の振興、人口減少の食い止めを図る定住化促進、子育て支援の対策などが争点となった。
栗原氏は「国や県とのパイプを生かし、まちの活性化を推し進める」と訴え、県議時代に培った後援会組織を基盤に支持を広げた。
山本氏は「市の課題を熟知する自分の手で難局を乗り越える」、徳永氏は「住民目線で行政運営に取り組む」、田中氏は「民意反映の新しいたつのをつくる」などと主張したが、いずれも及ばなかった。(松本茂祥)
★兵庫県たつの市 市長選挙結果
当 15760 栗原一(63)無新
10634 山本実(61)無新
7656 徳永耕造(65)無新
790 田中優太(31)無新
兵庫県たつの市は、県の南西に位置する2005年10月に旧龍野市と新宮町・揖保川町・御津町が合併して誕生した人口約7.9万人の市で、市長選は旧龍野市時代から市長を務めていた西田正則氏が出馬を見送ったことから、前県会議員で自民が推薦する63歳の栗原一氏、市連合自治会長でシンヤ工業所代表で65歳の徳永耕造氏、前市総務部長で61歳の山本実氏、政治団体代表で31歳の田中優太氏の4新人による争いとなりましたが、
「国や県とのパイプを生かし、まちの活性化を推し進める」と訴えた栗原一氏が15760票を獲得して
「市の課題を熟知する自分の手で難局を乗り越える」と訴え10634票を獲得した山本実氏、
「住民目線で行政運営に取り組む」と訴え7656票を獲得した徳永耕造氏、
「民意反映の新しいたつのをつくる」と訴え790票を獲得した田中優太氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
この選挙戦。旧龍野市時代から市長を務めていた現職が引退して4新人の争いにも関わらず全くと言ってもいいほどネットに話題が載っていないことからあまり関心がないのかと勝手に想像していたのですが、投票率は前回を10ポイント以上上回る54.74%。
個人的には1人だけ31歳と飛びぬけて若い田中氏は何者? と思っていたのですが、どうやら独自の選挙活動を行うパターンだったようで…。
組織票をまとめた栗原氏が実質三つ巴の争いを制する形になりましたが、まずは初当選を決めた栗原氏が最初の4年の舵取りをどう行ってくれるのかに注目が集まるかと思います。