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永谷園 、シュークリーム専門店「ビアードパパ」を94億円で買収

2013-10-22 17:18:11 | Weblog
永谷園 、シュークリーム専門店「ビアードパパ」を94億円で買収 2013年10月22日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0IC1UO20131022
 永谷園は22日、シュークリーム専門店「ビアードパパ」などを手掛ける麦の穂ホールディングス(大阪市)を94億円で完全子会社にすると発表した。国内外に販売網を持つ麦の穂を買収することで、事業領域を広げる。
 麦の穂は国内でビアードパパを約160店舗展開。海外でも同業態中心に、中国や米国、エルサルバドルなど17カ国で175店舗を運営している。今後も50カ国に出店を予定している。



 うん? お茶漬けや即席みそ汁・ふりかけといった、どちらかと言えば乾物系のラインアップが中心の永谷園が、何故に正反対の方向のシュークリーム専門店を買収? と素朴な疑問が浮かんだのですが、どうやらこのシュークリーム専門店「ビアードパパ」なる店舗。
 北は北海道の釧路。南は鹿児島まで関東や関西・東海を中心に国内だけで157店舗を有する大手のようですね。
 シュークリームと言えば、私の世代では2001年に経営破綻した老舗シュークリームチェーン「ヒロタ」とそのヒロタを立て直したの21LADY株式会社の代表の広野道子さんを真っ先に連想してしまうのですが、シュークリームメーカーにとっては、資金繰り不安からの解消。永谷園にとっては事業多角化の一環+M&Aで時間を買うというウィンウィンな関係を目指すといったところなのでしょうか。
 ちなみに22日の永谷園は3円高の889円。明日は株価が反応するかも気になるところです。

熊本 玉名市長選は高嵜氏が蔵原氏振り切り再選

2013-10-22 06:19:22 | Weblog
玉名市長に高嵜氏再選 接戦、新人蔵原氏破る 2013年10月20日 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/main/20131020007.shtml
 任期満了に伴う玉名市長選と同市議選は20日投開票された。市長選は無所属現職の高嵜哲哉氏(68)が、無所属新人で元市議の蔵原隆浩氏(48)を接戦の末破り、再選を果たした。投票率は76・46%で、前回(81・46%)を5・00ポイント下回り、現玉名市となって最低。
 当選した高嵜氏は同市六田の選挙事務所で「常に市民目線を心掛け、ここに住んで良かったと市民が実感できる玉名市づくりを目指したい」と抱負を語った。
 高嵜氏は「新市庁舎の建設費を当初の基本計画から約20億円削減し、財政調整基金も33億円積み増した」などと財政再建を進めた4年間の実績を強調。2期6年間務めた旧玉名市長時代から培った人脈をフルに生かし、新人を振り切った。
 蔵原氏は「緊縮財政で地域の経済が疲弊している」などと市政運営を批判。自民党玉名市支部の推薦を受け、国や県と連携した経済活性化を訴えたが、一歩及ばなかった。
 当日有権者数は5万6224人(男2万6165人、女3万59人)。

玉名市議選、新議員24人決まる
 任期満了に伴う玉名市議選は20日投開票され、24人の新議員(男23、女1)が決まった。内訳は現職16、新人8。党派別では公明1、共産1、無所属22。維新は議席を獲得できなかった。
 合併新市となり3回目の選挙。今回は定数を2削減し、前回より3人少ない29人で争った。投票率は76・46%で、前回(81・46%)を5・00ポイント下回り、現玉名市となって最低。
 各候補者は地域経済の浮揚や福祉の充実などを訴えた。
★熊本県玉名市 市長選挙結果(投票率76.46%)
当 22068 高嵜哲哉氏(68)無現
  20390 蔵原隆浩(48) 無新


玉名市長選 高嵜さん接戦制し再選 1期目の実績訴え実る 2013年10月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20131020-OYT8T01055.htm
 玉名市長選は20日、投開票され、現職・高嵜哲哉氏(68)(無所属)が、新人の前市議・蔵原隆浩氏(48)(無所属)との一騎打ちを制し、再選を果たした。
 接戦を制した高嵜氏は同日午後10時過ぎ、事務所に姿を現した。支持者を前に、「市民が玉名に住んでよかったと実感できるような市政運営を目指す」「『精いっぱい努力しろ』と市民が押し上げてくれた」などと語った。
 選挙戦で、高嵜氏は財政健全化の取り組みなど1期目の実績を強調。基幹産業の農業振興や企業誘致の推進、現在は小学6年までの医療費無料化を中学3年まで拡大することなどを公約に掲げ、支持を広げた。
 一方、蔵原氏は国や県との連携を強化して施策を進める必要性を主張。九州新幹線・新玉名駅前の開発促進、市の支所機能の強化なども打ち出したが、及ばなかった。



 熊本県玉名市は、2005年10月に旧玉名市と岱明町・横島町・天水町が合併して発足した県北部の人口約6.8万人の市で、市長選は4年前の前回選挙選で当時の現職島津勇典氏を破り2009年11月から1期4年現職を務めて再選を目指す68歳の嵜哲哉氏に前玉名市議会議員で48歳の蔵原隆浩氏が挑みましたが、
 企業誘致など1期目の実績を強調。その上で、小学6年までの医療費無料化を中学3年まで拡大する計画などを示し、「玉名を愛する気持ちは誰にも負けない。皆さんが玉名に住んでよかったと思えるように、市民目線で精いっぱい努力していく。命を懸けて約束したことをやり抜く」と訴えた現職の嵜哲哉氏が22068票をを獲得して、
 「市の施策は機能せず、経済が停滞した」と市政を批判。産業振興による経済活性化や、国や県と連携した市政運営を掲げ、「市民が元気と活力を取り戻す取り組みを何としても実践する。玉名の未来を大きく左右する選挙だ」と国や県と連携した市政を訴え20390票を獲得した蔵原隆浩氏 を振り切り再選を決めました。
 かろうじて現職が2回り若い挑戦者を退ける形になりましたが、再選を決めた高嵜哲哉氏は次の4年間で何を成し遂げるかが問われそうですね。

佐賀市長選は現職秀島氏逃げ切り

2013-10-22 06:14:05 | Weblog
秀島さん接戦制す 佐賀市長選 堅実な市政に支持広がる 2013年10月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20131021-OYT8T00097.htm
 佐賀市長選と同市議選(定数36)が20日に投開票された。市長選は、現職の秀島敏行さん(71)(無所属)が、元県議会議長の篠塚周城さん(63)(同)、元総務省課長の小川登美夫さん(58)(同)、前参院議員の川崎稔さん(52)(同)の新人3人を破り、3回目の当選を決めた。当日有権者数は18万7896人、投票者数は市長選で11万1294人、市議選で11万1288人、投票率は市長選で59・23%(前回63・33%)、市議選で59・23%(同63・33%)。43人が立候補した市議選も開票が終わり、新議員が全て決まった。
 佐賀市本庄町の秀島さんの事務所には、同日夕から支持者が集まり始め、開票速報を伝えるテレビを見守った。当選確実の一報が届くと、事務所内は「やった!」などの歓声が湧き上がり、あちこちで支持者が抱き合ったり、握手し合ったりして、喜びを分かちあった。
 接戦を制した秀島さんは「激しい選挙戦を皆さんのおかげで乗り越えた。他の3人の票も踏まえ、これからの仕事に生かしたい」と3期目の意気込みを語った。
 秀島さんの出馬表明は、告示のわずか4か月前だった。前回(2009年)、前々回(05年)の市長選で推薦を受けた自民党県連が自主投票を決めるなど、序盤は厳しい選挙戦を強いられた。だが、市内の自民党組織の中核を担う「旧佐賀市支部」が支援に回ったほか、出身母体の市職労や市職員OB、過去の市長選で培った各地域の有力支持者らが次々と陣営に加わり、態勢を整えた。
 選挙戦突入後も、市南部の旧3町(川副、東与賀、久保田)との合併や、旧市町に点在していたごみ処理施設の統合など、2期8年の実績を強調。自らの政治手法を「一人の百歩より百人の一歩」と表現し、堅実で安定した市政運営の必要性を訴え、着実に支持を広げた。
 一方、篠塚さんは、国会議員秘書、県議時代の経験と人脈をアピール。立候補した4人の中で唯一の自民党籍を持つ候補として「自民色」を前面に打ち出し、同党の国会議員らが相次いで応援に駆けつけたが、あと一歩及ばなかった。同市多布施の事務所で、落選の情報が流れると、篠塚さんは悔しそうな表情で敗戦の弁を述べ、支援者らに深々と頭を下げた。
 小川さんは「フレッシュな佐賀市政」を合言葉に、市政の刷新を訴えた。選挙戦では、総務省の官僚として、各地の地域振興に携わってきた実績を強調。路面電車を市中心部に導入するなど、話題を集める施策を打ち出したが、支持は広がらなかった。
 川崎さんは「県都・佐賀市に閉塞感が漂っている」と指摘し、日本銀行OBとして、経済浮揚策や市役所の行財政改革の必要性を主張。政党や各種団体に推薦を求めず、「しがらみのない市政運営」を唱えたが、浸透しなかった

佐賀市長選、秀島氏が3選 2013年10月21日 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2568405.article.html
 任期満了に伴う佐賀市長選・市議選は20日投票、即日開票され、市長選は現職の秀島敏行氏(71)=本庄町=が3万9483票を獲得、接戦の末に元県議会議長の篠塚周城氏(63)=川副町=ら新人3人を破り、3選を果たした。投票率は前回比4・10ポイント減の59・23%(男58・16%、女60・15%)で、新市になって3回の選挙で最低だった。
 当選した秀島氏は「激しい戦いだったが、皆さんの力で乗り越えられた。市政の課題は多く、苦言や助言をいただきながら一緒に歩み、前へ進んでいきたい」と抱負を語った。
 秀島氏は2005年、当時の市長の手法に反発する自民県議・市議や社民市議、市職員OBらの要請を受けて立候補し初当選、09年に再選した。今回は熟慮の末、「合併10年を見届ける責任がある」と立候補。雇用拡大や福祉政策、少子高齢化社会への対応などを訴えてきた。
 選挙戦は、ベテラン自民党県議の篠塚氏の出馬で過去2回とは様相が一変。どの政党からも推薦を得ずに戦う全く違った展開となり、「市民主役で市長を選ぼう」のスローガンを前面に出して戦った。
 篠塚氏は発信力の強化と議員活動を通じた政治経験をアピールして追い上げたが、あと一歩届かなかった。元総務官僚の小川登美夫氏(58)=本庄町=は「しがらみからの脱却」を訴えて無党派層に食い込んたが、知名度不足が最後まで響いた。元参院議員の川崎稔氏(52)=東佐賀町=は民主党除籍をめぐる騒動が尾を引き、支持を広げられなかった。
 投票率は4人による混戦にもかかわらず、60%を割り込んだ。05年秋の新市発足後最低で、有権者の関心は高まらなかった。
★佐賀県佐賀市 市長選挙結果投票率(59.23%)
当 39483 秀島敏行 無現
  37724 篠塚周城 無新
  17825 小川登美夫 無新
  14577 川崎稔 無新



 佐賀県佐賀市は県都で2005年10月に旧佐賀市と大和町・富士町・諸富町・三瀬村が新設合併。07年10月には川副町・東与賀町・久保田町を編入した人口約23.5万人の市で、市長選は2005年10月から2期8年現職を務めて3選を目指す71歳の秀島敏行氏に、元県議会議長で63歳の篠塚周城氏、元総務官僚で58歳の小川登美夫氏、元参院議員で52歳の川崎稔氏の3新人が挑む現職に元参議院議員や元県議会議長が挑む中々豪華なリレーとなりましたが
 施設統合や排水対策など2期8年の実績を示し「3期目は皆さんの幸せ感が高まる政治をしたい」と訴えた現職の秀島敏行氏が39483票を獲得して3選。
 県議26年の実績を挙げ、「国や県とも連携し、しっかりした佐賀市をつくり上げる」と訴えた篠塚周城氏は37724票を獲得するも後一歩及ばず。
「しがらみのないフレッシュな市政の実現を約束する。私に任せていただきたい」と訴えた小川登美夫氏は17825票を獲得。
「全ての経験を生かし、佐賀市を元気にする。私は本気です」とアピールした川崎稔氏も14577票を獲得しました。
 う~ん。現職秀島氏は3選を決めたとはいえ、決して市民の全面的な信頼を得たには程遠く、篠塚氏に後一歩のところまで追い上げられましたし、小川氏や川崎氏も中々の得票数。
 もし小川氏か川崎氏のどちらかが辞退していれば、結果もひょっとしたら変わっていたのかもしれないのかな…とも思うのですが、結果的に票が分散して現職が逃げ切る形になりましたね。
 秀島氏は市議会をどうまとめるのか。そして同時並行で後継者の育成も意識しなければならないと思います。


岡山 玉野市長選は現職黒田氏 圧勝

2013-10-22 06:10:30 | Weblog
玉野市長に黒田氏3選 投票率は44年ぶり最低更新 2013年10月21日 山陽
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013102021295880/
 任期満了に伴う玉野市長選は20日、投開票が行われ、無所属現職の黒田晋氏(50)が、無所属新人で元県議の福田通雅氏(73)を大差で破り、3選を果たした。
 投票率は43・29%(男42・08%、女44・41%)で、過去最低だった1969年の58・61%を44年ぶりに更新した。論戦は低調で、盛り上がりを欠いた。
 厳しい財政状況の中で、少子高齢化や人口減などの課題解決に向け、造船関連業をはじめとした地場産業の振興、市街地活性化策などが争点となった。
 黒田氏は、2期8年で取り組んだ公共交通体系の構築、小学校の少人数教育実現などの実績を強調、老朽化が進む公共施設の再編整備を公約に掲げた。自民、公明両党、連合岡山の推薦を受け、地区ごとに組織された大型選対で支持を広げた。
 当選確実が伝えられ、黒田氏は「公共施設の再編では民間活力の導入も視野に、厳しい財政に対処する。思い切った手法で産業振興や医療の充実にも取り組み、玉野の新しい未来の扉を開く」と抱負を語った。
 福田氏は「地域経済は停滞している」と、中小企業への支援制度拡充、大学誘致などを訴えたが及ばなかった。
 当日有権者数は5万3428人(男2万5639人、女2万7789人)。

玉野市長黒田さん3選 2013年10月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20131020-OYT8T00996.htm
 玉野市長選は20日、投開票され、現職の黒田晋さん(50)が新人で元県議の福田通雅さん(73)を大差で破って3選を決めた。8年ぶりの選挙戦となったが、争点がかみ合わなかったことなどから有権者の関心は終始低く、投票率はこれまで過去最低だった1969年の58・61%を15ポイント以上も下回る43・29%。当日有権者数は5万3428人だった。
 黒田さんは同日夜、当確の知らせを受け、同市田井の事務所で支持者らと万歳。「100回以上の街頭演説や個人演説会で口にした約束を、明日から形に変えていく」と決意を述べた。
 人口減と高齢化に加え、財政の硬直化が進む中、黒田さんは、老朽化する市立図書館や給食センターなど公共施設の改修に民間資本を活用する「PFI」を導入することを訴えながら、推薦を受けた政党や各種団体などの票を固めた。一方、福田さんは、中小企業の活性化を訴えたが、及ばなかった。
 黒田さんは過去最低の投票率について、「三つどもえの戦いで、市民の関心が高かった8年前とは状況が違った」と述べ、「PFIの導入を民間企業の誘致や雇用創出などにつなげ、市の活性化を果たしたい」と抱負を語った。
 黒田さんは玉野市出身。専修大法学部を卒業し、衆院議員秘書、会社員、市議を経て、2005年の市長選で初当選。09年は無投票で再選された。
★岡山県玉野市市長選挙結果
当 19107 黒田晋(50)無現=自民、公明推薦
  3814 福田通雅(73)無新


 岡山県玉野市は、県南中部に位置する人口約6.2万人の市で、市長選は2005年10月から2期8年現職を務め3選を目指す自民・公明に連合岡山も推薦に回った50歳の黒田晋氏に元岡山県議会議員で73歳の福田通雅氏が挑みましたが、
 2期8年で取り組んだ公共交通体系の構築、小学校の少人数教育実現などの実績を強調、老朽化が進む公共施設の再編整備を公約に掲げた黒田氏が19107票を獲得して
 「地域経済は停滞している」と、中小企業への支援制度拡充、大学誘致を訴え3814票を獲得した福田氏を難なく振り切って3選を決めました。
 う~ん。自民・公明が推薦するまだ50歳で3選を目指す現職にぶつける相手が、23歳も年上の方。訴える公約はまあいいとして、大学誘致も少子化が進み大学の定員割れが相次ぐ中、そう簡単なことではありませんし、福田通雅氏や福田氏の支援者からはお叱りを受けそうですが、挑戦するにしても、もう少し若い年齢の方をライバルにぶつけることはできなかったのかな…などと思います。

島根 浜田市長選は久保田氏が初当選

2013-10-22 06:08:08 | Weblog
浜田市長 久保田さん初V 2013年10月21日 読売
 浜田市長選は20日、投開票され、新人の県立大非常勤講師・久保田章市さん(62)(無所属)が、同じく新人の元市議・川神裕司さん(56)(無所属)を破り、初当選した。当日有権者数は4万8142人。投票率は、市長選が70・55%(前回76・83%)、市議選は70・53%(同76・84%)だった。
 旧酒蔵に設けられた久保田さんの事務所では、当選確実の報に支持者から拍手と歓声が上がった。久保田さんが姿を現すとさらに大きな拍手がわき起こり、握手を交わして喜び合った。
 久保田さんは「お年寄りが安心して暮らせ、若者にも魅力ある元気な浜田を、皆さんとともに作りたい」などと語り、贈られた花束を手に激励に応えた。
 合併前から約17年にわたり市長を務めた宇津徹男氏(70)の引退表明を受け、新人同士の一騎打ちとなった今回選。法政大大学院の教授なども務めた久保田さんは、県立浜田高時代の友人らの応援や、連合島根の推薦を受けて精力的に活動。街頭演説などを重ね、人口減に悩む街の活性化を訴えて支持を広げた。
 久保田さんは、東京大から三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)、同銀行グループ総合研究所の執行役員などを歴任。2007年からは市の政策アドバイザーとして市政に関わってきた。
★島根県浜田市 市長選挙結果(投票率70.55%)
当 25753 久保田章市(62)無新
  7821 川神裕司(56)無新



 島根県浜田市は、2005年10月に旧浜田市と三隅町・旭町・金城町・弥栄村の1市3町1村が新設合併して発足した県西部の人口約6万人の市で、市長選は旧浜田市時代から市長を務めていた宇津徹男氏が出馬を見送ったことから、法政大大学院教授・市政策アドバイザーで連合島根の推薦を受けた62歳の久保田章市氏と市議・元副議長で56歳の川神裕司氏の2新人による争いとなりましたが、
 「高齢の方々が安心して暮らせる街にしたい。そして浜田を元気に。産業振興には若い力が必要で、そうした人々が住みたくなる街にするため一生懸命頑張る」と訴えた久保田章市氏が25753票を獲得して、
 「市民、若者の声が行政に伝わり、形にできる仕組みを作りたい。人々が住みたいと思う安心で魅力ある市、石見地域のリーダーとして認められる市にしたい」と訴え7821票を獲得した川神裕司氏 に大差をつけて初当選を決めました。
 ん。新人同士の争いとしては異例の大差がつきましたが、初当選を決めた久保田章市氏は最初の4年間で何ができるかが強く問われることになりそうですね。

兵庫 たつの市長選は栗原氏 初当選

2013-10-22 06:04:38 | Weblog
たつの市長に栗原氏 新人4人の争い制す 2012年10月21日 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006435166.shtml
 任期満了に伴うたつの市長選は20日、投開票され、無所属新人で前県会議員の栗原一氏(63)=自民推薦=が、いずれも無所属新人で同市前総務部長の山本実氏(61)、同市連合自治会長の徳永耕造氏(65)、政治団体代表の田中優太氏(31)を破り、初当選した。投票率は54・74%で、前回を10・13ポイント上回った。
 地場産業や観光の振興、人口減少の食い止めを図る定住化促進、子育て支援の対策などが争点となった。
 栗原氏は「国や県とのパイプを生かし、まちの活性化を推し進める」と訴え、県議時代に培った後援会組織を基盤に支持を広げた。
 山本氏は「市の課題を熟知する自分の手で難局を乗り越える」、徳永氏は「住民目線で行政運営に取り組む」、田中氏は「民意反映の新しいたつのをつくる」などと主張したが、いずれも及ばなかった。(松本茂祥)
★兵庫県たつの市 市長選挙結果
当 15760 栗原一(63)無新
  10634 山本実(61)無新
  7656 徳永耕造(65)無新
  790 田中優太(31)無新


 兵庫県たつの市は、県の南西に位置する2005年10月に旧龍野市と新宮町・揖保川町・御津町が合併して誕生した人口約7.9万人の市で、市長選は旧龍野市時代から市長を務めていた西田正則氏が出馬を見送ったことから、前県会議員で自民が推薦する63歳の栗原一氏、市連合自治会長でシンヤ工業所代表で65歳の徳永耕造氏、前市総務部長で61歳の山本実氏、政治団体代表で31歳の田中優太氏の4新人による争いとなりましたが、
 「国や県とのパイプを生かし、まちの活性化を推し進める」と訴えた栗原一氏が15760票を獲得して
 「市の課題を熟知する自分の手で難局を乗り越える」と訴え10634票を獲得した山本実氏、
 「住民目線で行政運営に取り組む」と訴え7656票を獲得した徳永耕造氏、
 「民意反映の新しいたつのをつくる」と訴え790票を獲得した田中優太氏 を退けて新人同士の争いを制しました。

 この選挙戦。旧龍野市時代から市長を務めていた現職が引退して4新人の争いにも関わらず全くと言ってもいいほどネットに話題が載っていないことからあまり関心がないのかと勝手に想像していたのですが、投票率は前回を10ポイント以上上回る54.74%。
 個人的には1人だけ31歳と飛びぬけて若い田中氏は何者? と思っていたのですが、どうやら独自の選挙活動を行うパターンだったようで…。
 組織票をまとめた栗原氏が実質三つ巴の争いを制する形になりましたが、まずは初当選を決めた栗原氏が最初の4年の舵取りをどう行ってくれるのかに注目が集まるかと思います。

奈良 天理市長選は若手並河健氏が初当選

2013-10-22 06:02:02 | Weblog
天理市長に並河さん…3新人の激戦制す 2013年10月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20131020-OYT8T01081.htm
 天理市長選は20日投開票され、無所属の新人で元外務省職員の並河健さん(34)が、ともに無所属の新人で前県議の藤本昭広さん(67)と、元建設会社社長の沢田昌久(よしひさ)さん(57)(自民推薦)を接戦のすえ破り、初当選を果たした。
 投票率は55・61%(前回55・43%)だった。当日有権者数は5万2158人(男2万5124人、女2万7034人)。
 並河さんの同市川原城町の事務所は初当選の知らせが入ると、集まった支持者の歓声と拍手に包まれた。並河さんは「しっかりと市民との対話を続けたことで、勝利できた。南佳策市長の市政を礎に、天理のまちの魅力を生かした活性化を何としてでも果たしていく」とあいさつ。支持者らと万歳を繰り返した。
 財政再建や産業振興などが争点となったが、並河さんが34歳という若さと外務省職員としての行政経験を強く打ち出し、激戦を制した。
 並河さんは、大阪府箕面市出身。東京大卒。外務省職員、広告会社社員を経て、昨年12月の衆院選では奈良2区に日本維新の会から出馬し、落選した。

<解説>少数与党 問われる手腕
 12年ぶりとなる新市長に市民は並河さんを選んだ。出馬表明は3候補の中で最も早い今年6月。昨年の衆院選に出馬したことで、市民の間に名前は浸透しており、子育て世代の身近さと政策通をアピールする戦略が無党派層の市民にも支持されたといえる。
 全面的な支援を表明した南佳策市長が演説会では何度もマイクを握り、「公正な市政を続けるための後継者だ」と太鼓判を押した。南市長の後援会組織を中心にした自民党の一部や天理教教会本部の実力者たちによる応援も、支持の拡大に効果を発揮。「天理市生まれではない」との他陣営の批判をはね返すことに成功した。
 一方で、市議会の多数派が他候補を応援したことで、少数与党の議会運営は決して簡単ではなさそうだ。異なる利害を辛抱強く調整した上で、市民にとって有益な市政運営に取り組むという、政策論争とは別次元の現実の政治ができるかが、並河さんに問われてくるだろう。(守川雄一郎)
★奈良県天理市 市長選挙結果(投票率55.61%)
当 11114 並河健(34)無新
  9048 藤本昭広(67)無新
  8590 沢田昌久(57)無新=自民推薦


 奈良県天理市は県北中部に位置する人口約6.7万人の市で市長選は2001年10月から3期12年市長を務めた76歳の南佳策氏が引退を表明したことから、元市商工会専務理事で自民が推薦する57歳の沢田昌久氏、12年前の選挙選以来の出馬となる前県議で67歳の藤本昭広氏、元外務省職員で34歳の並河健氏の3新人による争いとなりましたが
 10年後、天理に住み続けて本当に良かったと思っていただける街を皆様と共につくっていきたい。財政は決して楽ではないが、地に足の着いた議論を県とも国ともしっかり進める中で活性化を果たしたい。どこまでも皆様と共に汗をかいて、天理市の豊かさを掘り起こし、磨き、全国に発信し、天理の名前を輝かしていきたいと訴えた並河健氏が11114票を獲得して
 優しさとぬくもりのある市にしたい。一人暮らしの高齢者や障害者、母子家庭といった苦しい思いをしている人たちを吸い上げないといけない。無駄な公共事業を1割減らし、子育てや高齢者にお金を回す。公共事業中心の市役所か、社会的に苦しい思いをしている人を助ける市政にするのか。二つに一つを選ぶ選挙だと 苦しむ人助ける市政にと訴え9048票を獲得した藤本昭広氏
 まず産業活性化に取り組みたい。商工会専務理事の経験を企業誘致に反映させる。自民党との強いパイプを生かし、働く街、つくる街、消費する街天理を実現していく。団塊世代を中心に子育てサポーターを養成し、地域で子どもたちを守る。健全な成長を守る。命を運ぶ道路建設に力を入れ、災害に強いまちづくりを目指すと述べ8590票を獲得した沢田昌久氏 を破り、新人同士の争いを制しました。
 南佳策前市長の全面的な支援があったとはいえ、新人同士の争いで自民推薦の方がいればまあ自民推薦の方が有利になるのかな…と思っていたらその自民推薦候補はまさかの最下位。市民は34歳の若い並河健氏に市制を託しました。
 最初の4年間の舵取りをどう行うか。若い並河氏のお手並みをまずは拝見です。