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東京 武蔵野市長に邑上氏3選 菅氏地元、民主連敗止める

2013-10-07 08:58:56 | Weblog
武蔵野市長に邑上氏3選 菅氏地元、民主連敗止める 2013年10月7日 01時05分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013100601002126.html
 任期満了に伴う東京都武蔵野市長選が6日投開票され、無所属現職の邑上守正氏(55)=民主、共産、社民支持=が、いずれも無所属新人の元市議木崎剛氏(44)=自民、公明推薦、元市議深田貴美子氏(54)を破り、3選を果たした。投票率は41・29%で過去最低。
 武蔵野市は民主党の菅直人元首相の地元。昨年12月の衆院選の東京18区(武蔵野市など)で菅氏が、今年6月の都議選でも民主党候補が、それぞれ自民党候補に敗れていた。邑上氏の勝利でかろうじて党勢を保った形だ。
★東京都武蔵野市 市長選挙結果
当 25573 邑上守正(55) 無現
  14203 木崎剛(44) 無新=自民、公明推薦
  7164 深田貴美子(54)無新




 東京都武蔵野市は多摩地区にある人口約14万人程の市で、市長選は05年10月から2期8年現職を務め3選を目指す民主・共産・社民が支持する邑上(むらかみ)守正氏に、元市議で自民・公明が推薦する44歳の木崎剛氏、元市議で54歳の深田貴美子氏が挑みましたが、
 「この8年間、市民参加を柱にした市政運営をやってこられた。しかし、待機児童の解消など積み残した課題もある」と3期目への意欲を示した邑上守正氏が25573票を獲得して
 この8年間に13件起きた市職員の不祥事について「トップがしっかりとした倫理観を全体に伝えていないからだ」と批判。「市政の無駄を省き、経営責任を果たしたい」と訴え14203票を獲得した木崎剛氏
 現市政については「先送りが多いなど、問題解決能力が乏しい」と指摘し「151の政策を提言し、109項目を実現、実行中だが、リーダーシップを持って問題解決にあたる必要を感じた」と述べ7164票を獲得した深田貴美子氏 の両氏を退けて3選を決めました。

 ほぉ。現職の支持基盤が民主・社民・共産系で民主党支持者の間でも評判の悪い菅直人元首相のおひざ元。しかもライバルが1回り若い自民・公明の推薦候補。更に一騎打ちではなく3つ巴ということもあり、かなりの接戦になることを予測していたのですが、予想以上に現職が強かったですねぇ。

長野 安曇野市長に宮沢氏再選 新人の2氏破る

2013-10-07 08:55:57 | Weblog
安曇野市長に宮沢氏再選 新人の2氏破る 2013年10月07日 信濃毎日
http://www.shinmai.co.jp/news/20131007/KT131005ATI090001000.php
 任期満了に伴う安曇野市長選は6日投開票し、現職の宮沢宗弘氏(73)=無所属、安曇野市豊科高家=が、ともに無所属新人で、前市教育委員長の古幡開太郎氏(62)=同市穂高牧、政党役員の北村正弘氏(50)=松本市岡田下岡田=を破り、再選を果たした。次点の古幡氏とは1万3309票差だった。任期は23日から4年。
 宮沢氏は、保育料軽減や、多額の赤字を抱えた第三セクターの清算など、1期目に取り組んだ施策を実績として掲げ選挙戦を展開。5町村合併による安曇野市誕生から10年の節目を2年後に控え、「新市の土台づくりの総仕上げをする」と訴えた。企業誘致を進めて雇用の確保を図り、穂高温泉郷の市有温浴施設改築と周辺整備で北アルプス観光を強化するとした。
 市内全域に築いた後援会組織を通じて支持固めを図り、連合長野松本広域協議会などからの推薦も得て、終始リードを保った。
 今回で3度目の挑戦となった古幡氏は、「観光特区」認定や安曇野ブランドを生かした産業振興で「市内の経済を活性化させる」と主張。地元の穂高や保守層の一部などに食い込んだが、現職批判票が割れたこともあり、票を伸ばせなかった。
 共産党中信地区委員長の北村氏は、告示の11日前に出馬を表明。3月に着工した市役所新本庁舎の総事業費約80億円は高すぎると宮沢氏を批判し、設計変更を含む建設見直しを訴えたが、同党支持層以外への浸透ができなかった。
 投票率は64・65%で、2009年の前回選(69・29%)を4・64ポイント下回った。
★長野県安曇野市 市長選挙結果
当 28847 宮沢宗弘(73) 無現
  15538 古幡開太郎(62)無新
  6254 北村正弘(50) 無新=共産推薦



 長野県安曇野市は、県中部の松本市などに隣接する2005年10月に豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町が合併して誕生した人口約9.6万人の市で、市長選は2009年10月から1期4年現職を務めて再選を目指す宮澤宗弘氏に対して、北村正弘氏、古幡開太郎氏の2新人が挑みましたが、
 「これまでの4年間で前市長が積み残した課題を解決してきた」と豊科インターチェンジ(IC)の安曇野ICへの名称変更など実績を強調。「本格的な基礎作りが終わって新しい安曇野を築き上げていくとき。4年に1度市長が変わることは市民のためにならない」「旧5町村が力を合わせて伝統、文化、歴史を守りながら、安曇野市になって良かったと思えるように取り組みたい」と支持を訴えた宮澤宗弘氏が28847票を獲得して
 「今のままでは、衰退した安曇野が続いてしまう」と現在の市政を批判。「この8年の間に学校経営や医療、教育委員長の仕事に携わってきた成果を市政に結びつけたい」と訴え、「リーダーが変われば組織が変わる。力強いリーダーシップによるまちづくりが必要」と力説「安曇野ブランドを再構築し、世界から人が集まる観光都市にしたい」と語り 15538票を獲得した古幡開太郎氏
 新本庁舎建設に関して、「前回選挙で現市長は必要最小限と言っていたが、豪華庁舎を建てようとしている。公約違反だ」と批判し、設計変更を含めた見直しを強調。「無駄遣いにメスを入れ、箱物優先から暮らし優先の市政に」と訴えると共に高校卒業までの医療費無料化などを掲げ、「子育て日本一の安曇野市をつくっていこう」と主張して6254票を獲得した北村正弘氏 の両氏を危なげなく破り再選を決めました。


石川 加賀市長に宮元氏 現職・寺前氏破る

2013-10-07 08:52:41 | Weblog
加賀市長に宮元氏 現職・寺前氏破る 2013年10月07日 北國
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20131007101.htm
 任期満了に伴う加賀市長選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、元石川県議の新人 宮元陸氏(56)=無所属、同市片山津温泉=が2万5107票を獲得し、現職寺前秀一 氏(64)=同、同市山代温泉神明町=に6992票差をつけて初当選した。宮元氏は市 政刷新を訴え、幅広く支持を集めた。宮元氏の任期は30日から4年間となる。
 投票率は74・48%で前回75・59%を下回った。2005年の合併後、3回目の 市長選で、最も低い投票率となった。
 宮元氏は8月20日に立候補を表明した。県議14年の実績とともに行財政改革や広域 連携推進を訴え浸透を図った。自民の党籍証明を受け、国会議員や多数の県議、南加賀の 近隣4市町長の支持も得て、前回に続いて保守分裂となった戦いを制した。
 寺前氏は建設中の統合新病院を核とした救急医療体制の確立を強調したが、及ばなかっ た。
★石川県加賀市 市長選挙結果
当 25107 宮元陸(56)無新
  18115 寺前秀一(64)無現



 石川県加賀市は、2005年10月に旧加賀市と山中町が新設合併して誕生した福井県と県境を接する人口約6.9万人の市で、市長選は09年10月から1期4年現職を務めて再選を目指す寺前秀一氏に元県議会議員で宮元陸氏が挑戦しましたが、
 今月自民県連へ推薦を申請し一度認められながら取り消されるも、出陣式に森喜朗元首相や自民党所属の5人の国会議員や県議12人などが集結しするなど県連挙げての支援を得て「市政刷新を目指し、ゆがんだ市政を正す」と訴えた宮元陸氏が
 1期目の実績を強調すると共に「計画中の新病院を完成させ、医師も確保する」と訴え18115票を獲得した現職の寺前秀一氏を破り初当選を決めました。
 この選挙戦。自民系の議員が両陣営に分かれるなどいわゆる保守分裂選挙になりましたが、まずは宮元陸氏の1期4年目の舵取りに注目でしょうか…。

岡山市長に大森氏初当選 新人4人破る

2013-10-07 08:46:57 | Weblog
岡山市長に大森氏初当選 新人4人破る 2013年10月06日 中国
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201310070054.html
 岡山市長選は6日投開票され、無所属新人で元国土交通省局長大森雅夫氏(59)が、元衆院議員の高井崇志氏(44)や元市議の熊代昭彦氏(73)たち、いずれも無所属新人の4人を破り、初当選した。
 大森氏は自民、民主、公明の3党のほか連合岡山から推薦、日本維新の会岡山県総支部から支持を受けた。豊富な行政経験や国とのパイプを強調。公共交通体系の整備や市街地活性化を訴え、着実に組織を固めた。
 高井氏は5月まで所属していた民主党時代の支持者たちが草の根で選挙戦を支えた。子育て支援や教育の充実を訴え、幅広い層の結集を目指したが、及ばなかった。
 熊代氏は、元市議や元衆院議員の知名度を生かし切れなかった。市民団体代表の氏平長親氏(66)=共産推薦、NPO法人代表理事の西嶋朋生氏(37)はともに伸び悩んだ。
 当日有権者数は、55万6474人。投票率は33・34%で、前回の44・06%を10・72ポイント下回り、過去最低だった。

★岡山市 市長選挙結果
当 76487 大森雅夫 59 無新(自民、民主、公明推薦) 元国交省国土政策局長
  56371 高井崇志 44 無新(元衆院議員)
  32929 熊代昭彦 73 無新(元衆院議員)
  14592 氏平長親 66 無(共産推薦)新 無職、市民団体代表
  2319 西嶋朋生 37 無新(団体職員)





 岡山県岡山市は県南中部に位置する県都のある人口約71.3万人の政令指定都市で、市長選は2005年から2期8年現職を務めた76歳の高谷茂男氏が引退を表明したことに伴い、元国交省局長で自民・民主・公明が推薦する59歳の大森雅夫氏、元衆院議員で44歳の高井崇志氏、元内閣府副大臣で73歳の熊代昭彦氏、NPO代表理事で37歳の西嶋朋生氏、市民団体代表で共産党が推薦する66歳の氏平長親氏による5新人による争いとなりましたが、
 岡山市が政令指定都市になって5年目、一層の飛躍が求められるときです。「住みやすさ」「力強さ」「安全・安心」をキーワードに、4年間で「躍動している岡山」を全国に発信できるよう、まずは「まちづくり」に努めたい。「飛躍おかやま」で掲げている10の挑戦に、いかに取り組むべきか、いかに達成するべきか、ここが大きなポイントになると考えています。この目標に向けて、着実かつ的確に各種施策を推し進め、達成することにより、政令都市・岡山の成熟度を高めて参ります と語った大森雅夫氏が76487票を獲得して

 これまでの政令指定都市は中途半端な制度であったが、ようやく国は大幅な都道府県からの権限委譲を決める方針であり、歓迎したい。岡山駅前のイオンモール出店を契機に、中四国の結節点としての岡山の優位性はますます高まると期待され、「子育て日本一おかやま」の実現によって、若い世代が集積・定住する街にしたいと述べると共に、子ども医療費無料化の中学3年生までの拡大。更に国が現在検討中の、小学校3年生からの英語授業(会話中心)、小中学校生徒全員にパソコン(タブレット)配布を全国に先駆けて実施し、全国の子育て世代が「子育てするなら岡山で」と評価し、移住してくるような都市にすると述べ56371票を獲得した高井崇志氏、

 規制改革で民間の力が発揮できる市を創り、大都会に躍進する政策を確立します。中心市街地の活性化に取り組み、北区を中央区と北区に分割し、区長を選挙(公募)で選び地方自治を徹底します。区ごとに100億円前後の予算編成権を与え、区は課題にきめ細かく取り組み、市長は市全体の大きな課題に鋭意取り組みますと述べると共に、市民税・固定資産税の10%減税。市長退職金4年で3000万円の廃止、116万円の月給を50万円に減額などの公約を掲げて32929票を獲得した熊代昭彦氏、

 医療・福祉・教育が充実した健康・福祉都市。市民のくらしと地域経済を応援して活気ある岡山市。政令市としての自主性を発揮して、憲法を活かし、人権を守り、市民が輝いて生きる岡山市??以上の目標の実現で、「住みよいまち」と市民が自信を持てる岡山市にしますと3つの柱を唱えると共に、子どもの医療費助成を中学校卒業まで拡大し、完全無料化。保育園に入園できない子ども(保留児・待機児)の解消。学童保育の拡充、教員増で30人学級実現、スクールソーシャルワーカーの配置などを提案して14592票を獲得した氏平長親氏、

 「子どもが安心して暮らせるまちづくりの第一歩として、18歳未満の携帯電話使用を条例で禁止する」と述べ2319票を獲得した西嶋朋生氏 を破り 自民・公明・民主が相乗り推薦する大森雅夫氏が新人同士の争いを制して初当選を決めました。

 まあ「18歳未満の携帯電話使用を条例で禁止」と(今の若者世代の気質を知らず)いささか現実味に欠けることを主張していた西嶋朋生氏は論外。共産党系候補も共産党支持者以外の層にまで支持を拡大するのは困難だろうとは思っていましたが、いくら前市長が引退して実力発揮のチャンスとはいえ、元衆議院議員が2人立候補すれば票の食い合いは必至。予想通りその2人が票を食い合い結果自民や公明の組織力が生かせる相乗り候補が大差で初当選を決めましたが、まずは最初の4年間の舵取りに注目でしょうか。