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31日の日経平均 午後下げ幅拡大 341円34銭安い20601円19銭で終了

2019-05-31 16:43:19 | Weblog
 31日の日経平均ですが、30日の米国主要3市場は0.17~0.27%高と小反発ながらNY原油が3.8%安も調整する中、前日終値(20942円53銭)よりも157円32銭安い20785円21銭でスタートした後、10時頃に20672円29銭まで下落も、その後は買い戻しに転じて11時過ぎに20823円10銭まで下げ幅を縮小する場面も見られ、前場は前日比161円77銭安い20780円76銭で終了。
 午後は13時頃からじり安傾向で推移していましたが、トランプ米大統領がメキシコの不法移民対策が不十分だとして、6月10日から同国からの全輸入品に5%の関税を課す異例の経済制裁を発表したことが伝わってきたことや、同理由でリスク回避の円買いが進んで1ドル109円を割り込む円高に進行したのを嫌気したのか、下げ幅を徐々に拡大。終盤に20581円58銭まで下落する場面も見られて、終値ベースでは前日比341円34銭安い20601円19銭で終了しました。

 指数別では、日経平均が1.63%安、トピックスが1.29%安、JPX日経インデックス400が1.3%安。
 東京市場の各指数では全指数マイナスですが、東証REITが1.34%安。
 中国は上海総合が0.24%安。上海・深センCSI300は0.01%安と様子見。



 東証1部の上昇組では、ジャパンディスプレイが11円高の64円で20.75%高。千葉興業銀行が7.44%高、コロプラが6.81%高。
 ジャパンディスプレイは筆頭株主のINCJ(旧産業革新機構)から追加の金融支援を受けると発表したことで当面の資金繰りへの懸念が後退したことが材料視された模様、
 自社株買いを発表した小野薬品工業も3.11%高。
 他、レオパレス21が2円高の302円スタート、10時に287円も12時36分に325円まで上昇して、19円高の319円で6.33%高。

 一方の下落組では、トップカルチャーが9.26%安。
 自動車・同部品セクターで大きく下げる銘柄が目に付き、マツダが7.13%安、ショーワが6%安、小糸製作所が5.97%安、日産自動車が5.31%安、タチエスが5.07%安、いすゞが4.91%安、ホンダが4.26%安、トヨタ自動車は2.85%安。
 他、安川電機は3.08%安、ファーストリテイリングは2.18%安など。

 ジャスダック上場の大塚家具は9円安の246円で終了しています。


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