ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

21日の日経平均 開始直後に339円安も75円58銭安い21507円54銭で終了

2018-11-21 17:09:09 | Weblog
 21日の日経平均ですが、20日の米国株式市場は大幅続落(ダウ2.21%安、ナスダック1.7%安、S&P500種1.82%安)でNY原油に至っては6.59%の大幅調整で終了する中、前日終値(21583円12銭)よりも296円31銭安い21286円81銭でスタート&直後に340円近く安い21243円38銭まで売り込まれてからは21300円前後で様子見も10時20分頃から買い戻しが入り11時過ぎには21480円55銭まで下げ幅を縮小して、前場は前日比135円59銭安い21447円53銭で終了。
 午後は開始直後に21500円超えしたあと軽く利食い売りも、値頃感からの物色なのか13時頃からはじりじりと下げ幅を縮小。終盤には21555円61銭まで下げ幅を縮小して寄り付きにかけてやや調整も、終値ベースでも前日比75円58銭安い21507円54銭で終了しました。

 昨晩の米国市場は、ダウ構成30全銘柄が崩れる総崩れ状態で原油相場も急落していたことから日経平均・トピックス・JPX400の主要3指標は2%程度の下落も正直覚悟していたのですが、上海市場がまあまあ落ち着いていたことや値頃感などもあり、(個人的にはやや意外感さえあったのですが)思いのほか買い戻された形でしょうか。
 指数別では、日経平均が0.35%安、トピックスが0.60%安、JPX日経インデックス400が0.58%安。
 他、東証2部が0.65%安、東証マザーズが0.36%安、東証REITが0.22%安で、日経ジャスダック平均は0.24%安、ジャスダックインデックスは0.12%安と全てマイナス圏ながら大きく下落した指数はなかった形に。

 東証1部の上昇組では、LIFULL(10.12%高)と不動産のランド(1円高の11円)の2銘柄で10%以上の上昇。
 東京エレクトロンが4.85%高、アドバンテストが4.46%高、SUMCOが3.79%高、ディスコが3.68%高となるなど半導体関連が買い戻されたことが指数を下支えした模様。
 ゴーン氏関連では、日産自動車は0.36%高も三菱自動車は1.03%安。

 一方の下落組は、2028年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(約600億円規模)を発行する旨の発表をした高島屋が15.94%安。
 オリンパスが8.69%安、SBIホールディングスが7.86%安となった他、武田薬品工業が3.51%安、電通が3.49%安、博報堂が3.35%安。三越伊勢丹も3.38%安と冴えませんね。
 原油相場の急調整から動向が気がかりだった石油セクターはコスモエネルギーが3.89%安、富士石油が3.24%安、昭和シェル石油が2.34%安、出光興産が2.21%安。鉱業に分類される国際石油開発帝石は3.26%安。

 札幌アンビシャスに上場しているRIZAPグループは10時17分に332円まで上昇して36円高の300円で終了(13.64%高)。決算発表前から半値近くまで下げたことで、下げ止まったのか、単なる一時的な反発でまだ模索を続けるのか…。明日以降どう動くか…ですね。



20日の米国株式は大幅続落 主要3市場は1.7~2.21%安 原油は6.59%安

2018-11-21 08:11:44 | Weblog
 20日の米国株式市場は、22日が米国で感謝祭の祝日で休場となることから元々取引参加者が少なく動きやすくなっている面もあると思いますが、世界経済の減速懸念などから大幅続落。
 NYダウは、一時648ドル安の水準となる24369ドル割れとなり、終値ベースでは前日比551ドル80セント安い24465ドル64セントで終了(2.21%安)。
 ナスダックは、前日比119.65ポイント安い6908.82ポイントで終了(1.70%安)。
 S&P500種は、前日比48.84ポイント安い2641.89ポイントで終了(1.82%安)しました。

 今日はダウ構成30全銘柄で下落となり、アップルが4.78%安、ゴールドマンサックスが3.47%安、ウォルトディズニーが3.08%安、キャタピラ―が2.94%安、エクソンモービルが2.84%安、マイクロソフトとシェブロンが2.78%安。シスコシステムズが2.75%安、ウォルマートが2.71%安、ホームデポが2.62%安など。
 ターゲットが10.5%安、百貨店のコールズも9.2%安と今日は小売りも冴えなかったようですね。

 NY原油は、一時は52.77ドルと1年1カ月ぶりの安値をつけ、終値ベースでも前日比3.77ドル安い1バレル53.43ドルで終了(6.59%安)。
 原油相場は世界景気の持続のために居心地の良い30~50ドル台に近づいていると言えば聞こえはいいですが、つい最近も急調整があった後若干戻すも再びの急調整。
 私達庶民にとっては、これから一番灯油やガソリンが必要になる冬場を前に原油価格が下がってくれるのは大いに助かることですが、原油相場に投資していた方は想定外の展開で大きな損失を被っている可能性もありそうな。

 NY金は、前日比4.1ドル安い1トロイオンス1221.2ドルで終了しています。