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15日の日経平均 42円86銭安い21803円62銭で終了 ライザップ値つかず 同子会社は見切り売り

2018-11-15 17:18:01 | Weblog
関連記事 ライザップ株、終日値がつかず 赤字見通しで売りが殺到 2018年11月15日 朝日夕刊
https://www.asahi.com/articles/ASLCH4FJ1LCHULFA00T.html?iref=comtop_8_01

 15日の日経平均ですが、14日の米国株式市場はアルゴリズム取引の影響か高値と安値との差が激しい不安定な取引となり結局主要3市場は0.76~0.9%安で終了する中、前日終値(21846円48銭)よりも176円13銭安い21670円35銭でスタート&直後に21613円53銭も10時過ぎに21818円73銭まで下げ幅を縮小してからは11時前に21700円を割り込む場面まで売り込まれる場面も見られたものの、その後再び買い戻され、前場は前日比54円61銭安い21791円87銭で終了。
 午後も13時過ぎに21700円を割り込む水準まで売り込まれましたが、その後は買い戻し傾向で推移して、終値ベースでは前日比42円86銭安い21803円62銭で終了しました。

 指数別では、日経平均が0.20%安、トピックスが0.14%安、JPX日経インデックス400が0.21%安。
 東証2部が0.92%高(東芝が3.65%高で指数を嵩上げ)、東証マザーズが0.85%高、東証REITが0.49%高。
 一方、ジャスダックインデックスが0.3%安、日経ジャスダック平均が0.21%安。

 東証1部の上昇組では、アイビーシー(25.17%高)とライドオンエキスプレス(23.36%高)の2銘柄で20%台の上昇。10%台の上昇もオプティム(19.69%高)やアマダ(11.45%高)など8銘柄。
 スルガ銀行は悪材料出尽くし感による上昇(51円高の589円=9.48%高)ですが、法人投資家は手掛けにくいだけに個人投資家主導の取引になりがちで資金の足が早いことは警戒した方がいいような。
 他、リクルートが5.44%高。

 一方の下落組では、キャリアデザインセンターが20.2%安。学研HD(16.21%安)やRIZAPグループのジーンズメイトなど9銘柄で10%以上の下落。 ジャパンディスプレイが9.47%安、ワタミが6.01%安、動物保険のアニコムが5.08%安、TATERUが5.04%安、太陽誘電が4.82%安、新生銀行が4.8%安など。TDKは3.14%安、ソフトバンクグループは2.7%安、ファナックは1.93%安。

 札幌証券取引所アンビシャスに上場しているRIZAPグループは制限値幅の下限(ストップ安)となる前日比80円(約19%)安の345円で売り気配のまま結局値がつかなかった模様。
 子会社で東証1部に上場しているジーンズメイト(全株式の63.99%を保有)は14.55%安。
 同ジャスダックに上場しているCD・ゲーム販売店のワンダーコーポレーション(全株式の75.05%を保有)は21.22%安。
 同ジャスダックに上場しているゲームセンター運営のSDエンターテイメント(全株式の59.35%を保有)は21.38%安。
 同ジャスダックに上場している生活雑貨業のイデアインターナショナル(全株式の71.1%を保有)は16.09%安。
 同ジャスダックに上場している生活雑貨のHAPiNS(全株式の70.38%を保有)は14.55%安。
 同ジャスダックに上場しているフリーペーパー大手のぱど(全株式の71.11%を保有)は20.31%安。
 同東証2部に上場しているMRKホールディングス=体形補整用下着メーカーのマルコ(全株式の63.18%を保有)は26.89%安。
 同東証2部に上場している堀田丸正(全株式の62.27%を保有)は16.04%安。
 同マザーズに上場している夢展望(全株式の78.53%を保有)は19.96%安

 札幌に単独上場している会社の子会社が東証1部に上場………の時点で、何この構図??? と思ってしまうのですが、上場企業をしかもこれだけの株式数を買い占めるやり方も大人気なければ、そのRIZAPグループは瀬戸一族だけで6割以上の株式を所有している実質的な同族経営で、カルビー再建で知られ6月に経営陣入りしたものの10月に最高執行責任者(COO)から外れ「構造改革担当」となった松本晃氏は社外取締役を迎えるべきと主張しているようですが、果たしてこのグループの経営体質を改革していけるのか。
 親会社の方も信用回復という意味で悩ましい問題ですが、仮にグループを解体していく路線になれば、上場子会社は新しい親会社を探す必要に迫られるかもしれません(心情的には前の親会社に再び大株主になって貰うのも難しいでしょう)し、そういう意味でも振り回されることになりそうな嫌な予感しかしませんね。

14日の米国主要3市場は0.76~0.9%安 原油は反発

2018-11-15 07:59:18 | Weblog
 14日の米国株式市場は、ダウは寄り付き後に200ドルあまり高い25501ドル程をつけた後、午後には350ドル安となる24935ドル台をつける不安定な値動きとなり、全体としては規制強化懸念から金融株が売り込まれたようで主要3市場とも下落。
 NYダウは、前日比205ドル99セント安い25080ドル50セントで終了(0.81%安)。
 ナスダックは、前日比64.48ポイント安い7136.39ポイントで終了(0.9%安)。
 S&P500種は、前日比20.60ポイント安い2701.58ポイントで終了(0.76%安)しました。

 ダウデュポンが0.89%高。
 一方、トラベラーズが2.97%安、アップルが2.82%安、JPモルガンチェースが2.06%安、シスコシステムズが1.75%安、ユナイテッドヘルスグループが1.58%安となり、マイクロソフト、ファイザー、ボーイング、ウォルマートが1.4%前後の下落。ゴールドマンサックスも1.25%安。

 NY原油は、前日比0.56ドル高い1バレル56.25ドルとようやく反発して終了。10月上旬に付けた直近の高値(76.90ドル)から前日までに3割近くも調整していたらしいですね。
 NY金は、前日比8.7ドル高い1トロイオンス1210.1ドルで終了しています。