ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

21日の日経平均 195円高い23869円93銭で終了

2018-09-21 19:55:02 | Weblog
 21日の日経平均ですが、米中貿易摩擦懸念が和らいだことを受け20日の米国主要3市場が揃って堅調に推移(ダウ0.95%高、ナスダック0.98%高、S&P500種0.78%高)する中、前日終値(23674円93銭)よりも173円70銭高い23848円63銭でスタート&序盤に23864円04銭まで上昇した後は10時15分頃に瞬間的に23764円05銭も、概ね23800円台前半をキープして前場は前日比118円42銭高い23793円35銭で終了。
 午後は22900円前後で13時40分頃まで様子見の後14時20分頃に23971円41銭まで上昇しましたが、終盤は利益確定の売りに押される形となり、終値ベースでは前日比195円高い23869円93銭で終了しました。

 指数別では、日経平均が0.82%高、トピックスが0.92%高、JPX日経インデックス400が0.88%高。
 他、東証REITは0.23%安も東証マザーズが1.4%高、日経ジャスダック平均が0.75%高、ジャスダックインデックスが0.66%高、東証2部が0.5%高と東京市場の指数は引き続き堅調。
 日経平均は1日は様子見を挟んだものの6営業日で1265円の上昇ですね…(吃驚

 東証1部の上昇組ではTATERU(19.8%高)とスルガ銀行(19.23%高)の両不祥事銘柄が(悪材料出尽くし感もあり)ともにストップ高で、トナミ運輸を傘下にもつトナミHD(11.23%高)など10%台の上昇は10銘柄。
 スルガ銀行は創業家が株式を売却するというニュースが日経朝刊で報道(大株主10社のうち、2位株主で5.48%相当を保有するエス・ジー・インベストメント、3位株主で4.74%相当を保有するスルガ総合保険、2.91%相当を保有するエス・ジー・アセット、2.33%相当を保有する一般財団法人スルガ奨学財団が岡野家のファミリー企業4社とされていて持ち株比率は合計15.46%)されていて、経済ニュースでは創業家が離れることへの不安を懸念していました(単純に市場に流れてしまうと株価下落要因ですが、つくば銀行のように整理回収機構が45.67%と半数近くの株式を保有するケースもあり大口売却先が素直に見つかればむしろ好材料かと…)が、旧相銀の第二地方銀行ならまだしも、スルガ銀行は沼津市の指定金融機関を務めているだけに、もし公的資金を投入したり足利銀行の時のように地元自治体向けに普通株増資を求めるならば、むしろ創業家に保有株を手放して貰わないと救済話そのものが進められないのではないかと思いますし、そういう意味ではむしろ朗報扱いでいいのではないかと。
 他、JXTGが8.14%高、クスリのアオキが7.58%高、上新電機が6.31%高、西日本フィナンシャルHDが6.09%高。地銀ではじもと、筑波、四国も5%を超える上昇ですね。三菱UFJは1.12%高。

 一方の下落組では、東洋エンジニアリング(12.49%安)とスターマイカ(10.45%安)の2銘柄で10%以上の下落。LIXILが4.14%安、TOTOが3.72%安、花王が3.64%安、コーセーが3.16%安。

 ジャスダック上場の大塚家具は4円高の275円で終了しています。

20日の米国市場 ダウ0.95%高、ナスダック0.98%高、S&P500種0.78%高

2018-09-21 08:16:58 | Weblog
 20日の米国株式市場は、米中貿易摩擦懸念が和らいだことを受けて、ダウとナスダックが1%近く上昇するなど、主要3市場とも堅調に推移。
 NYダウは、前日比251ドル22セント高い26656ドル98セントで終了(0.95%高)。
 ナスダックは、前日比78.19ポイント高い8028.23ポイントで終了(0.98%高)。
 S&P500種は、前日比22.80ポイント高い2930.75ポイントで終了(0.78%高)しました。
 インテルとウォルグリーンが2.2%強、キャタピラ―が2.1%強、ダウデュポンが1.9%弱、マイクロソフトとウォルトディズニー、P&Gも1%半を超える上昇となりコカ・コーラも1%半弱の上昇、IBMが1.4%高など。
 一方、ホームデポが0.28%安、シェブロンは0.08%の小幅安。

 NY原油は、前日比0.32ドル安い1バレル70.80ドルで終了。
 NY金は、前日比3.0ドル高い1トロイオンス1211.3ドルで終了しています。