ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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18日の日経平均 325円87銭高い23420円54銭で終了

2018-09-18 17:16:59 | Weblog
 3連休明け18日の日経平均ですが、週末14日は様子見も17日の米国株式市場はトランプ氏が中国に対する新たな制裁関税を課すことを米国市場終了後に発表することを表明(*)していたことで、アップル(2.66%安)、ネットフリックス(3.9%安)、アマゾン・ドット・コム(3.16%安)の下落が響く形でナスダック主導で下落(ナスダックが1.43%安 ダウ0.35%安、S&P500種0.56%安)する中、先週末終値(23094円67銭)よりも52円48銭安い23042円19銭でスタート&直後に23039円26銭とマイナス圏スタートも、その後は悪材料出尽くし感もあったのかじりじりと上昇し続けて23352円50銭まで上昇する場面が見られ、前場は前日比248円18銭高い23342円85銭で終了。
 午後は4度ほど23480円近くまで上昇(高値は23481円53銭)する場面が見られて14時40分頃から緩やかな利食い売りも、終値ベースでも先週末比325円87銭高い23420円54銭で終了しました。

*米国市場終了後に発表(日本時間で朝の7時半過ぎ位だったと思います)が、中国の知的財産権侵害に対する制裁関税の第3弾として、24日に年間輸入額2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品を対象に追加関税措置を実施する方針を表明。当初は税率10%で発動するものの、中国が年末までに政策変更に応じない場合、25%に引き上げる旨を表明しています。

 23000円の心理的大台を超えたばかりですし、トランプ大統領の米国市場終了後の追加制裁発表が影響するかな…ともある意味注目していたのですが、中国市場が堅調に推移(上海総合は1.8%程、上海・深センCSIは2%程の上昇)。
 一時1ドル111円65銭近辺まで上昇した円ドル相場もお昼には112円近辺まで戻したことも安心材料になったのか、東京市場も思いのほか堅調に推移しましたね。

 指数別では、日経平均が1.41%高、トピックスが1.81%高、JPX日経インデックス400が1.83%高。
 他、東証2部が0.84%高、東証マザーズが0.79%高となるなど大型株中心の上昇だったものの他の東京市場の各指数もプラス圏で終了。

 東証1部の上昇組では、TATERU(22.04%高)とジャストシステム(20.44%高)の2銘柄で20%台かつストップ高に。フリービット(12.09%高)など4銘柄で10%以上の上昇。
 融資資料改ざんで株価が5分の1になっていたTATERUは14日付けで再発防止策を公表していてそれが材料視された模様。
 JFEが5.13%高、保険のT&Dが4.83%高、日揮が4.74%高、ポーラオルビスが4.7%高、花王が3.8%高、ユニーファミマが3.31%高となり、スルガ銀行も24円高の527円で4.77%高。

 一方の下落組ではキャラ開発マーケティングのディー・エル・イーが19.23%安。他、カタログ通販のスクロールが9.12%安、イオンファンタジーが7.07%安など。ソフトバンクグループは2.15%安。

 ジャスダック上場の大塚家具は3円高の275円で終了(1.1%高)しています。

17日の米国市場 ナスダックが1.43%安 ダウ0.35%安、S&P500種0.56%安

2018-09-18 06:27:31 | Weblog
 敬老の日の祝日で東京市場は休場だった週明け17日の米国株式市場は、トランプ米政権が中国製品への新たな追加関税を発表することへの警戒感から、主要3市場とも下落して終了。
 NYダウは、先週末比92ドル55セント安い26062ドル12セントで終了(0.35%安)。
 ナスダックは、先週末比114.25ポイント安い7895.79ポイントで終了(1.43%安)。
 S&P500種は、先週末比16.18ポイント安い2888.80ポイントで終了(0.56%安)しました。

 キャタピラ―が0.9%程、3MとP&Gが0.8%弱の上昇。
 一方、アップルが2.66%安、マクドナルドが1.68%安となりビザやマイクロソフト、ボーイングも1%超の下落。
 他、ネットフリックスが3.9%安、アマゾン・ドット・コムが3.16%安と大きく下げ、グーグルを傘下にもつアルファベットは1.19%安、フェイスブックは1.07%安とFAANGも冴えない展開。

 NY原油は、先週末比0.08ドル安い1バレル68.91ドルで終了。
 NY金は、先週末比4.7ドル高い1トロイオンス1205.8ドルで終了しています。