6日の日経平均 92円89銭安い22487円94銭で終了

　6日の日経平均ですが、ダウは小反発もナスダックが1%強下げるなど米国市場が軟調に推移する中、前日終値（22580円83銭）よりも121円86銭安い22458円97銭でスタート&直後に22416円63銭まで下落した後は、9時20分頃に22515円近辺も10時10分頃に安値近辺まで調整した後買い戻しが入る方向感のない展開（高値は22535円34銭）で、前場は前日比52円37銭安い22528円46銭で終了。
　午後は13時20分頃からやや軟調に推移して、14時過ぎに22470円近辺まで調整、終値ベースでも前日比92円89銭安い22487円94銭で終了しました。

　指数別では、日経平均が0.41％安、トピックスが0.74％安、JPX日経インデックス400が0.74％安。
　他、東証REITは0.24％の逆行高も、東証マザーズが2.36％安、ジャスダックインデックスが1.33％安、日経ジャスダック平均が0.78％安、東証2部が0.37％安。
　米国株がハイテク株主導で下げたことに加えて米中貿易摩擦懸念でアジア株も軟調。早朝の北海道の地震の企業業績に与える影響が読めないこともあり、積極的に物色する理由もありませんでしたね。

　東証1部の上昇組では宝ホールディングス（16.14％高）と学研ＨＤ（10.16％高）の2銘柄で10％以上の上昇となった他、元気寿司が9.96％高。
　一方の下落組では、3営業日連続ストップ安で値幅制限を外されたＴＡＴＥＲＵが11時05分に467円まで下落して、223円安の533円で29.5％安。
　市光工業が11.17％安、寿スピリッツが10.47％安と3銘柄で10％以上の下落。
　北海道電力が6.43％安、北海道ガスは1.34％安、北洋銀行は2.7％安、サッポロホールディングスは1.4％安。
　スルガ銀行が35円安の568円で5.8％安、ジャパンディスプレイが5％安。
　4.48％安となったキリン堂を筆頭にドラッグストアも軒並み下落。アドバンテストの2.77％安も目に付いたでしょうか。
　保険金支払いへの思惑から保険株が売られて、ＳＯＭＰＯが2.97％安、MS＆ADが2.51％安、東京海上が2.02％安となり、動物保険のアニコムも2.75％安。

　ジャスダックに上場している大塚家具は11時20分に310円と10年来安値を更新して9円安の312円で終了（2.8％安）しています。


　北海道は一番被害が大きかったと思われる北海道厚真町で震度７に修正。地域の中核病院は非常電源に切り替え、外来患者の一部受入れ制限をしている（病院によって異なります）ようですが、少しでも早く電力やガスなど生活インフラが復旧することを願ってやみません。

北海道で震度６強 土砂崩れで多数不明 大規模停電

北海道で震度６強　 土砂崩れで多数不明　大規模停電　2018年09月06日　
記事リンク先　共同　https://this.kiji.is/410207598334051425?c=39546741839462401

　大型台風21号がようやく通り過ぎて関西を中心に被害を出したと思ったら、今度は北海道で震度６強の大きな地震。
　発生時間帯は午前３時８分ごろと、完全に寝静まっている時間帯で、時間帯が時間帯だけに被害の全貌がまだわかっておらず心配ですね。
　NHKなど一部報道では震度６強以上だった可能性も指摘されているそうで、道内の方は今後予想される余震にも十分気を付けて欲しいと思います。

5日の米国市場 ダウは0.09％高もナスダック1.19％安、S&P500種0.28%安

　5日の米国株式市場は、米国とカナダの貿易交渉を横目にダウは反発もナスダックとS&P500種が続落。
　NYダウは、前日比22ドル51セント高い25974ドル99セントで終了（0.09％高）。
　ナスダックは、前日比96.07ポイント安い7995.17ポイントと8000ポイントの心理的大台を割り込んで終了（1.19％安）。
　S&P500種は、前日比8.12ポイント安い2888.60ポイントで終了（0.28％安）しました。

　キャタピラ―、ジョンソン＆ジョンソン、３Mの3銘柄で1％半を超える上昇。
　コカ・コーラ、エクソンモービル、ウォルマートも1.3％台の上昇。
　ベライゾン、ファイザーも1％を超える上昇で、メルクが1％近い上昇。
　一方、ビザが3％半近い下落、マイクロソフトが2.88％安、アメックスが1.24％安で、シスコが1％弱の下落。
　ツイッターが6.1％安。フェイスブックが2.3％安と下落が目立ちました。

　NY原油は、前日比1.15ドル安い１バレル68.72ドルで終了。
　NY金は前日比2.2ドル高い１トロイオンス1201.3ドルで終了しています。