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米アップルが廉価版「iPhone5C」発表、99ドルから

2013-09-11 08:43:23 | Weblog
米アップルが廉価版「iPhone5C」発表、99ドルから 2013年09月11日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTJE98902B20130910
 米アップルは10日、スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の廉価版「5C」を発表した。
 劣勢を強いられているインドや中国など新興国向けに低価格スマホを投入し、韓国サムスン電子や中国の華為技術(ファーウェイ)に対抗する。
 緑や青など5色を提供、価格は通信会社と契約した場合で99ドルからとなっている。
 同社はまた、従来機の新型版「iPhone 5S」も発表した。
 ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、アイフォーンやタブレット型パソコン「iPad(アイパッド)」など、基本ソフト(OS)iOS搭載機の出荷台数が来月中にも7億台になるとの見方を示した。

低価格iPhone「5C」など20日発売 ドコモも参入 アップル、後継機「5S」も発表 2013年9月11日 日経
 米アップルは10日、スマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の新型2モデルを今月20日に日米などで発売すると発表した。現行「iPhone5」の後継機で上位機種の「5S」と、カラフルな本体が特徴で割安な「5C」を用意。日本の携帯電話最大手であるNTTドコモが新規に参入し、利用者数を一気に増やしてスマホ最大手の韓国サムスン電子に対抗する。
 カリフォルニア州クパティーノ市のアップル本社で開いた発表会には、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が登壇し、本体の色やデザイン、価格の選択肢を広げた新型iPhoneを紹介した。
 新型iPhoneは本体サイズは現行「5」とほぼ同じで、画面も同じ4型。最新の基本ソフト「iOS7」を搭載し、人工知能を用いた音声ガイド機能「シリ」などを改良した。指紋を使った個人認証機能も搭載した。
 本体価格は2年契約を前提に上位機種の「iPhone5S」が記憶容量16ギガ(ギガは10億)バイトのモデルが199ドル(約19900円)。本体はシルバー、ゴールド、スペースグレーの3色。割安な「5C」は16ギガバイトのものが99ドル(約9900円)で、白、ピンク、黄、青、緑の5色をそろえた。
 日本国内ではソフトバンクモバイル、KDDIに加え、NTTドコモも取り扱いを始め、携帯事業者の大手3社すべてでiPhoneを販売することになる。日本での料金体系は各社が近く発表する。
 iPhoneはアップルの売上高の50%超を占める主力製品。昨年9月に発売したiPhone5は、搭載した基本ソフト「iOS6」の地図機能の表示ミスなどでつまずき、iPhoneの販売見通しやアップルの成長持続について疑問視する声が浮上した。
 アップルの株価はiPhone5の発売日である昨年9月21日に705.07ドルをつけたのをピークに下落。現在は500ドル前後の水準で取引されている。
 アップルが新型iPhone投入で、急成長を続けるサムスンに待ったをかけられるか。年末商戦に向けてスマホ市場の競争が激しくなる。




 新型アイフォーン いよいよ(20日に)発売ですね。しかも日本ではこれまで取り扱っていなかったNTTドコモも参入するだけに、ビジネスマンも含めて関心度が高まること必至です。
 それはそうと廉価版「5C」は2年縛りありで99ドルですか…。
 多分日本でもシェアを奪うことを前提に導入される可能性が高いと思いますが、さて大手3社はパケ放題込みで月いくらで提供してくれるのでしょうか…。
 フィーチャーフォン(ガラケー)利用者がスマホに移行しない大きな理由に、セキュリティソフトを別途購入しなければならないことに加えて、最大の障壁としてパケット料金が異様に高いことがあると思いますし、容量制限ありタイプはどの程度使えば利用制限にひっかかってしまうのかが感覚的にわからない。
 車で移動することが中心な地方都市などでは、普通にネットにアクセスするときは固定回線を利用して、使うのは地図検索とニュースを読む時と休憩時間だけという方も珍しくないでしょうし、仮に大手3社が「5C」を導入してきても『従来の販売価格を安く抑えてその分2年縛りで元を取る方式』を崩すとはまず思えないのですが、アイフォーンにシェアを食われたアンドロイド端末を提供する会社が大胆なメニューを
導入してくる可能性もありうるだけに、アイフォーンだけでなく携帯電話業界全体に注目が集まることになりそうな気がします。