石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

父から孫へのメッセージ

2009-08-13 22:53:49 | 雑記
今朝、帰省客で大混雑の羽田空港を飛び立って、故郷の松江に帰ってきました。今までは、夏の帰省時も一番混むお盆の時期を避けて帰省していたので、あれだけ混雑した羽田空港というのは初めての経験でした。チェックインはウェッブで済ませていたので良かったのですが、チェックイン手荷物を預けるのに長蛇の列、さらには保安検査場で長蛇の列。余裕を持って到着したつもりが、ゲートに着いたらすでに搭乗が始まっていました。

これだけ混雑してたら出発も遅れるだろう、と思っていたら案の定、20分以上待たされてようやく出発。さらに、着陸時に出雲空港の天候が悪くて、着陸のやり直しと上空待機でさらに遅れが。結局、予定より1時間近く遅れての到着となりました。

家族は一足先に松江に帰っていたので、両親はすでに孫たちと久しぶりの時間を過ごしていました。私の兄弟は(兄と妹がいます)は、いずれも未だに独身(誰かいい人探してくれないですかね)なので、両親にとっての孫はうちの子どもたちだけ。にもかかわらず、私たちは長い間海外で生活していましたので、会えるのは帰省した時だけだったのです。まあ、今もその状況は変わらないわけですが、少なくとも同じ日本にいますから、より気軽に会えるようになったということで、両親は嬉しく思ってくれているようですね。

ところで、今日はとても良い事がありました。父(おじいさん)が息子(孫)を誘って、「昭和と戦争~語り継ぐ7000日」という戦争の記録DVDを一緒に観て、戦争の体験を語ってくれたのです。最初は露骨に嫌がっていた息子でしたが、これは絶好の機会だ!と思った私が強引に席に着かせて一緒に見はじめると、段々と興味が沸いてきた(諦めた?)ようでした。特に、自分が訪問したことのあるサイパンでの映像や、つい最近まで暮らしていたフィリピンの映像などが出てくると、「あっ、ここ行った!」「えっ、こんなことあったの?」とか言いながら、画面を見つめていました。

場面場面で、父が解説を加えてくれたのが良かったですね。戦時中の体験を、実際に体験した父から孫に話をしてもらうというのは、私がずっと望んでいたことだったのです。息子がどこまで自分の中で消化してくれるか分かりませんが、父の「戦争は二度と繰り返しちゃダメなんだぞ!」というメッセージ、かつて私がそうだったように、息子もきっと心の中に刻み込んでくれるでしょう。