遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

浅草見つけ

2007年05月19日 | 日記
18日。 今日は休みなので、午前中は洗濯だ。 乾いたところで、洗濯物取り込み、出かける。

来月実施、「大江戸再発見」講座の下見へ。 スタート地点は、柳橋の“亀清楼”。 その昔、“万八楼”があった場所だ。 鳥越神社、蔵前神社、かや寺などを下見して、隅田川テラスを歩いて、浅草橋へ戻る。

“浅草見附跡”を見るべく、横断歩道を渡る。 と、向こうから歩いて来たのは、作家の井上ひさし氏だ。 本日一番の発見! 浅草見附は、どうでも良くなる。

私に、言葉や日本語に興味を抱かせてくれ大恩人。 タバコを吸いながらやって来た大作家に、声をかけることあたわず。 その背中に、心の中でお礼を述べるにとどめる。

実家に置いてきた蔵書、氏の作品が一番多いことは間違いありません。

中学時代、『吉里吉里人』にハマる。 高1の時、ハードカバーの大作『四千万歩の男』を買うため、昼メシ代をケチったもんです。 その10年後、まさか測量の仕事をするとは思いませんでした。

新潮だと思うんですが、井上ひさしや阿刀田高らが新作落語を書いた、『お笑いを一席』という文庫本がありました。 活字で落語に触れたのは、これが初めてかも。 とにかく、10代は井上ひさし作品を読み漁りました。

はからずも、過去の自分を再発見する一日になりました。




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4 コメント

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Unknown (トシ)
2007-05-19 22:40:12
うちの近所においでになってたのですね。
柳橋近辺のことで、ご不明なことありましたら、どうぞ仰ってください。
わかるかどうかは保障の限りではありませんが・・・。
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トシさま (遊一)
2007-05-20 11:20:58
ご無沙汰してます。

柳橋界隈を歩きながら、「トシさんちは、この辺なんだぁ」なんて思ってました。 風情のあるトコに、お住まいで…。

何かあったら、うかがいますね!
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オベントオベント (糊ヤのババー)
2007-05-20 16:39:06
こまつ座の事務所がありますもんね。
こまつ座はゲネプロで出してくれるお弁当がとてもおいしかった記憶があります。
よいメシ喰わしときゃー、ちゃんと働くと思っているのかもしれませんね。
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糊ヤのババー様 (遊一 )
2007-05-21 00:36:58
コメント、ありがとうございます! こまつ座があるなら、いらっしゃるハズですね。

噺家の場合、楽屋に弁当の有る無しで、ノリが変わりますね。 高座は変わりませんが、楽屋の雰囲気が違います。 特に豪華な食事の時など…。
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