遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

奄美ゆき

2008年01月04日 | 寄席
1日。 師匠宅にて新年のご挨拶、そして乾杯。 朝から日本酒だ、しかも諏訪の酒“真澄”。 午前中からなので、かなり酔います。

正月初席、一昨年まで小三治師匠がトリを務める鈴本の三部に配属されてましたが、去年から圓歌師匠の一部に配置換え。 黒紋付に袴をつけ、圓歌師匠が上がる前に、なんとか間に合いご挨拶。 浅草演芸ホールに行こうと鈴本を出ると、目の前でお世話になってる方にパッタリと。 浅草から上野に戻り、一旦帰宅、改めて古巣の鈴本・三部に戻り、大師匠にご挨拶。 

大師匠、暮れの句会のことを覚えていて下さり、開口一番「“芝の浜へも届きけり”も悪くないが“…まで流れけり”でもいいな」とのお言葉を。

  除夜の鐘 芝の浜まで 流れけり

楽屋にて、某師匠に「黒紋付、新品!?」と聞かれる。 そんな訳ありませんが、別の師匠にも「紋が白いな~」とも言われました。 黒紋付を殆ど着ないからでしょうか。 

終演後、小三治師匠のご一門の一杯に、交ぜて頂く。 寒い&荷物を置く所が無いので、角袖を着たまま飲んでいました。 と、「なんで脱がないんですか?? …あっ、黒紋付を汚したくないんだ!」。 別に、そんなつもりじゃないんですが。


2日。 午後から、新年のご挨拶へ。 昼夜で二軒のお宅へお邪魔する。 移動で約1時間のインターバルがあったので、なんとか保ちました。 そんな、酔っ払うこと確実な日は、色紋付(洗濯可能)で出動です。

でも袴はつけますよ、寒いから。 袴無しだと、夕方以降、足元から冷えます。 女性はエラい、そんな気持ちになったりします


3日。 午後、実家へ新年のご挨拶。 近所の玉敷神社へ初詣。 江戸期には大変流行った明神様で、当時は大変な人出でしたが…。 宮司をしている河野さんちの屋敷が無くなり、公園になっていて驚く。 國學院大学の学長を務めた河野省三邸、跡地には河野博士の功績を記した札が立ってました。 博士が國學院で教鞭をとってた頃、同僚には金田一京助やら折口信夫がいたそうで。 一旦、職を辞した河野博士を呼び戻したのは、なんと柳田國男。 “やなぎだ くにお”と、フリガナがふってありました。

学生時代、ゼミの教授だった大島建彦先生は、「柳田先生の“田”は、“だ”じゃなくて“た”です」と言ってましたね。 濁らないんだそうですよ。 ふと、そんなことを思い出しました。

わが母校・東洋大学は、箱根駅伝でかろうじてシード権を獲得しました。 日大に抜かれて、「ああ~っ」と思ってたら、東海大の選手にアクシデント。 申し訳ありませんが、一瞬ガッツポーズしちゃいました。 


※これから、奄美大島へ飛びます。 

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2 コメント

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おめでとうございます (azuki)
2008-01-07 10:38:27
おめでとうございます。

いつも楽しく興味深く拝見してます。
今年も遊一さんにとって良い年で
ありますように
応援しています。
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azukiさま (遊一)
2008-01-14 23:55:41
明けまして、おめでとうございます。

コメント、ありがとうございます。 良い年にできるよう、頑張ります! これからも、宜しくお願い致します。
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