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日経平均、2020年11月頃には2万7000~8000円も想定されうる

2019年12月29日 | 捕らぬ狸の経済


 12月27日
 日経平均 2万3837.72円(-87.20円)
 TOPIX 1733.18(+1.98)
 出来高 8億2578万株
 長期金利(新発10年国債) -0.010%(+0.010)
 1ドル=109.50円(0.05円高)


 12月23日  2万3821円  9億5578万株 1兆4998億円
 12月24日  2万3830円  8億6585万株 1兆2861億円
 12月25日  2万3782円  7億7659万株 1兆0992億円
 12月26日  2万3924円  8億2186万株 1兆3571億円
 12月27日  2万3837円  8億2578万株 1兆4332億円

■株探ニュース 2019.12.28
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今週の【早わかり株式市況】小反発、超閑散で方向感に乏しい展開

今週の相場ポイント
1.日経平均は反発、ただ低調商いのなかで上昇は20円あまりと小幅にとどまる
2.クリスマス休暇に伴い海外投資家の参戦がほとんどなく、閑散相場が続く展開
3.25日は売買代金が1兆円強と記録的な閑散商状となり約7年ぶりの低水準に
4.週を通じ買い手控えムードは強かったが、26日は先物主導で140円強上昇
5.週末は個人の利食いの動きが顕在化、12月の配当落ちに伴う下げ圧力も働く


週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比21円(0.09%)高の2万3837円と小幅ながら上昇、2週ぶりに水準を切り上げた。

海外投資家のクリスマス休暇に伴い全般は低調商いが極まった。
模様眺めムードが強く、特に25日は記録的な薄商いとなった。
ボラティリティも低まったが、日経平均は26日に先物主導で比較的大きく切り返し、週間ベースでもプラス圏で着地した。

23日(月)はわずかながら反発してのスタート。
前週末に米株市場で主要株価が総じて堅調だったことを受けて買いが入ったが上値の重さは拭えなかった。
25日(水)は更に売買代金は減少し1兆円強と、2012年12月以来実に約7年ぶりの低水準となった。
ただ買いが見送られた一方、売り圧力も限定的であり下げ幅は41円強にとどまった。年内受け渡し最終日となった26日(木)は引き続き市場参加者は少なく実需の買いは限定的だったが日経平均は先物主導で浮揚力が働き、140円あまりの上昇をみせた。
27日(金)は前日の米株高を受けやや買い先行で始まったものの、その後は軟化。
相変わらず手掛かり材料に乏しく広範囲に個人投資家の利食いの動きが目立つ展開となった。
12月末の配当落ち分による下げ圧力も反映され、結局日経平均はこの日の安値で着地している。


来週のポイント
大納会1日だけの取引となる来週も方向感に乏しい展開が続きそうだ。

日々の動き(12月23日~12月27日)

12月23日(月) 4日ぶり小反発、米株最高値で買い優勢も上値は重い
          日経平均 23821.11(+4.48)  売買高9億5578万株 売買代金 1兆4998億円

12月24日(火) 小幅続伸、超閑散商状で模様眺めムードが強い
          日経平均 23830.58(+9.47)  売買高8億6585万株 売買代金1兆2861億円

12月25日(水) 3日ぶり反落、薄商いのなか利益確定売りが優勢
          日経平均 23782.87(-47.71)  売買高7億7659万株 売買代金1兆0992億円

12月26日(木) 反発、市場参加者は限定も主力株を中心に買い優勢
          日経平均 23924.92(+142.05)  売買高8億2186万株 売買代金1兆3571億円

12月27日(金) 反落、実質新年相場入りも利益確定売りが優勢
          日経平均 23837.72(-87.20)  売買高8億2578万株 売買代金1兆4332億円


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(1)5G
2(4) 半導体  始まった“半導体”大相場、マッハ上昇トレンドに乗る「驚速7銘柄」
3(5) 半導体製造装置
4(3) 全固体電池
5(2) 国土強靱化
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2019.12.28
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株式週間展望=新年相場は好発進へ/値動き出やすく急騰も視野、海外勢の新規買いに期待

日経平均株価が2万4000円絡みの高水準をキープしたまま、2019年のゴールを駆け抜けようとしている。
良好な需給環境に支えられた日本株は、20年についても強気の見方が多く、なおも先高観を醸す。
大納会(12月30日)から年明け初週(20年1月6~10日)にかけては大きな値幅が生まれる可能性がある。

今週(23~27日)の日経平均は極端な薄商いの中、2万4000円手前で押し戻された。
海外勢が去り開店休業状態となった格好だが、IPO(新規上場銘柄)やテーマ性のある小型株の動きは強い。
こうした番外編の餅(もち)つきがマーケットを彩ることで、活況のうちに19年相場が実質的に幕を閉じた。

一方、20年は初っぱなから気の抜けない日程が控える。
1月6日には米議会の下院でトランプ大統領の弾劾裁判が始まり、7日にはEU(欧州連合)離脱協定法案を審議する英議会が再開(9日が採決)。
さらには、11日に台湾の総統選挙も予定されている。
経済指標も3日に米12月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数が発表され、7日の同非製造業景況指数、10日の米雇用統計が続く。


こうした中で、20年の日本株の出足は激しくなりそうだ。
このところの傾向をみても、大発会は16~19年と4年連続で前営業日比400円を超す値動きを示している。
そこで問題は、上下どちらにフレるかという点だ。


前述のように海外の政局は無視できない。
ただ、現状はそれらの要素に過剰反応を示すようなベアマーケットではない。
日本が正月休みの間に出る米12月ISM製造業景況指数が著しく悪化するなどして、米国株が気まぐれに急落すれば話は別だが、日本株は外国人投資家の新規買いを交えた好発進が予想される。

日経平均は12月17日の2万4091円をピークに一服し、1週間以上足踏みを続けている。
「閑散に売りなし」の間に蓄えたエネルギーが年明けに爆発することで、早々に2万5000円を視野にとらえる過熱相場となるかもしれない。

20年1月10日までの想定レンジは2万3600~2万4800円とする。 (市場動向取材班)

   提供:モーニングスター社



「2012年12月以来実に約7年ぶりと記録的な薄商い」の日本株、年明けには外国人投資家も戻ってきて、日経平均2万5000円を目指す展開となるのか。

    2012年10月    8534円
    2014年10月 1万4532円
    2016年 6月 1万4952円
    2019年12月 2万4066円

日経平均は、このように高値を記録してきました。
テクニカル的には、2020年11月2万7000~8000円も想定されるとのことです。
上昇傾向はいい。 夢ひろがり心豊かになれるから。 


コメント
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